あき来ぬ
12月10日、そして12月20日。多くの人からすると、なんでもないような日なのですが、僕にとっては少し"特別な日"になるかもしれません。それは、主催者としてイベントを行うからで、初めてのfacebookイベント、初めてのオフラインイベントを行う日であるからです。活動報告という形として載せるはずでしたが、失敗したら失敗したで落ち込んで全てを忘れ、成功したら成功したで反省を怠りそうですので、今のうちにアーカイブとして残しておこうと思います。
12月10日のオンラインイベントについて ~「恋愛しくじり先生」~
このイベントの説明をするには、まず前身のイベントである「就活しくじり学生」の話をしなければなりません。「就活しくじり学生」は、就活支援団体にて行った内々のオンラインイベントです。就職活動をしていく中で、耳によく入ってくるのが起こるのが稀有な成功談ばかりで、就活を終えた先輩方を美化しすぎな風潮をなんとか変えたいと思い、企画しました。また、就活に対して、肩の力を抜いてもらいたかったという思いもありました。上り調子だった景気がコロナによって一転し、採用数の縮小、採用活動時期の繰り上げ、内定をもらえたとしても会社の景気によっては取り消しもあり得るかもしれない。本来はゆっくり時間をかけて考えるはずだった将来への選択を、コロナによっていつの間にか眼前につきつけられた方々に、「就活のハードルはそこまで高いものじゃない」とか、「完璧じゃなくてもいい」というメッセージがほんの少しでも伝えられたら・・・そういう思いがきっかけでした。一流の会社に内定をもらったサクセスストーリーが「速い走り方」とするならば、自分は就活のリカバリーの方法という、いうなれば「転んだ時の起き上がり方」を共有してみようと。
そして、大成功で幕を閉じ(運営はぼろぼろでした、ごめんなさい)、今回はその派生形として「恋愛しくじり先生」を行うことにしました。理由としては、昨今コロナ離婚が増えたから・・・とか、学生からのニーズが多かったから・・・とか、個人的に社会人の方と恋バナをしてみたかったから・・・とか色々ありますが、根本の想いは変わっておりません。イベントに参加して下さった方々がその失敗を、ただの失敗ととらえるか、それとも成功の仮定に存在する些細な”しくじり”と捉えてくれるようになるのか、今から楽しみでなりません。
そして、イベントを手伝ってくれる優しい友人たちに恵まれたこと、とてもありがたく思っています。当日、みんなが2時間の間、"退屈せず"何か一つでも持って帰ることができるよう、頑張ります!(イベントの活動報告は、後日行います)
12月20日のオフラインイベントについて ~「HANAGASA de LIGHT」~
このイベントに関しては、うまくいかないはずでした。
というのもとても綱渡りな状況で企画、後援依頼、参加団体勧誘、宣伝等々行ってきたからです。イベントの企画の最初も、学生団体4人のうち1人が活動を休止するという連絡を受けたところから。元々学生団体として、必ずしも多いとは言えない人数の中で一人が抜けたこと、それに加えて、その直前に団体として関わるはずだったイベントがコロナの関係で中止になったこと、この二つの大きなネガティブインパクトから僕はこのイベントの開催を決めました。大学3年半の間、自分は何もやってこなかった身でしたから、全てが初めての連続でした。イベントを主催として行うことも、団体の代表として会場を借りるのも、後援を企業の方に貰いに行くのも、参加団体にイベントの趣旨を説明して参加してもらえるようお願いすることも、イベントをSNSやメディアを通して宣伝することも、そして他の人がやりたいこと・得意なことを見極めて仕事を割り振るのも初めてで、なかなか思うように進みませんでした。しかし、たくさんの人にたくさんの時間をつかっていただいて、なんとか進めていくことができました。時間が無い僕には精査して動き出す時間などありませんでしたから、動いては修正して、また動いての繰り返し。会場の霞城セントラルには時間を見つけて、10回は足を運びましたし、名義後援をくださった山形新聞の総務課の人とは対話、電話、メールを計20回は行ったように思います。
中でも大変だったのは、各種企業や団体とお話しするとき。イベント実績のない学生団体でしたから、僕ができることといえば思いを語ることだけでした。それを、"ポスターのデザインに落とし、演出で現実で再現してくれる"メンバー、"書類などを処理して僕が思い描いたイベントをできるようにしてくれる"メンバー、"企業やお店に赴きイベント趣旨を説明して共感を得、イベントを実現するための資金集めをしてくれている"メンバーの3人に加えて、学生有志の代表2人の参加者の枠を超えたサポートがあって、なんとかイベントが開催できる運びとなりました。
時は2020年。「夏には海外に行けるかな・・・」とか、「オンライン授業なんて特別感がある」と思っていた日々が遠い昔になってしまい、“コロナ”の単語が聞かれ始めてから早1年が経とうとしています。依然、コロナの影響力はすさまじく、当たり前にあると思っていたいくつかの企業は姿を消してしまいました。そんな中で、この”HANAGASA de LIGHT”(名づけ親の親ばかを発揮して太くしておきますね!)が少しでも皆様の心を照らすことができますように!「2020年、このままじゃ僕らは終われない。」これを合言葉に頑張ります!
おまけ
今回は、Green Dayさんの『Wake Me up When September Ends』を紹介したいと思います。「”Wake me up when September ends”」夏が始まらず、終わりもしないまま、今年が終わってしまいそうです。誰も起こしに来てくれないのなら。あなたはどうしますか。
Green Day 『Wake Me up When September Ends』
―――今回の感謝―――
恋愛しくじり先生を手伝ってくれた方々
HANAGASA de LIGHTを応援してくださっている全ての方々