【宅建士】権利関係 - 借地借家法(借地)の効果的な学習方法
宅建試験における、権利関係分野である「借地借家法(借地)」についての学習ポイントと効果的な学習方法について紹介します!
権利関係分野でも最重要ポイントの一つである借地借家法。苦手な方も多いのではないでしょうか。
しかし借地借家法の仕組みを正しく理解することで、案外腹落ちしやすいセクションとなります。
借地借家法では「借地」と「借家」を一つずつ読み解いていくと効率的に学習することができますので、今回は借地借家法の「借地」について紹介していきます。
それでは学習ポイントと効果的な学習方法を見ていきましょう♪
借地借家法(借地)の学習ポイント
借地借家法の「借地」にとりかかるにはまず借地借家法の借地権の仕組みを大前提に頭に入れておくことが必要です。
そのためにまずは民法上の「賃貸借」と比較しながら学習していくと非常に効率的です。
「賃貸借」についてはこちらの記事で学習ポイントと効果的な学習方法について紹介しています ↓
ここで民法上の借地権と借地借家法の借地権を比較して、
〇借地権の存続期間
〇更新後の契約期間
については必ずおさえておくようにしましょう!
また、借地借家法(借地)では裁判所の役割についても出題されます。
どういった問題の時に裁判所がどのような役割をするのか。という点もおさえておくと良いでしょう♪
次に、借地権の対抗と借地上の建物が滅失した場合の存続期間はどうなるのか。という点も非常に重要です。
建物の滅失では借地権設定者の承諾がある時とない時でその後の流れが変わりますので、承諾ある・なしと棲み分けて学習すると効果的です。
借地権の第三者への対抗については登記がなくとも対抗するにはどのような場合があったか、という点をおさえておくようにしましょう。
最後に重要なのが定期借地権についてです。土地の貸し借りというのは非常に長い期間の中での契約になります。
民法上では比較的、借地権者が保護されるルールとなっているので、借地権設定者(地主)が土地を取り戻すのにはかなり時間がかかります。
そこである一定のルールをつくって、更新が認められない借地権を作ろう!となってできたルールが定期借地権なのです。
そういった理由があって定期借地権があるということを念頭に置いて学習すると、非常に理解が深まりますので上記のことを念頭において定期借地権の3つの性質を確実におさえていきましょうね♪
効率の良い学習方法はマインドマップ学習!
マインドマップとは、複数のキーワードを線で結ぶなどして、断片的な概念を放射的・連想的に図示し、思考の流れやその全体像を明らかにする記録法のことです。
ブレインストーミングなど多岐にわたるところで活用されますが、宅建の学習においてのマインドマップ勉強法はかなり効果的です。
借地借家法(借地)では民法上の借地権と比較しながら学習すると非常に効率が良いですが、深く学習していくと頭がこんがらがってしまうケースが多々あります(実際私もそうでしたので…)
マインドマップで全体を掴みつつ、民法上の借地権と比較しながら学習すると、より理解が深まりますので、一つの学習ツールとして活用していくことをおすすめします!
マインドマップのメリット
マインドマップのメリットを総括すると、
・一覧性があり全体把握ができる
・脳に定着しやすく、さらに記憶を深めることができる
・莫大な情報を簡素化できる
私自身、本来の学校教育で受けたようなノートの取り方で資格勉強も行っていましたが、なかなかインプットが捗りませんでした。
しかし、紙一枚でマインドマップ勉強法にシフトしたことで、目標にしていた数々の資格を取得することができました。
私が実際に使用したマインドマップを公開!
私が実際に活用した借地借家法(借地)セクションのマインドマップを最終ページにて公開します!
弊マインドマップの活用方法
一番のおすすめ活用法はA3用紙またはA4用紙(A3用紙がおすすめ)で印刷していただき、常に見直しができるようにファイリングすることをおすすめします!
しかし、書式はPDF形式ですので、スマホからでも確認ができますので、ご自身にあった学習スタイルで見直しのお供になれればと思っております。
弊マインドマップの留意点
弊マインドマップの留意点は以下の通りです。
・試験頻出項目 → 赤色のスター
・ここ大事だよ! → 水色の囲み
各科目の中でも重要なトピックには赤色のスターをつけており、ここら辺大事だよ!注意が必要だよ!の箇所には水色の囲みをしております。
確認ついでに「あ、確かここも大事だったよね」と思っていただければと思います。
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