
【宅建士】権利関係 - 売買契約Ⅰ(停止条件付売買など計5セクション)の効果的な学習方法
宅建試験、権利関係分野である停止条件付売買・危険負担・特定売買契約・同時履行の抗弁権・債務不履行について効果的な学習方法やマインドマップを公開します。
それぞれのセクションでは覚える量は比較的少ないですが、ついつい忘れてしまいがちの分野になりますので、都度確認できるようマインドマップを使って自分のモノにしていきましょうね♪
停止条件付売買の学習ポイント
停止条件付売買は例えると「君が東大に合格したらこの1haの土地をタダであげよう」といった、条件付きの売買契約となります。
停止条件付売買には大きく3つの効果があり、①条件付き権利の侵害はできないとか、②処分や相続はできるとか、③妨害された時の効果はどうであったかなどをおさえておくことがポイントです。
ぶっちゃけこの3つの効果だけ覚えておくと8割方は理解できていますので、定期的に復習しておくとよいでしょう。
危険負担の学習ポイント
危険負担とは、一方の債務が当事者双方の責めに帰することができない履行不能の状態になった時に、債権者が反対債権を拒むことができるかという論点についてよく問われます。
いつ(契約前・契約後)履行不能になったかで危険負担と捉えられるか、債務不履行と捉えられるかで変わってきますので、ここの論点をしっかりおさえるようにしましょう。
しかし、あまり深堀りしすぎると「・・・??」状態となってしまうので、あくまで概要だけおさえることをおすすめします。
特定売買契約の学習ポイント
特定売買契約とは当該取引においてその個性に着目して取引される物…というのが定義になりますが、不動産など特定物の取引について契約すると発生する義務などをおさえておくだけで十分です。
その発生する義務も当たり前のことですのでさらっと目を通すだけで理解できますので、時間をかけずにインプットしましょうね!
同時履行の抗弁権の学習ポイント
同時履行の抗弁権とは相手方が履行を提供するまで自分の債務履行を拒む権利のことです。
同時履行の抗弁権が認められる点と、認められない点をしっかり棲み分けて知識定着に励みましょう!
債務不履行の学習ポイント
債務不履行では履行不能と履行遅滞で何ができるか(損害賠償請求など)が変わってきます。
また、帰責事由は必要かどうか、催告は必要かどうかなど、パターンにより変わりますので、ここはしっかりおさえておくようにしたいものです。
効率の良い学習方法はマインドマップ!
マインドマップとは、複数のキーワードを線で結ぶなどして、断片的な概念を放射的・連想的に図示し、思考の流れやその全体像を明らかにする記録法のことです。
ブレインストーミングなど多岐にわたるところで活用されますが、宅建の学習においてのマインドマップ勉強法はかなり効果的です。
今回の売買契約Ⅰでは、試験のメインどころではありませんが、他の重要セクションと混合になって出題されたり、売買契約のおいての基本的知識・応用と浅く幅広く把握しておく必要があります。
マインドマップでどこで枝分かれしてどう区別されているかを明確に把握しながら確実に自分のものにしていきましょう!
マインドマップのメリット
マインドマップのメリットを総括すると、
・一覧性があり全体把握ができる
・脳に定着しやすく、さらに記憶を深めることができる
・莫大な情報を簡素化できる
私自身、本来の学校教育で受けたようなノートの取り方で資格勉強も行っていましたが、なかなかインプットが捗りませんでした。
しかし、紙一枚でマインドマップ勉強法にシフトしたことで、目標にしていた数々の資格を取得することができました。
私が実際に使用したマインドマップを公開!
私が実際に活用した停止条件付売買など計5セクションのマインドマップを最終ページにて公開します!
弊マインドマップの活用方法
一番のおすすめ活用法はA3用紙またはA4用紙(A3用紙がおすすめ)で印刷していただき、常に見直しができるようにファイリングすることをおすすめします!
しかし、書式はPDF形式ですので、スマホからでも確認ができますので、ご自身にあった学習スタイルで見直しのお供になれればと思っております。
弊マインドマップの留意点
弊マインドマップの留意点は以下の通りです。
・試験頻出項目 → 赤色のスター
・ここ大事だよ! → 水色の囲み
各科目の中でも重要なトピックには赤色のスターをつけており、ここら辺大事だよ!注意が必要だよ!の箇所には水色の囲みをしております。
確認ついでに「あ、確かここも大事だったよね」と思っていただければと思います。
弊マインドマップはこちら
以下のダウンロードボタンよりダウンロードをお願いします↓
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?