バイエルン フリック監督 「チアゴ移籍をどう思うのか。」
昨シーズン、規格外の強さを見せ、見事3冠達成を果たしたバイエルン・ミュンヘン。
チャンピオンズリーグ準々決勝では、メッシ擁するバルセロナ相手になんて8-2と歴史的な勝利を納めました。
そんなバイエルンですが、先日9月18日、チアゴ・アルカンタラ(スペイン代表)がバイエルンからリヴァプールへ移籍したことが話題となりました。
移籍後、リヴァプールでのデビュー戦でチアゴは早くも実力を発揮しています。
後半から出場したチェルシー戦ですが、45分間で75本ものパスを成功させ、プレミアリーグの45分間のパス本数記録を更新し、チームの勝利に貢献しています。
【チアゴ・アルカンタラ】
・UEFAチャンピオンズリーグ優勝:3回 (バルセロナで2回、バイエルンで1回)
・リーガ・エスパニョーラ優勝(スペイン):4回
・ブンデスリーガ優勝(ドイツ):7回
父親は1994年W杯のブラジル代表優勝メンバーのマジーニョ。弟はバルセロナ所属のラフィーニャ・アルカンタラ。
( 左:チアゴ、右:ラフィーニャ )
バルセロナの下部組織で育ち、バルセロナでも数々のタイトルを獲得し、バイエルンに移籍。
バイエルン在籍中は150試合に出場し、数々のタイトル獲得に貢献してきたチアゴ・アルカンタラ。
先日、バイエルンのフリック監督が会見でチアゴ移籍について話していました。
とても信頼し、愛されていたチアゴの人間性が会見から伝わってきました。
【フリック監督はチアゴ移籍をどう思うのか。】
フリック監督 :「我々コーチ陣にとって、チアゴと一緒に仕事をできたことはとても嬉しいかった。
偉大なプロフェッショナルであり、最高の選手で最高の人間だった。
偉大な選手であり、最高に素晴らしい人間であるチアゴを連れて行ったクロップ監督を称えるよ。
我々は彼との別れをとても悲しく思うし、感傷的になってしまったよ。
【移籍前のチアゴとはどんな会話をしていたのか。】
フリック監督 :「チアゴは新しい挑戦を探していたとオープンに話してくれていたんだ。私はチアゴと何度も話し合い、彼の考えを変えようと試みた。
でも彼はもう決断していたんだ。
今日の彼との別れには難しいものがあったけれど、彼はバイエルンで素晴らしかったし、彼の家族もミュンヘン (街) に慣れ親しんでいた。だからこそ、難しいものがあった。
別れはいつだって簡単なものではないが、人生は続く。いつだって新しい挑戦があるんだ。」
【まとめ】
チアゴの抜けたバイエルンですが、先日のブンデスリーガ開幕戦でシャルケ相手に8-0と脅威の強さを見せています。
今シーズンのバイエルンからも目が離せません。
そして、リヴァプールへ移籍したチアゴ選手の今後の活躍にも大注目です。
【フリック監督の名言】
「別れはいつだって簡単なものではないが、人生は続く。いつだって新しい挑戦があるんだ。」
バイエルン・ミュンヘン フリック監督
選手時代は、20歳でバイエルン・ミュンヘンに加入し、MFとして5年間で104試合に出場した。
現役引退後は監督業をし、2006年にザルツブルクでの若手発掘の手腕が評価され、ドイツ代表のアシスタントコーチに就任。
長らくレーヴ監督の右腕として活躍し、2014年にはW杯優勝も経験。
2019年にバイエルン・ミュンヘンのアシスタントコーチに就任し、シーズン半ばに監督に就任。
監督就任後、21試合18勝という圧巻のパフォーマンスが評価され、2023年6月30日までの契約延長した。
【獲得タイトル】
選手時代
・ブンデスリーガ:4回 (1985-86, 1986-87, 1988-89, 1989-90)
・ DFBポカール:1回 (1985-86)
監督時代
・ブンデスリーガ:1回 (2019-20)
・ DFBポカール:1回 (2019-20)
・ UEFAチャンピオンズリーグ:1回 (2019-20)
【最後に】
チアゴと弟のラフィーニャが幼少期にサッカーをしている様子です。
無邪気にサッカーをする2人が面白いので、興味がある方は是非この動画をご覧になってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。