Apple Vision Proの可能性と未来
視力矯正レンズについて
30分のデモを体験し、視力が悪いことでの懸念も払拭できたため、購入しました。視力矯正レンズをはめることで、くっきりと文字も見えて問題なく操作できました。視力矯正レンズは眼科で処方箋を出してもらい、レンズメーカーに矯正数値を提出すると、個人にぴったり合ったレンズが8〜10日程度で届くそうです。レンズは両目で25,000円程度です。
購入の決め手
デモの体験前から、購入を決めていました。アメリカに行くほどのアーリーアダプター(早期導入者)ではないので、日本に上陸してからでいいと思いました。購入の理由は、Vision Proのアプリを開発したいからです。なぜVision Proのアプリなのかというと、私が死ぬまでの最後の大きなインタフェース転換点かなと思ったからです。今後、軽量化・低価格化されたときに、iPhoneが出てきたときのような広がりを見せることは間違いないと思います。今はちょっと重いゴーグルですが、将来的にメガネとなり、コンタクトとなり、人々が液晶画面を手に持ち歩くことはなくなるはずです。スマホもスマートウォッチもいらなくなります。
世界初の空間コンピュータ
アップルが銘打っているように、二次元から三次元のインタフェースになることで、ウェブサイトやスマホアプリの高機能化が予測されます。システム・アプリエンジニアにとっては、かなりのビジネスチャンスではないでしょうか。私は今まで3Dモデリングなどには疎かったのですが、キャッチアップの必要性を感じました。また、視線の情報を得ることができるのも強いです。将来、街中ですれ違うだけで、一目惚れ両想いカップルを成立させる日が来るかもしれません。
業界を揺るがす機能
目玉は、Apple TVの映画鑑賞体験と、3D録画/360°パノラマ撮影機能でしょうか。映画館、舞台・劇場、競技場など、スポーツ・エンタメ業界は影響を受けるでしょう。高解像度で大迫力のスクリーンなので、自宅が映画館になった印象を受けました。ホームシアターは必要なくなるかもしれません。そして、3Dで飛び出てくる写真や映像を撮影・視聴できるのも技術が身近になったことを感じました。旅行者の観光体験が自宅で可能なので、旅行代行業者などが出現するかもしれません。ちなみに、外付けHDDなどはVision Proに接続できませんが、撮影したパノラマデータはiCloudに保存可能ということです。バッテリーが2時間程度しか持たないそうで、ローカルに映画を何本もダウンロードしない場合は、256GBで事足りそうです。
まとめ
つらつらと体系化しないまま書き綴りましたが、Apple IDを持っていれば最寄りのAppleストアで無料デモを体験できるそうなので、百聞は一見に如かずということで、ぜひ近未来を楽しんできてください。