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ワンピースカード汎用テクニック3(中級編)

ずっくと申します。

2弾からブレずに黒スモーカーを使い続ける変なプレイヤーです。
大抵勝ち越しできますが優勝には一歩届かない。そんなレベルです。

自分もだいぶこのカードに慣れてきたので、ワンピースカードの汎用テクニック(中級編)を書いてみようと思います。
(自分が中級者なので、上級編は一生書けないと思いますが、、、、)

私はスモーカーを使っていて普通に環境デッキに勝てると思ってますし、どんなデッキを使っても勝てるのがワンピースカードのいいところだと思ってます。

勝つためにはドンの付け方や、マリガンの仕方、、、など。
基本的なスキルが大切です。

このnoteでは(自分のわかる範囲で)汎用的に役に立つテクニックや考え方を載せたいと思います。

みなさんのスキル向上につながれば嬉しく思います。

【前提】
このnoteは5000リーダー同士の場合です。
色々な方から教わったことや、実践で学んだことを自分の言葉で書いたものです。
全部を自分で発見したわけではないです。

1.マリガン

自分がこのゲームで1番重要かも?と思ってるところです。
基本的(例外はあります)な考え方は以下。

❌悪い例
・サーチカードがあるのでキープ
・カウンターがあるのでキープ
・カウンターがないのでマリガン
・欲しいカードが明確でないため、漠然とマリガン

⭕️いい例(自分はこう考えています。)
・マリガンするか迷うならキープ
・サーチカードのみの場合はマリガン
・カウンターの有無は関係なし

【理由】
❌サーチカードがあるからキープ
サーチして取りたいカードが具体的にあるのであれば、サーチカードを出すよりマリガンして5枚引き直す方が必要なカードを取ることができます。(特に黒は3枚しか見られないサーチカードが多いので、5枚見られるマリガンが優先です。)

なので、サーチカードのみでキープすることは基本的に避けます。
※ サーチカード自体をアタッカーとして使うデッキ、サーチカードを使い回すコンボがあるデッキなどの場合は別です。

サーチがあるけど、メインカードがない。

❌カウンターがあるのでキープ
もっとも危険なのは2000カウンターしか来ないなど、メインのアタッカーがないことです。
カウンター値がいくら高くても手札枚数に限界(※)がある以上、2000カウンターが多ければ強いわけではありません。
※ 例えば、1000カウンター5枚でも2000カウンター5枚でも守れる回数は最大5回で同じです。

マリガンしましょう。

カウンター値が高いけど、こちらもメインカードがない。

❌カウンターがないのでマリガン
あまり気にする必要はないです。序盤はライフを受けて手札に選択肢を持つことが大事なので初手にカウンターは必須ではありません。
カウンターレス=メインアタッカーであることが多いので、むしろキープしましょう。

メインカードがたくさん!カウンターはなくてもキープしましょう。

❌欲しいカードが明確でないので漠然とマリガン
欲しいカードを対面ごとに2つくらい事前に定めましょう。それが来たらキープします。
欲しいカードが漠然としていると上振れを狙ってマリガンしてしまいますが、大抵あまり良くない結果になります。

⭕️マリガンするか迷うならキープ
迷うということは、すなわち少なくとも1枚は欲しいカードがある。ということになります。
1番避けるべきは何も出すカードがないことなので、1枚だけでもいいカードがあればキープです。

ドローとライフを合わせれば4.5枚はめくることが出来るので、1枚でもいいカードがあればキープし、他の必要なカードは追加のドローで探しましょう。

結果、自分は体感7割はキープです。

2.ドンの付け方


【基本パターン】

相手リーダーに対して

① 5000→7000
② 6000→6000

この2パターンでアタックする場合、どちらがいいでしょうか。
相手の受け方のパターンを洗い出してみます。

①の場合

5000.7000


5000、7000両方守る。
→4000カウンターを失う。

5000を守り、7000を受ける。
→1000カウンターと1ライフ失う。

5000も7000も受ける。
→2ライフ失う。

②の場合

6000.6000


6000、6000両方守る。
→4000カウンターを失う。

6000を守り、次の6000を受ける。
→2000カウンターと1ライフ失う。

6000、6000両方受ける。
→2ライフ失う。

結論、比較してもらうとわかる通り、基本②の方が良い結果になります。(ライフがまだそれなりにある状況であれば。)

