ニューヨークで新型コロナウイルスに対して記したこと。5/6/2020
今日はクォモニューヨーク州知事から興味深いある調査結果についてお話がありました。
その前に。。。。
全米、いろいろな所で規制緩和が始まる中、ニューヨークのコロナ感染者数のグラフをみると感染者数は下がっているのに、ニューヨークをのぞいての全米の感染者数の数は上がっている。。。。
これはやはり緩和による感染拡大を表しているということなのですよね。
まだ登り続けるのかな。。。
さて、ニューヨークも下がっているとはいえ、連日数百名の人がコロナ感染で病院を訪れています。ここまで、多大なる犠牲をはらって規制をしているにもかかわらず、感染者数は多い。
それなら、この感染者どうやって感染したんだ?地下鉄に乗ってる人か?エッセンシャルワーカーか?
という疑問から、患者のデーターをもう少し詳しく収集し、そのデーターを分析するということをされました。
その結果、驚くべきことが。
コロナ感染で病院を訪れた人の全体の66%の人が、エッセンシャルワーカーでもなく、働きに行かず自宅にいる人々というショッキングな数字が。もちろん、これは最近行われたので、3月末とか、4月頭だと、また違ったリサーチ結果になっていたと思います。
それこそその時期は、医療従事者やエッセンシャルワーカーが大半だった可能性も大。そのグループの皆様はコロナに打ち勝ちすでに、抗体を持って現場復帰されている方も大勢います。
半数以上のコロナ患者が、外出を控えているグループの人とは!!!しかも地下鉄とかにもほとんど乗ってない。ということは、家で接触する家族の誰か感染して、それが家族内で広がったという判断に。(ただ、同居人がどういう職業かというところ結果には出ておらず、調査したのかどうかも不明。)
今回の調査も短期間に集められた情報なので、もう少し長い期間、調査対象も広がれば、異なる結果になるのかなとも思いますが、やはり、数字は嘘をつかないというところもあるので、今回の調査もいろいろと考えさせられます。
政府には政府の役割が。市民には市民の役割があるとクォモニューヨーク州知事。市民の役割は、基本に忠実に。マスクをして、手洗い。人にうつさない!ということをあらためて肝に銘じておきたいと思います。