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ブラック企業を辞めない人たち
いつも応援ありがとうございます、いしぴです。
東京の大手企業から京都の小さなベンチャー企業に転職し、現在勝手に100記事投稿チャレンジ中です。
キャリアチェンジのリアルや、挑戦の中で感じたこととかを投稿してます。
同じように泥臭い挑戦をしている知らない誰かの励みになったり、挑戦する人が増えるきっかけになればいいなと思って書いてます。
1~2分でサクッと読める軽い内容でので、気分転換に読んでいただけると嬉しいです。
■ブラック企業を辞めない人の本音
たまに、傍からみて絶対にやめた方がいいようなブラック企業でずっと働いている人がいます。
ここで言うブラック企業とは、そもそも法的にグレーだったり、明らかに心身を壊すような働き方を強いているようなものを指します。
本人もこのままではいけないことは分かっていても、それでも何年も働いていたりするパターンのやつです。
僕の知り合いにも何人かいてます。
彼らの話を聞くと、その奥底では、仕事をしていないと周りから白い目でみられるとか。転職に不利になるとか、仕事を辞めることで自分が社会的不利になってしまうと考えていることが多いです。
つまり社会的に不利になるぐらいなら、心身を削ってでもこの会社ではたらき続けるしかないと。
それに対して「そんなことない!」とは思っていません。
現実問題、そういう一面はあります。
会社を辞めることに対してネガティブなイメージがあったり、働いていない空白期間があると、「この間何してたの?」みたいな文化は根強く残っています。
履歴書という文化が残っている以上、これは逃れられない現実です。
そのうえで僕はこう思っています。
「それでも別によくね?」
と、
■成功も失敗もただの”状態”
なぜそう考えているかというと、キャリアにおける成功も失敗もただの状態だからです。
状態は、変えることができます。
感覚的には、太った、痩せたとあまり変わらない。
太ってもまた痩せることはできるし、痩せたってまた太るかもしれません。
キャリアについても同じで20代で全てを手に入れても40代で全てを失う人もいるし、50歳で全てを失っても、60代で巻き返す人もいる。
状態というのは行動次第で変えることができるのに、キャリアについてはなぜかそれが未来永劫続く不可逆的なものだと思い込んでいる人がとても多いように感じます。
その証拠に、よくキャリア周りで言われがちなセリフで
「●●な人の末路」
こういう文言を見ます。
例えば
「20代で必死で働かなかった人の末路」
「結婚を焦った30代女性の末路」
こういう具合に。
でも、
「めっちゃ食べた人の末路」
とはあまり言いませんよね?
そりゃ太るだろうけど、だから何?という感じだと思います。
また痩せりゃいいじゃん、ぐらいにしか思わないでしょう。
でもキャリアについては、どこか一度失敗をしたら終わり、一度成功をしたら上がり、というな発想をしがちです。
■死ぬまでに幸せを掴めばいい
僕は新卒で入った会社を2週間で辞めたし、大手の子会社ではリストラを経験したし、ニートの期間もある。
そもそも、20代のころは健康面でも大きな問題を抱えて、まともに働けない体でした。
20代にして、”ダメな奴の末路”みたいなのはだいたい経験してます。
本当に散々な経験をしましたが、でも今こうやって働いています。
挑戦をしています。何かを変えようとしています。
じゃあハッピーエンドか?というと、それも全然違います。
来年にはまた仕事が無くなっているかもしれないし、事故で働けない体になっているかもしれません。
でもそうなったら、また良くなることを信じて何とか生き延びればいい。
仕事で実績を積み重ねること、社会的に立派になっていくこと。
これはもちろん大切なことです。
でも、それは一回や二回、十回や百回の失敗ごときでその可能性が潰えるわけではありません。
あなたが希望を持って生きている限り、自分は変われると信じる限り、その可能性は死ぬまで消えません。
だから、大丈夫。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。