【理由】
ライフで受ける=カウンターを切らずに済む。ことになります。

相手としては、なるべく強い攻撃をライフで受ける方が手札を減らさずに動くことが出来ます。

言い換えれば、1番強い攻撃を選んでライフで受ければ、どんなに強い攻撃でも同じ「1ライフ」で受けることが出来てしまいます。

それに対して、平均値でなぐる=強い攻撃を作らないやり方はライフで受けるべき1番強い攻撃を選べない状況です。

結果、手札のカウンター値を削ることにつながります。

もう一度おさらいです。
相手目線
5000→7000
7000をライフで受ければ、実質手札の1000カウンターが1枚減るだけ。

6000→6000
ライフで受けるべき強い攻撃がない(平均)なので、2000カウンターが減らされる、、、

【応用編】
これを踏まえ。

もし、相手にとってどれが1番強い攻撃かわからなければどうでしょうか?

③ 7000→5000

③の場合
これまでなかったパターンが生まれます。

7000を守り、5000を受ける。
→3000カウンターと1ライフ失う。
というパターンです。

それは相手のミスじゃない?と思うかもしれません。
でも、状況によってはこれを狙って起こすことが出来ます。

その方法とは相手にとって1番強い攻撃がわからない状況を作ることです。

具体的には、相手から見たら

③ 7000→???(9000かも?)

こう見えるようにすることです。

こういう状況であれば、9000?をライフで受けたいので1回守りたいなら7000をカウンターで守る必要が出てきます。

これは相手の手札が少なめでアタック回数的に全部通ればライフ0、あるいはリーサルになるターンに使うことが出来ます。

ライフ0を避けたいですし、リーサルがあり得る限り、相手は万が一に備えてプレイをする必要があります。

その状況で7000から殴ります。

7000から!リーサルに行きそうな感じを出す。(ドンを振り分けそうなブラフまでしてますw)


ここが1番弱い攻撃かと感じれば相手はカウンターで守ります。
その後5000でアタックすることで、次のターンの動きのために受けざるを得ない状況になる場合があります。

7000を守ったのに5000.5000で受けざる得なくなる?


カウンターイベントを構えてる相手にもかなり有効です。
+4000などのイベントは最後までドンを使わせてから受けたいので、9000や10000でアタックをすると思わせておいて5000で殴ることで、5000に対してカウンターイベントを使わせたり、ライフを与えることが現実的になります。

3.ブロッカーは万能?


前項でライフで受けることはどんなに強い攻撃でも「1ライフ」に変えること。
と書きました。

これはブロッカーも同じでどんなに強い攻撃も「1ブロッカー」にさせることが出来ます。

つまり、ブロッカー=1ライフ!
ブロッカー最強!!

、、、、とはなりません。

ライフと比べてブロッカーのどこが弱いのか、しっかり認識をして使っていきましょう。

① 強い攻撃がない対面では活躍出来ない。
大型、例えば9000などのキャラがどんどん並ぶデッキに対しては強いです。
9000以上のアタックを「1ブロッカー」に変換出来るため。

しかし、5000連打がほとんどのデッキではどうでしょうか。
前項の平均値の話に似てますが、強い攻撃を選んでブロックすることが出来ないため、せっかくドンを使って出したブロッカーが、力を発揮できません。

② アタッカーの代わりに出している
もちろんドンを使って出す必要があるので、ブロッカーを出すと代わりにアタッカーを出さないということになります。
カウンターのあるブロッカーはバニラ帯よりもパワーが低いですし、通常、アタッカーよりは攻める能力に劣ります。

③ 除去されることがある。
当然ながらKOやレストで退けられることがあるのでライフよりも心許ないです。
特にライフを詰め切ろうとするデッキはKOやレストのカードが多く採用されています。
リーダーを守るためにブロッカーを出す流れに追い込まれて、最後にブロッカーをKO、レストにされてリーサル。
相手の思う壺です。

それぞれの特徴を踏まえて、ブロッカーはどういった運用をすれば良いでしょうか。

① 強い攻撃がない対面では活躍出来ない。
逆に言えば、相手が大型を連打するデッキの場合。ブロッカーを強く使えます。
そういう相手の場合は強い攻撃をブロックして、そのままKOされる前提であるため、低コストブロッカーが適切てす。
5000を連打するようなデッキに対しては、ブロッカーは有効ではないため、あまりブロッカーを優先して出さず、こちらも積極的にアタックしていく戦術が必要です。

