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2021.2.14 生けるローカル漢方、愛する地域に寄り添う

本日、待ちに待った新型コロナウイルスのワクチンが承認されました。
やっとやっとやっと届いた希望です。
1年間、いろいろなことがありました。くう。
ワクチンが浸透するにはまだ時間がかかるかと思いますが、この状況がいち早く解決され、平穏な日々が戻ることを願っています。

今日は、そんなワクチンなどの西洋医学と、葛根湯などの漢方医学の比較から、自身のローカルでの役割の話をしたいと思います。
どうぞゆっくりと楽な姿勢でお読みください。

西洋スタイル and 漢方スタイル

なんか具合悪いなって時はみんなどうしますか。

病院行ったり、薬を飲んだり、体をあっためたり、汗をかいたり、ポカリを飲んだりすると思います。
いろいろな治し方があるし、複数同時にためす人も多いのではないでしょうか。私はゼナで葛根湯飲むタイプ。

今回は、治し方をすごく大雑把に西洋医学と漢方医学に分けちゃいます。(よ!力技!潔い!)

【西洋医学】
起きている症状に対して、局所的に化学の力でビシッと対応。
#即効性、#症状、#クリティカル、#ビシッ
Ex.バファリン、ロキソニン、タミフルなど
【漢方医学】
「なんか調子悪い」という感じを体本来のもつ力を高めてじんわり対応。
#個別最適、#雰囲気、# なんか効いてる気がする、#じわ〜
Ex. 葛根湯、桂枝茯苓丸料加薏苡仁など

西洋スタイルは「ここが悪いから、こうして、こうだ!」と検査に基づき、明確な対処が得意。

漢方スタイルは「すぐにはきかないかもしれないけど、じんわり体質が変わっていってなんかいい感じになる!」みたいな売り。

「それぞれに得意なところがあって、それぞれに治し方の考え方みたいなところが違うんだなあ。でも、両方大事で得意分野を掛け合わせていくことが有効なんだよなあ。」
ってくらいに理解してもらえたらGOOD!(よ!シンプル!)

ローカル漢方野郎

僕は、漢方になりたい。
ローカルにとっての漢方みたいな存在になりたい。

地域課題との向き合い方も西洋スタイル、漢方スタイルがある気がしてます。
「オンライン対応を進めなければ!すぐICTを導入しなければ!」という場合は、パソコンつよつよ系企業がビシっと解決してくれるでしょう。
「地域の若者の投票率をあげたい!」という場合は、自分たちが地域の未来をかえたいという思いを養うことや、もしくは自分たちで出馬してやったろうという気概を醸成していく漢方スタイルが大切かなと思います。

くり返します。
僕は、漢方になりたい。
理由は以下のような特徴があるから。
お付き合いください。

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①「じわじわだけど、たぶん効いてる、かも」

地域課題って意思をもって地域に関わりたい仲間が増えたら何とかなると思うんです。時間がかかるかもしれないけど、本質、地域を思い、地域のためにやるぞって人が増えたら何とかなるでしょ。何とかなる!たぶん!

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②「ちょっと調子悪いな、薬ってほどじゃないな、葛根湯飲んどくか」

気休め葛根湯で、なんか翌日風邪治っちゃうみたいなことあるじゃないですか。
効いてるかわからないけど、飲んでおいたら治った気になっちゃうみたいな。(たぶん効いてる)
飲むっていう行為自体に体が励まされてるんだと思います。(効いてるって)

同じで、「なんかこんなの考えてるんだけど、どう?」って雑に相談してももらえる存在でいたいなと。
クリティカルな返事ができるわけじゃないけど、「あ、それいいかもね」って背中を押すだけかもしれないけど。
相談されたからには葛根湯もできるかぎり本気出すじゃないですか。
企画書作ったり、スケジュール引いたりとかしないで、雑に話せる地域にとっての親友というかズッ友みたいな距離感いいよね。
いいか…?

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③「効いてるかわかんないけど、飲まないと口寂しい」

生徒に言われました。
「いつもご機嫌なだけで、何もしてなくない?」
クリティカルヒット。
痩せ我慢だけど、ご機嫌も大変だよ。

そうなんです。
憧れの「あいつに任せとけば大丈夫」みたいなワクチンにはなれず。
「大丈夫かな、効いてんのかな」みたいな不甲斐なさが拭えない。

だから、一緒にやるみんなが少し自分たちでも、いや、かなり自分たちでも頑張らないといけない。
漢方だけじゃだめで、あったかくして寝るとか、水分しっかりとるとか、しないとね。
同じで、僕だけじゃだめで、周りのみんながメキメキ強くなっていきます。
できない自分を棚にあげて、周りを讃える日々です。

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僕は漢方になりたい(3回目)

西洋的な解決をする力がないから逃げてるわけじゃない!
ニゲテナインダカラ(グズン)

でも、一つのやり方だけじゃなくて、複数の答えの掛け合わせがより良い地域の姿につながっていくんだと思っています。
本当に困った時は大きくメスを入れることも必要!
その土地土地の特性に合わせ、選択して掛け合わせていくべきなんだろうなあ。うん、かけあわせだ。

僕は、ローカル漢方野郎、愛する地域にべたっと寄り添う。寄り添いたい。

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