【社員教育 プログラム】ジム経営者必見!社員教育のコツ《AIとフィットネス》Vol.31
こんにちは。
こばかずです。
本記事を読んでくださりありがとうございます。
初めましての方はこちらの自己紹介の記事をご覧になってください。
※本記事はジムのスタッフ研修を考えている法人様・個人様を対象とした内容であり、書籍「ジム経営者必見!社員教育のコツ」より引用したものになります。
具体的な研修プランについて知りたい方は、本記事末尾にありますURLよりご確認後、公式LINEよりお問い合わせください。
AIとフィットネス
近年AI(人工知能)が急速に広まっていることは、世間に興味がない人でも知っていることでしょう。
ましては、本書を読んでいるあなたは他の方よりも圧倒的にリテラシーが高いので、日常でAIを感じることが多くあると思います。
フィットネス以外でのAIの導入例ですと、ニュースの読み上げや翻訳、画像認識、最近だとChatGPTが挙げられますね。
私たちが知らないだけで世の中には、さらに多くの分野で導入されているでしょう。
数多くの分野で活躍するAIですが、フィットネスとの関わりは今後どうなのでしょうか。
結論として、AIの参入は進んでいくことは確実だが、全体のスタッフの人数が減ることはない。というのが私の見解です。
そもそも現状として、AIがフィットネスに入っている事例を紹介します。
テクノジム社が販売しているバイオサーキットというツールです。
これはマシンが数台並べられており、お客様がそこにチェックインをすると、「マシン①を行なってください」のように指示を出します。
回数やセット数が完了したら、また画面で「マシン②を行なってください」と次の指示が出ます。種目の説明が画面に表示されます。
事前にお客様の情報を入力することによって、マシンのイスの高さやバーの位置が自動的に変更されます。また目的によって負荷が変わったりします。
あとは「50kgで10回設定したけど7回目で終わりそう」となると、マシンが自動で負荷を下げるてくれる機能もあるのです。
まさに画期的ですよね。
トレーナーいらずのジム運営を実現することができます。
これまでスタッフが行ってきた「少し重そうなので負荷を下げましょう」「フォームはこうやります」といった指示が、マシン1つで完結するので、その必要がなくなるのです。
さらに、AIがトレーニングの指示を出すので、トレーナーの能力に左右されることはありません。したがってサービスをムラなく提供することができます。
AIを取り入れることで、今まで人間が行なっていた業務を代わりに遂行することができます。したがって人件費という大きな支出を経営者側は減らせることができます。
年間300万で雇用している人ができる仕事を、年間の維持費が150万円のAIができたらそれだけで150万円が浮くわけです。
私はAIの専門家ではないので、ここでは年間の維持費などの詳しい話はわかりません。少なくとも人間よりも安いということをお伝えしました。
これは極端な例えですが、少なくともAIが人間にとって脅威になることがあります。であるのにも関わらず、スタッフが減ることはないと言った理由を説明します。
トレーナーいらずのジム運営を実現できると前述しました。これはまさに1人でトレーニングを行いたいと思っている人にとっては、取り組みやすいサービスです。
ちなみにフィットネスクラブに通う人たちの目的は、果たして筋力をつけたいだけでしょうか。違いますね。
495人にスポーツクラブに通っているのはなぜですか?というアンケートを実施したところ、運動不足の解消や健康の維持・回復のため、体力の向上・維持のためが全体を占めたそうです。
大体予想のつく回答ですよね。
いくつかの回答の中に、この章のテーマとして興味深いものがありました。
「1人では運動が続かないから」
「会員同士・友人との交流」
が挙げられていました。
要するに、1人でトレーニングをしたくないお客様や、身体を鍛えることや体力をつけることがメインの目的ではないお客様がいるということです。
もし日本全国のジムがAI一色だとしたら、こういったお客様をフィットネスから引き離すことにもつながります。
したがって今後は、AIと人間どちらにも頼ったジムが増えていくと考えています。
これが、AIの参入は進んでいくことは確実だが、全体のスタッフの人数が減ることはない。と考える私の見解です。
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