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イカサマを見抜くために、イカサマを知る
いつも応援ありがとうございます、いしぴです。
東京の大手企業から京都の小さなベンチャー企業に転職し、現在100記事投稿チャレンジ中です。
キャリアチェンジのリアルや、挑戦の中で感じたこととかを包み隠さずに独断と偏見たっぷりで発信してます。
同じように泥臭い挑戦をしているかもしれない知らない誰かの励みになったり、挑戦する人が増えるきっかけになればいいなと思って書いてます。
1~2分でサクッと読める軽い内容が中心でので、気分転換に読んでいただけると嬉しいです。
■自分の正義を貫くだけでは勝てないことがある
キャリアにおいて、あまり「勝ち負け」を用いるのは好きではありません。
ですが、今回はあえてその視点から話をしたいなと思います。
イカサマを見抜くためにイカサマを知る
桜井章一さんは、日本の雀士で、「20年間無敗の雀士」と言われるほど無類の勝負強さを誇った方です。
彼はイカサマについてもとても精通していました。
でもそれは自分が勝つためではなく、イカサマを使う相手にそれを使わせないためだったそうです。
これ、僕はいわゆる夜の世界にいる人から似たようなことを聞いたことがありました。
「キャバ嬢に大金を貢ぐような男になりたくなければ、まずキャバ嬢の友達をつくってキャバ嬢の本音を聞いてみろ。」と。
本質的にはかなり近い考え方ですよね。
■戦う前から勝負がついている時
じゃあなぜ、そう言われるのか?
結局、イカサマ師にしてもキャバ嬢にしても相手を選んでいるからです。
「この人はイカサマが通る人か?」
「この人は貢ぐポテンシャルのある人か」
言い換えれば、そういった人の特徴を熟知し、対峙した一瞬で観察、判断しているのだと思います。
そして、そうなってしまった時点でこの勝負は既についています。
逆に負ける側から考えれば、相手ことを圧倒的に知らないことが最大の敗因というわけです。
だから勝負の土台に乗るためには戦う相手を知る必要があります。
でも相手を知るというのは、単純に情報や知識を得ればいいというものではありません。
イカサマに話を戻せば、単純にイカサマの種類ややり方を覚えるのではないのです。
どういう心理状態のときにこういうイカサマが有効なのか。
そもそもイカサマをする根っこの人間性はどういうものなのか。
こういった視点が必要です。
これは実際にその世界や空気、人に身を投じてみなければ得られないものです。
■仕事でも応用は出来る
麻雀やら夜の街やらちょっと裏の世界っぽい話題を例に出しました。
でもこれは表の世界に住む僕たちにも十分当てはまることです。
例えば、今私は
・言われたことを言われたとおりにやる
・ミスなく正確に、丁寧に仕事をする
短期的にはこういったことをまずできるようになることが求められています。
でも、これは僕が最も苦手としている部分です。
今まで気にしていなかった部分です。
そんな僕が自分で”考えた”ところで解決方法は見つかりません。
なぜなら、その視点で仕事をする人の世界観がわからないから。
丁寧さを持ち合わせている人はどういう仕事観を持っているのか。
そもそもどんな経験の中でそういう価値観が形成されていったのか。
これは実際に一緒に仕事を進める中でしか、これはえられないのだと思います。
…と、口では言ったもののやってみると物凄く大変です。
自分の正義を横に置き、人の正義のフィールド上で戦うことはそう容易ではありません。
でも、そういった人とも仕事を滞りなく仕事が出来たり信頼を得られるような引き出しが創れれば、仕事に置ける勝負強い人間に一歩近づけるのかなと。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。