ボリバン手法の勝率を上げる検証仮説
2023/9/13
まとめ
ボリバンとロウソク足のバランスで、ボリバンの精度を向上できるかも。
ダマしボリバンってある。
2シグマをブレイクしたのに、伸びていかなかったやないか〜いっていう。
いろいろと試行錯誤して、ふと仮説。仮説というか、あたり前なのかもしれないけど、、、
ボリバンやMAが機能しにくくなるのは、急な値動きが起こって計算値にズレが生じた時。
ミドルMAを元に±1や2の偏差を出してるわけだから、ミドルMAにズレが生じた時。
ミドルMAは平均線なわけだから、つまり平均値から逸脱した値動きになった時、
つまり、急な値動きが起こった時、MAが遅れるような形になり、値が平均値から逸脱した状態になってる。
とダラダラ書いたけど、結局は「急にボラが大きくなった時」
と言えると考えた。
その後、平均、通常運転に戻っていく過程でロウソク足はじょじょに小さくなっていくわけだけど、、、
でも、MAやボリバンは少し遅れている。
その結果、普段のボリバンとロウソク足のバランスよりも、ロウソク足の本数が多い状態になるのではないか。
というか、そういう相場が実際にある。
今のところ、バンド間を1〜2本で動く場合が良いのでは?という仮説になっている。
一旦整理すると、
・ボリバンとロウソク足の本数のバランスがあるのではないか、バンド間を1〜2本で動く時がバランスの良い状態ではないか?
・急な値動きが生じた時、このバランスが崩れるのではないか、
・平常時に戻っていくのは、ロウソク足が先に小さくなり、次にボリバンが小さくなっていくのではないか
という3点か。
ということで、まず、自分が普段みる、
ボリバンとロウソク足の通常の形、というのを定義する、基準を作る。
ということが、ボリバン手法にとって、有意義に働くのではないか。。。
もう1つ。自分がみてる基準の足、日足でも4H足でも良いが、
それがボラが大きくなってる、基準から逸脱してる時、
そんな状態が起こる原因は、テクニカル的には1つしかなくて、
それはさらに上位足の影響を受けた時。
一般的には、日足以上の影響をうける時に、急な値動き、ボラが大きくなると考える。
例えば、普段は4H足の環境を基準に考えてるとして、
週足の売り買いが入った途端に、バゴーンと急騰急落する。
でも、、、それ、週足でみたら、平常運転だったりする。
ただの上昇、ただの下落。
ということは、下位足でボラが大きく動くようなところでも、
上位足では通常運転ということ。
その結果、こういう仮説が立つ。
・下位足の値動き、バランスが崩れてボラが大きくなるような場合、上位足の影響を受けている
・しかし、それは上位足にとっては通常運転で、バランスは崩れてないし、ボラも普通。
3つ目
ボラ大きくなるような、つまり平常時ではない異常値となった値動きの時のテクニカルと、通常時のテクニカル、どちらが分かりやすいのだろうか。。。
もっとシンプルに捉えると、平均値をいったりきたりするレンジ状態と、異常値となってるトレンド状態とでは、ボリバンはどちらが分かりやすいのだろうか。。
個人的には、圧倒的にレンジが分かりやすい。だって、ヨコヨコしてて、その間をいったりきたりしてるから。とにかく形が分かりやすい。
じゃあ、レンジからトレンドに移り変わる時は??
平均値から、異常値に移行する時、急な値動きに移行するかしないかの時。
かろうじて分かりやすさを持ちつつも、少し異常。
バランスとアンバランスの両方を持ち合わせてる状態。
この時に、バランスの良いボリバンで分かりやすくテクニカル分析しつつ、
かつアンバランスに移行するトレンド初動を捕まえやすい。
とはならないだろうか。。。
まとめると、
レンジからトレンドに移行するボリバンが、一番テクニカル分析しやすいのではないか?
という結論。
そりゃそうで、エクスパンションして開いちゃって、 バンドウォークなんてしてたら、その時間足から得られるボリバンからの情報って、、、もうないじゃん。
3つの仮説をまとめる
・ボリバンとロウソク足の本数のバランスがあるのではないか、バンド間を1〜2本で動く時がバランスの良い状態ではないか?
・急な値動きが生じた時、このバランスが崩れるのではないか、
・平常時に戻っていくのは、ロウソク足が先に小さくなり、次にボリバンが小さくなっていくのではないか
・下位足の値動き、バランスが崩れてボラが大きくなるような場合、上位足の影響を受けている
・しかし、それは上位足にとっては通常運転で、バランスは崩れてないし、ボラも普通。
・レンジからトレンドに移行するボリバンが、一番テクニカル分析しやすいのではないか?
この結果、自分が出した仮説が、、、
・まず、ボリバンとロウソク足が、バンド間で1~2本のロウソク足になってる通常運転の状態か確認する。もしくはそういう時間足に着目する。
・そういう時間足がレンジからトレンドに移行するポイントに着目してボリバンを使った上位環境認識を行い、下位足のシナリオを立てる
具体的な例としては、
日足で通常運転のポイントを見つける
この玉だまりが、ブレイクレジサポするポイントを待つ。
押しを待つ。大体、1σ付近だったりする
この時、4Hではミドル反発だったり、-2シグマ反発だったりするので、
あとはミドル反発だったり、25-5反発だったりを狙えば良い。
という仮説がたったので、ちょっと検証に入ってみる。
例
日足ボリバン抜け、4Hミドルちょっと抜けてるけど、だいたい。
その後の4Hボリバン抜け、1Hミドル
週足ボリバン、日足ミドル
そして、ここは、日足ボリバンブレイク後のミドル反発という認識ではなく、週足のボリバンブレイクレジサポと捉える方がボリバンのテクニカル的には見やすいでは?という仮説。 週足ボリバンブレイク、日足ミドル反発場面。ま〜、月足の押し安値に止められちゃってるけど。
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