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【社員教育 プログラム】ジム経営者必見!社員教育のコツ《指導-③説明-》Vol.18

こんにちは。
こばかずです。
本記事を読んでくださりありがとうございます。
初めましての方はこちらの自己紹介の記事をご覧になってください。

※本記事はジムのスタッフ研修を考えている法人様・個人様を対象とした内容であり、書籍「ジム経営者必見!社員教育のコツ」より引用したものになります。

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指導-③説明-

実施内容を伝えた上で、実際の種目説明に入ります。

マシントレーニング、ダンベルトレーニング関係なく、共通する手順です。あなたのジムにある器具をイメージしながら読み進めていきましょう。

伝える手順は下記になります。

まず実施する種目名を伝え、その後に鍛える部位を説明します。

鍛える部位は、「どこを鍛えるトレーニングだと思いますか?」と聞いてみてください。 

お客様に時々質問をしていくことで、ただスタッフが説明をする時間ではなく、お客様自身で考えさせる時間にもなります。

また、質問をすることで「この人の話聞かなきゃ」と注意を向けるようになります。

 鍛える部位を伝える際は主動筋と拮抗筋を伝えてください。

筋肉を意識させることで、よりお客様は効果を実感しやすくなります。

ちなみに主動筋というのは、その種目のメインとなる筋肉になり、拮抗筋とは主動筋の反対の動きをする筋肉です。

次に種目の動作説明に移ります。

説明の方法には、同時進行型と一方通行型の2つの手法があることを覚えておいてください。

この2つの手法を、意識しているかどうかでお客様の習熟度は大きく異なります。こんな経験をしたことがある人もいるでしょう。

同じ説明をしているのにも関わらず、できるお客様とできないお客様に分かれてしまう。これはよく起こることです。

しかし説明をして、できている人がいる以上、それは説明の仕方よりも、その人達の、意識の持っていき方なのです。

仮に全員ができない場合は、説明が十分にできていないか、そもそも難易度が高すぎるのかもしれません。

2つの手法を理解していれば、説明に対して上手く動作ができないお客様がいても、スムーズに対応することが可能です。

それでは同時進行型と一方通行型の解説に入っていきます。

説明をする種目:スクワット

動作のポイント(説明で伝える内容):

①太ももの上が地面と平行になる

②背筋はまっすぐに

③膝がつま先の真上に位置するように

種目名・鍛える部位はすでに伝えているものとします。

同時進行型

スタッフ)

それではスクワットの動作を説明していきます。

まず一連の流れをお見せします(2-3回実施)

一緒に行っていきましょう。

足幅は肩幅よりやや広めにします。

(1回目実施)

もし動作が厳しい場合は、無理をしないでくださいね(リスク管理)

(2回目実施)

(3回目実施)

それでは今説明した3つのポイントを意識して、一緒にもう5回やっていきましょう。 

(5回実施)

次に、私が違った角度からフォームを見たいので、さらに5回やっていきましょう。

ここまでが、同時進行型の流れです。

一緒におこなうことで、動作を見ながら実施することができます。

また、説明の時間を短縮することができ、かつ動きながら説明を受けるので、種目を覚えやすいという特徴があります。

一方通行型

スタッフ)

それではスクワットの動作を説明していきます。

まず一連の流れをお見せします(2-3回実施)

(お客様は聞いているだけ)

足幅は肩幅よりやや広めにします。

ゆっくりとお尻を下げていきます。

ポイントは大きく3つあります。

1つ目は下げる深さは、太ももの上が地面と平行になるまでです。

2つ目は、背筋をまっすぐにしていきましょう。

3つ目は膝が内側に入らないようにしましょう。

それでは3つのポイントを意識して、5回やってみてください。

一方通行型は、スタッフが説明をしてから、お客様にやってもらうという流れです。

同時進行型とは違い、説明に時間がかかってしまいますが、

未経験の全くの初めてのお客様には、一方通行型で説明をしてください。

どちらのパターンを採用した方がいいでしょうか?

マシントレーニングのようにシンプルな動作は、一方通行型で、フリーウエイトトレーニングのような複雑な動作は、同時進行型になります。

全く初めてのお客様の場合は、一方通行型→同時進行型のパターンを採用しましょう。


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