No,5 2023.05.20 Hangar-15
2023年5月20日土曜日、この日は横田基地での友好祭、福生を代表する一大イベントです。福生に住む自分にとっては幼い頃は親に連れられ、学生時代は地元の友人と遊びによく行っていた、まさに地元のお祭り感覚みたいなものがあります。
この二日間のイベントの一環で滑走路と格納庫の二つのステージでライブが毎年行われています。この格納庫でのステージに『vortEks-15』が出演、ライブ映像の撮影依頼ということで横田基地へ向かいました。
ただ、関係者口から入場する予定であったが、必要な書類が間に合わなかったため、一般口からの入場となりました。撮影は13時ごろからの予定でしたが、一般口の行列を考慮して8時過ぎに家を出発。ゲートまで自転車で15分でありましたが長蛇の列です。普通に並んだら2~3時間待ちといったところでしょう…
そして、撮影という大義名分で列を潜り抜けて9時の開場に合わせて入場、無事に二人と合流しました。
横田基地での撮影に関しては、写真を始めた年から滑走路のステージに出演する友人のバンドをフォトパスを貰い撮影はしたり、他の横田基地内での在日米軍人向けのイベントのをホールでライブ撮影したことはありましたが格納庫のステージは初めてでした。
ライブのセッティングが始まる中で撮影ポジションを各所確認、見慣れたステージの正面からを想定していたが、ステージ上からの撮影に関しても気になり、スタッフに聞くところOKとのこと。これなら、格納庫という巨大構造物とここから滑走路に抜ける開放感という非日常感を、また、いわゆる海外ロックドキュメンタリーの映画にあるような、裏側の雰囲気っぽさを撮影できるかもしれない、それならば面白い、ということでステージから撮影することに決めました。
映像のみという話ではありましたが、サブ機を写真用にセッティングしてスタンバイ。これは自己満足なのかもしれませんが、自分としては写真がメインであるので、ここで写真を撮らないことには話にならないのです。
また、この時期の自分は単発でライブを撮影して「カッコいい写真が撮れた、やったー!」というのではなく、これから動き出す新しいバンドに帯同して、裏も表もあるバンドの写真集のようなものを撮影できるバンドがいないかな~とぼんやりとですが常に考えていたものでした。
だが実際は映像がメインなので基本はライブの前後となり、撮れたのはライブ中のほんの数枚。
ライブ中の全景は映像のカメラを回しながら、足元のサブ機を片手でいじり、どうにか露出とピンを合わせてなんとか撮影できた。なのでこのわずかであるが映像のなかにシャッターの音が数回入っています。(このせいで映像は完全にぶれてますが…)
こちらがその時のライブの模様となります。写真を交えてまとめましたので是非ご覧ください。https://youtu.be/gdqXEaG17t0
終演後、帰りの駐車場に向かう中で二人の写真を撮りたく思っていたところ、自分的な横田基地のイメージのベージュの建物と緑の芝生にて、ちょうどいいところに椅子があったので撮影させてもらいました。
正直なところ二人は乗り気でない感じでしたが、これも含めて自分と『vortEks-15』の空気を記録したほうが面白いはず!という1枚です。
撮影しながら、この写真については、数日後に見ても印象も意味も薄く受け取られるものになるだろうが、これから撮影する(ことになるかもしれない)写真と連なることで改めて意味を帯びてくるだろうな~と思っていた気がします。
ただ、この時点ではここから先、継続して撮ることができるのか?これについては良い感触があってもなんともわからない、なんでもそうですが写真なんて受け取り手の判断が100%なのです。不安になってもあれなので、続けば良いな程度に思っておりました。
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