東京芸術大学美術館へ行ってきました。
今回の展覧会は、『大吉原展』
江戸時代から昭和初期まで存在した遊郭
『吉原』の歴史を辿りながら、当時の世相・流行も紹介。
ミニ吉原の街も再現されております。
↓こちらはプロモーションVTRです。
開催概要
感想
開催前から炎上したりと話題となっていた展覧会。
そのせいなのか、入り口に人権侵害・女性差別のパネルがありました。
各方面への配慮なのかな?
さて、本展では遊女の美人画、浮世絵。 明治に入っても営業していたため、日本画や写真で描写しております。 時代とともに変遷していく吉原の様子は、とても興味深かったです。
いわゆる『花魁道中』が廃止になった経緯も、「なるほどなあ」「これも時代なんだなあ」と納得。
考え方は日々変わっていくものなので、慣例に囚われては廃れてしまうのかと痛感しました。
妓楼の写真
妓楼(ぎろう)とは、遊女や芸妓を置いて客に遊興をさせる事業を営む家です。今回の展覧会で唯一こちらが写真撮影可能エリアでした。
人形は辻村寿三郎さんの製作です。
これが花魁道中のようですね。