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いしぴは笑顔で雑談をした、しかし今の仕事では効果が無いみたいだ。
こんにちは、いしぴです。
東京の大手企業から京都の小さなベンチャー企業に転職し、現在勝手に100記事投稿チャレンジ中です。
1~2分でサクッと読める軽い記事を投稿してますので、気分転換に読んでいただけると嬉しいです。
■僕はいま、どんな状況なのか
僕は東京の上場企業を辞めて、京都のベンチャー企業の未経験の仕事に挑戦をしています。
…という話は何度もしていますが、具体的な仕事の話を一回もしていなかったので今回はその話をします。
平たく言えば、東京のプライム上場会社では研修を取り扱う教育業界にいました。
その以前も、初めてやったバイトは塾講師だったし、その後もサービス業のバイトとか、社会人になってからも人材やイベント運営など、ほぼ対面のみでその場で完結するような世界で働いてきました。
それが、京都のベンチャーでいま日々やっている業務は、経理周りの事務です。
期限までに成果物を納品する、これだけが評価の基準の世界で、1日8時間、毎日同じ時間に同じ場所で、ひたすらパソコンと向き合い、黙々とタスクをこなしています。
どれぐらい黙々しているかというと、2025年に入ってから、会社の先輩とコーヒーショップの店員さん以外は人と会話をしていないです。
人当たりとか表面的なキャラクターだけで30年以上生きてきた人間がこんな環境に飛び込んだ訳だから、今の状況がとても自分に合っているとは思いません。
■こうかが ない みたいだ…
こんな今の状況を感覚的にどう伝えたらいいかを考えていたら、ポケモンでこれ以上ないたとえ話が思いつきました。
(ポケモンわかんない人は今から始めてください)
自分はノーマルタイプで、より高いノーマル技だけでごり押しで何とか旅をしてきました。
そんな状態でシオンタウンにたどり着き、ポケモンタワーに挑んでいる。
ポケモンタワーはご存じ、ゴースト系のポケモンが出てきます。
どれだけ威力の高いノーマルタイプの技を売っても当然
『こうかが ない みたいだ…』
と出てしまう。
どうしていいかもわからないまま、何ターンも同じことを繰り返し、そのうち体力がゼロになり、目の前が真っ暗になったと思ったら街に戻ってきた。
そこで初めて、そもそもポケモンにはタイプというものがあり、技によって相手に有効な技があって、ゴーストタイプに勝つには、まずこのことを理解しないといけないことを知りました。
ゴーストタイプに勝つ以前に、ポケモンをする上で基礎となる部分です。
もちろんシオンタウンにいる他のトレーナーからは
「そんなことすら知らずにシオンタウンにまで来たの?」
と馬鹿にされるを通り越して、あきれられているような状態。
でもそれはしょうがない。そんなことも知らずにシオンタウンに来てしまった事実は変わらないのだかから、これからのことを考えよう。
■そこまでの状況になってでも手に入れたかったもの
もともとそんな人間ですから当然、事務の仕事をしたくなったわけでも、将来の夢が経理になったわけでもありません。
今の生活になって1か月ほどたちましたが、やっぱり自分に向いているとも到底思えません。
そうまでして、僕はいったい何のために京都に来たのかのでしょうか?
最近わかった自覚したのは、どんな状況からでも自分の力で人生を切り開く力が欲しかったのだと思います。
裏を返せば、それだけ自分は他の人がいないと生きていないと自覚していたし、今のままではそういう切り開く力が無いことも分かっていた。
そんな自分をどこかで変えたいと思っていたのでしょう。
でも、自分の力で人生を切り開く力というのが何なのか。
能力や成果、お金なのか、それとももっと違うものなのか、分からりませんでした。
それが分からないから、具体的に何をしたらいいかもわからない。
そんな状態だから、何に挑戦をしているかについてはっきり言語化もできていないし、人を惹きつけられるようなきれいなストーリーもありません。
でも最近はっきり自覚したことがあります。
今こんな目も当てられない状況だけど、この環境に飛び込む前の自分よりは、今の自分の方がはるかに好きです。
それは、うまくいっているとかいってないとか、これからどうなるのか、そういうものとは一切関係のないところから湧き出ている感情です。
ひょっとしたらこの辺りに自分の奥底に眠っていた自分の欲望の源泉みたいなものがあるのかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。