不動産証券化マスター勉強受験記録(2024)

今年受験し、結果は70点台後半で無事コース1に合格しました。

受験者が少ない資格でもあり、受験費用が高額にもかかわらず参考にできる情報も少ないです。
効率の良い勉強法が実際に経験してみないとわからないと感じたことから、少しでも今後の受検者の参考になればうれしいです!
<※別記事で各科目の対策等についても記載するつもりです。>

【2024年試験について】
公式サイトにも記載があるように、今年から大きく傾向が変わりました。昨年までは過去問をとりあえず理解していれば合格点は狙えたような印象でしたが、今年からは本質的な理解と業務経験がないと厳しい点が増えたように感じました。
20%程度の合格率のようですが、受験者全体のレベルが高いので、
宅建と同レベルと考えると痛い目を見ると思います。

【試験勉強の振り返り】
AM業務経験者ということもあり周囲と比べると比較的短い勉強時間だと思います。50~100時間程度です。
個人的な感想の記載ですが、それぞれの効率的な勉強につなげる参考にはなるかと思います。(AM業務未経験だと勉強時間も対策方法も変わると思います。) また得意分野・苦手分野にも依存するとは思いますので、人によって適宜対応にアレンジが必要な試験との印象です。

<感想>

・教科書を1から読むメリットはあまりない
・講義はピックアップして倍速で視聴してみたが、個人的にはほぼ効果なし
・101(企業と不動産)のみは新科目だったこともあり、講義→講義資料スライドにメモ→教科書確認、が効果的であった
・理解ができそうな単元や業務経験からとっつきやすい単元はさっと講義資料スライドを確認→過去問→解説・講義資料で復習
・理解が難しい単元(特に104の法務)は、まずは答えをみながら過去問を確認してみてもよいか
・数学に極端に苦手意識がある場合は105のファイナンスははやめに取り組んだ方がよい→過去問の繰り返し出題から今後傾向変わりそうな印象のため、理解が求められそう

おすすめの勉強手順


宅建は取得済、一定の不動産管理経験があればの前提です。金融経験の方や経済学部の方は方針変わるかなと思います。
さらに2025受験者は傾向変更の過去問が2024のみなので、人によってやり方の好みは分かれそうです。

①まずは直近1年分の過去問を解いてみる、
傾向をつかむことが最優先。正答率はまったく気にしない。
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【おすすめ手順】
1年分を時間はかってというよりは、単元別に対策していくイメージで良いと思いました。

1. 103不動産投資の基礎、をスライドみて過去問→スライド復習
∵とっつきやすく出題ボリューム大きいため
2. 102不動産証券化の概要、も同じくスライドみて過去問→スライド復習
∵とっつきやすいため
3. 105不動産ファイナンスの基礎、は好みの方法でスライド+α(教科書or講義視聴or別参考書)で軽く勉強し、過去問→復習
4. 104法務会計税務、は答えを見ながら解いてみる
5. 106倫理、過去問を解いてみて復習
※3問出題ですが、足切りがあるとの噂のため注意
6. 101企業と不動産、講義含め後回しでよいかと
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②直近1年分の理解度が60%くらいになったら、2年目の過去問1周目
(まだ104は答え見ながらでもよいのでは、と個人的には思います。)

③2年分の過去問1周を通じ、自身の得意苦手の把握、勉強方針の策定

④解いた2年分の2週目+各科目対策を並行して実施

⑤2年分の理解度が80%くらいになったと感じたら、3年目の過去問は時間をはかって実施(本番の時間間隔をつかむ)

⑥最終的には過去問3年分90%の理解を目標。誤った選択肢もすべて理由を理解するレベル。これくらいで合格基準点前後の印象。

各科目の具体的な勉強法等は順次投稿予定です!
2025年以降受験者の対策に少しでも役立てればとおもいます!




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