② アタッカーの代わりに出している。
逆に言えば、アタッカー運用も出来るブロッカーは臨機応変に使えるし、攻撃の的になれるため、強く使えます。
ボルサリーノ、ホーキンス、クイーンなどなど。これらは積極的に殴ります。
レスト状態のこれらのカードは無視するとブロッカーとして最後に邪魔になるため、リーダーを詰めたくても相手が狙ってくれやすい。
従って、アクティブで立たせて1回ブロックするだけよりも、アタックし、さらに攻撃の的になりリーダーの5000よりパワーが高いので少ないカウンターで守れる。(これは実質ブロックしてるようなものです。)
それら2つの仕事をさせます。

③ 除去されることがある。
逆に言えば、ブロッカーを出さなければそういったデメリットはありません。
ライフを詰めて最後にブロッカーをKO、レストしてリーサル。
そういったデッキが相手なら、逆にブロッカーは出さず、手札を増やすドロー付きのカードやこちらもアグロプランを取ることで、相手のKOやレストカードが腐るように仕向けます。

守りはドローしたカードやブロッカーもカウンター値として使います。
また、こちらも詰めることによって相手が逆にブロッカーを出さざる得ない状況にします。

4.先を想像する

次の次のターンくらいまで考えて動きます。

【次のターン】
相手のもっとも強い動きを考えます。

例えば、8ドンのターン、次の相手(ルッチ)の9ドン=モリアかな?となった場合。

モリア+6000リーダー
→従って6000ブロッカー寝かしても、立たせても守るなら1枚カウンターが必要、かつ、ブロッカーを取られることは無さそうです。

次に他のプランを考えます。
7でジャック+7000リーダー
4レベッカ+5サボ+5000リーダー
5でサボ+9000リーダー?
→レストのブロッカーを取られるなら9000アタックのパターンのみ。その場合は相手の展開も弱いし、いいかな?

ここまで考えてからブロッカーで5000リーダーへのアタックをします。

返しは6000とモリアだから、、、
ブロッカーも殴ってOKと判断して動く。

【次の次のターン】
盤面の想像まですると(自分は)なかなか頭の容量的に厳しいので、ライフに行くかキャラに行くかの観点になります。

例えば、盤面も手札枚数も負けている。次の自分のターンにリーサル取らないと2ターン後には負けそう。
殴れる回数を確認し、このターンにライフをいくつ削るべきか確認します。

例えば。
アタッカー3体いる
相手ライフは4
このターンに最低でも2までは削らないと、次のターンのリーサルはない。

ここまで考えてからリーダーアタックのプランを選択します。

5.リーサル計算

相手ライフ1の場合のリーサル計算について記載します。

無意識に階段で殴る、あるいは平均で殴るのが最適だと考えてないでしょうか?
自分は以前はそう考えてました。

実は最初のアタックを強くいく方がいい場合があります。
最適なアタック方法を知っているかどうかで試合結果が変わるくらいだと思ってます。

ライフが1あるということは1回はどんなに強い攻撃も手札のカウンターを使わずに「1ライフ」で受けることが出来ます。
逆に言えば、強い攻撃をライフで受けられたら要求値が下がるということです。

具体的に考えてみましょう。
モリア9000とリーダー5000とブランニュー3000この3体を使ってリーサルをしたいとき。

相手のライフは1!

パターン①
モリア12000(ライフ)→リーダー12000(カウンター)
カウンターは8000要求

12000.12000

パターン②
モリア9000(ライフ)→リーダー15000
カウンターは11000要求
ただし1回目を止められれば止めるので、パターン③と同じ。

9000が通った!なら全ドン
通らなかったらパターン③へ

パター③
モリア9000(カウンター)→ブランニュー9000(ライフ)→リーダー9000(カウンター)
カウンターは5000×2で、10000要求

9000.9000.9000


よくあるアタックはこんなところでしょうか。
現実的なところでは10000要求です。

では、以下ではどうでしょうか。

パターン④
モリア10000(ライフ)→リーダー14000
カウンターは10000要求
ただし1回目を止められれば止めるので、パターン⑤と同じ。

10000.14000
10000を止められたらパターン⑤へ

パターン⑤
モリア10000(カウンター)→ブランニュー8000(ライフ)→リーダー9000(カウンター)
カウンターは6000+5000要求で11000要求。

10000.8000.9000

どっちがいいのか考えてみます。
相手の手に8000カウンターあり、ライフが2000カウンターだったら。

手に8000カウンター、ライフに2000

パターン①(12000→12000)
12000受け→12000をカウンターでリーサル失敗

受け→8000カウンター!

