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M2 Mac miniでStable Diffusion WebUI Forgeは実用的に使える?

今回はM系のMacでStable Diffusion WebUI Forgeは正常に動くのかどうか検証します。 


環境

M2 mac mini
メモリ 16GB

結果

先に結果から伝えておくと、実用的には使えません。

検証

通常

まず、Mac miniのアクティビティモニタでChromeのみ立ち上がっているときのメモリプレッシャーです。
確認するにあたってMac miniは一度再起動しました。

Forgeを起動

続いて、Forge起動します。
checkpointは『realisticVisionV51_v51VAE.safetensors』に設定されています。

このときのメモリプレッシャーは以下のようになります。
とくに問題はないようです。

画像生成時(realisticVisionV51_v51VAE.safetensors)

続いて、デフォルトの設定のまま画像生成を行います。
プロンプトには『1girl, blond hair,』と入れておきます。

このときのメモリプレッシャーは以下のようになります。
オレンジになっているので、やや負荷がかかっている状態です。

続いて、解像度(WidthとHeight)を512×512から1024×1024にします。

1分ほどかかりましたが、画像も生成されました。

画像生成時(animagine-xl-3.0.safetensors)

次にモデルを『animagine-xl-3.0』に変更します。

変更しただけで、既にオレンジのプレッシャーになってしまいました。

解像度を512×512にし、生成できるのかどうか検証します。

プロンプトはanimagine-xl-3.0のドキュメントにある以下のプロンプトを使用します。

1girl, green hair, sweater, looking at viewer, upper body, beanie, outdoors, night, turtleneck, masterpiece, best quality

生成時のメモリプレッシャーは以下のようになりました。

ところどころ赤くなってしまい、かなりギリギリであることがわかります。

生成も3分程度かかりましたが、生成はされました。

ただ、この状況を鑑みて、1024×1024はやらないことにしました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
XLであるとはいえ、1枚生成するのにかなりメモリを圧迫しており、メモリが16GBだと満足に生成はできないのだと実感しました。

なので、これからも画像生成サービスを経由して画像を生成していこうかと思います。
それかデスクトップを、、、。

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