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ユースセンター探訪第一弾~世田谷区立希望丘青少年交流センター「アップス」

Noteを初めて1ヶ月ほど。毎週1回くらいはアップしたいと思っていたのですが、3投稿目に。(自分に妥協しまくっているので、ぼちぼち書いていこう!)

今後は訪れたユースセンターのことも少しずつ書いていこうと思っています。尼崎でユースセンターをはじめて3年なんですが、開設して速攻新型コロナウイルスの猛威に襲われてしまったので、全国のユースセンターに行ったり、職員とできなかったのですが、少しずつ増やしていきたいと思っているので、書いていきたいと思っています。

今日は東京の世田谷区にある、世田谷区立希望丘青少年交流センター「アップス」さん。2022年9月に訪問させていただきました!

世田谷区のイメージは閑静な住宅街?という感じでしかなかったので、どういうセンターなんだろうと期待しながら訪問しました。
行く前に職員さんから「陸の孤島」だからバスで使ってきてください!って言われていたのですが、せっかくなので、駅から歩いて街並みを拝見!
イメージ通りのリアル閑静な住宅街でした!

おしゃれすぎて感激

こんなきれいな道とおしゃれな街並みを抜けていくと突如でてきます!体育館もあったりしているので、近所の小学生や大人たちがたくさんいました。駅からは遠いですが、近隣の人には周知されやすいようになっているんだと感じました。
3階にあがると中高生の大行列が・・・その列をかき分けて、見学を伝えるととても若いユースワーカーさんがたくさんいて、施設を案内してくれました。最初に飛び出してくるオープンカフェ。みんなが立って話している様子がイメージできて、なんかヨーロッパのユースセンターにいるみたいでした!

オープンカフェの雰囲気

ホールや音楽スタジオ、自習室など様々なニーズに応えられるようになっていて、多機能がとてもよかったです。何よりどの部屋も人がたくさん入っていました。

音楽スタジオ!大きい部屋とこじんまりとした部屋もありGOOD!

なによりカフェエリアがすごくよくて、就労支援をしている団体さんがそこで障がいを持った人と一緒に夕食などを提供しているそうです。若者もお腹を空かせて来るので、とても満足度が高いとのことです。こういう双方にメリットがあるのもいいなと感じました。

キッチンスペース


参考書の数も多い!


制作系のニーズに応えるために3Dプリンターも!

なんでこんなに若者のやりたいことが実現できる環境が整っているのかなと思いながら、ワーカーさんに聞いてみると、施設ができる前から設計段階で若者の実行委員会を作って、設計士さんと一緒につくったとのことでした。
ハードをつくるときに利用者のニーズを想定してつくるものだけど、実際に一緒につくっていくという事例はまだまだ少ないのではないかと思う。よく若者のことを思って、つくった施設なのに若者が来ないという事例を耳にする。「自分たちの居場所は自分たちでつくる」という気持ちはそういった手間と大人の本気具合なんだなと改めて感じました。

掲示板にある若者の声をきくコーナー

出来てからも掲示板などのゾーンを作って若者の声を聴いているそう。それにしても回答がとても丁寧だった。「検討します」とかじゃなくて、できないこともできない理由を書いていたりしていた。実際に若者の声で見直しを行った項目もたくさんあるらしく、使い方やルールを決めていっているそうです。


今回、アップスさんを訪問させていただいて、感じたことは大きくは2つありました。
1つは、「若者の声を聴く」ということ。これはどの施設でも掲げていたりするけど、本来は聴くだけではなく、「実際に動く」「一緒に変えていく」ということが大事だんだと思う。聴くの主語は大人なので、この主語を若者に変えていくことがユースワーカーの役割なんじゃないかと改めて感じました。
そしてもう1つは、職員がとても若かったこと。ユースワーカーは若ければいいわけではないが、若者がここで働きたいと感じるということは、そこに何かおもしろさや魅力があるのではないかと思っている。その言葉をしっかりと言語化していくことが、ユースワークやユースワーカーがより広まっていくんじゃないのか。そんなことを考えていました。

次回はいつ、どこになるかも決めていないが、少しずつ書いていければと思います。

最後に・・ユースセンターに絶対あると言われているこれ!(尼崎にはない!泣)

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