パターン②(9000→15000)
9000を5000カウンター→パターン③へ

5000カウンター!受けてもらえなかったのでパターン②終了、、

パターン③
9000を5000カウンター→9000受け→9000を5000カウンターでリーサル失敗

5000カウンター!
2回目の9000を受け、最後は9000カウンターでギリギリ守り!

パターン④(10000→14000)
10000をカウンター→パターン⑤へ
10000受けてライフが2000なら守れる、、、でもそのリスクは取れないので取り得ない

10000を受けるとライフがカウンター2000じゃない限り負けるので通せない、、、、パターン⑤へ

パターン⑤(10000→8000→9000)
10000を6000カウンター→8000受け→9000通るのでリーサル成功

6000カウンター!
8000を受けて、ラスト9000に4000カウンターしかないので、足りない、、、


パターン⑤だけがリーサル成功しました。

階段ではなく最初がもっとも強い攻撃なのに1番効率的になっているのです。
なぜでしょうか。

ライフで受けるのはもっとも強い攻撃(パターン⑤の場合10000)にしたいのに、それが出来なかったから結果として要求があがっています。

最初の10000を守らなければ、次の全ドンを守れる保証がないから守るしかなかったわけです。

つまり
受けたら全ドンパンチ、守ったら小粒も含めて割り振り。
この2つの選択のどちらのプランでいくか決めずに、2つのプランのちょうど真ん中のパワーでアタックすること
で最適な殴り方になっているのです。

難しい。と思う方もいるかもしれませんが、実はそんなに難しくありません。
計算で求めることが可能で、覚えれば実践可能です。

言い換えれば2体(モリア、リーダー)でアタックするか小粒を含めた3体(モリア、リーダー、ブランニュー)でアタックするかを決めずに、ちょうど真ん中のパワーを求めることが最適解。

2体
モリア9000+リーダー5000+10ドン10000=24000
これを2体に振り分け
24000÷2=12000

3体
モリア9000+リーダー5000+ブランニュー3000+10ドン10000=27000
これを3体に振り分け
27000÷3=9000

この2つのプランの真ん中のパワー(平均値)をだす。
12000+9000=21000
21000÷2=10500

10500を500までは切り捨て、501より上は切り上げします。
(500までは切り捨てる理由は同値は通るルールになっていることに起因しますが省略)

よって10000からアタックすることが最適値と求めることが出来ます。

もちろんアタッカーが5000以上なら迷う必要はあまりないのですが、3000以下のキャラがいる場合で相手ライフ1の時には有効です。

おさらいのため、もう一度やってみます。

スモーカー7000、センゴク1000、10ドン、相手ライフ1


まず2体でアタックする場合
スモーカー7000+リーダー5000+10ドン10000=22000
2体で割り振り
22000÷2=11000

3体でアタックする場合
スモーカー7000+リーダー5000+センゴク1000+10ドン10000=23000
3体で割り振り
23000÷3=7666....

この2つの平均を求める
11000+7666=18666
18666÷2=9333

500以下は切り捨てなので9000からアタック!が正解です。

9000が通れば、13000でリーサル狙い。
9000が守られたら、7000→7000で狙う。(センゴク6ドン、リーダー2ドン付与)

いかがでしょうか。
そんなに難しくはないですので、ぜひ習得しましょう。

終わりに
なるべくわかりやすい言葉を使うようにしたつもりですが、もし分かりにくくなっていたらすいません。
このnoteが皆様の役に立つことを願ってます。

こ要望やご質問があれば、気軽にお問い合わせください。

また、今回初めて投げ銭形式にしてみてます。
小遣い制で月2万しかお金がないため、妻へのプレゼントが買えず。
夫婦円満のために、気が向いたらよろしくお願いします。笑

X→@zukku_t
ずっく

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