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キャリアチェンジの副作用
いつも応援ありがとうございます、いしぴです。
東京の大手企業から京都の小さなベンチャー企業に転職し、現在勝手に100記事投稿チャレンジ中です。
キャリアチェンジのリアルや、挑戦の中で感じたこととかを投稿してます。
泥臭い挑戦をしている仲間や、今後挑戦する人が増えればいいなと思って書いてます。
1~2分でサクッと読める軽い内容でので、気分転換に読んでいただけると嬉しいです。(今回は少し生々しい話をします)
■キャリアチェンジとキャリアアップ
キャリアチェンジは、いわゆる普通の転職とかキャリアアップは少し違うと思っています。
一般的にキャリアチェンジと言うと、異業種とか未経験の仕事に変わることです。
これはもちろんそうなんですが、本質的には、
「過去の実績やスキルが活かせない環境へ移ること」
こっちの方が正しい表現なんじゃないかと考えています。
いわゆる普通の転職では
「過去の実績やスキルを活かせる環境へ移ること」
ことを念頭に置くので、ほぼ真逆と言ってもいいでしょう。
なので例えば、起業するとか結婚して仕事を辞めて専業主婦(主夫)になることも、広い意味ではキャリアチェンジと捉える事ができるのかもしれません。
■キャリアチェンジの副作用
キャリアチェンジを検討するとき「今の業界でやり切ったから」とか「全く別のスキルを身に着けたいから」とか、きっと軸となる目的がいくつかあると思います。
でも、実際にキャリアチェンジをする際、それ以前に必ず最初にあたる大きな壁があります。
それは「今までの常識や成功体験が通用しない」ことです。
これは、スキルとか実績が活かせないこととは別の話です。
そして、僕が今まさにぶち当たっている壁でもあります。
日々仕事をする中で、今までそんなところ気にしたことろで指摘をされたり、逆に今までの環境では重要視されていたことが「そんなことまで気にしなくていい」と言われたり、そういうことが一日の中で何十回と勃発します。
例えばホウレンソウのタイミングとか、言葉遣いとか、ちょっとした態度とか、言ってしまえば仕事をする前段階の細々したところで、常識の摩擦が起こります。
もちろんこれは普通の転職でも起こることですが、キャリアチェンジにおいてこの摩擦は比ではありません。
だから、年齢が上がれば上がるほど、キャリアチェンジが難しいと言われる理由も、この辺りが大きな要因の1つではないかと考えています。
つまり、社会の中で揉まれ、成果を出してきた人ほど、仕事の以前のベースとなるいわば習慣に近いところでストレスを感じるので
「自分は間違っていない!間違ってるのはこの会社だ!この業界は自分には合っていない!」
という具合に。
実際、人材業界にいた時に、華々しい実績がありながらもそうやってキャリアチェンジで大ゴケした人と何人か会ったことがあります。
だから、キャリアチェンジの際に大切なことは、先ずその摩擦が起こることを想定しておくことです。
そしてその摩擦が起こった時は、あくまで今いる自分の環境に自分を調整していけるかどうかが、キャリアチェンジが上手くいくかどうかの最初の分岐点なんだと思います。
もちろん、いい大人が長年培ってきた常識や習慣や考え方を1か月やそこらで変えるというのは簡単なことではありません。むしろほぼ無理でしょう。
だから、そんなときは自分の常識を今すぐ変えるではなく、その常識をいったん横に置いて、別の考え方もあるんだなと、相手の正義を尊重することさえできれば、きっと乗り越えられると思います。
今回も最後までよんでいただき、ありがとうございました。