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適職診断よそこをどけ、俺が通る

こんにちは、いしぴです。
東京の大手企業から京都の小さなベンチャー企業に転職し、現在勝手に100記事投稿チャレンジ中です。

1~2分でサクッと読める軽い記事を投稿してますので、気分転換に読んでいただけると嬉しいです。


アナタはメンヘラ製造機です

MBTIってやったことありますか?
いわゆる性格診断のツールで、めちゃくちゃ流行っているやつです。
ちなみに僕はやったことありますが、結果は忘れました。

以前、女性の友人とMBTIの話をしたときに自分の結果を伝えたら

「うわっ、それメンヘラ製造機に多いタイプだ!最低!」

って侮蔑の目を向けられたことは覚えてます。
僕が一体何をしたっていうんでしょうか?

性格診断と適職診断

今回は別にMBTIの批判をしたい訳でも、メンヘラ製造機についての話をしたい訳でもありません。
むしろMBTIのような性格診断は好きです。
やれば「ふむふむ」ってなるし、最初の話みたいに人との会話のネタになります。

今回は、性格診断から派生して、いつの間にか市民権を得ている”適職診断”について。
彼らが最近街中を肩で風を切って歩いている様子を見かけて思うことがあったので、記事にしてみました。

皆さん知ってるかもですが、敵職診断ていうのは、なんか色んな質問に答えて性格診断した後に
「アナタは人に寄り添える性格なので看護師が向いてます」とか、
「アナタは発想力に長けているのでクリエイティブな業務に向いてます」とか、そういうやつのことを言ってます。

さて、適職について僕が以前とても考えさせられた出来事がありました。
僕が人材業界で人のキャリア相談したと時に出会った方々の実際の例を2つ挙げます。
(万が一にでも個人が特定できないよう一部の事実は変更してます)

1人目。
新卒から10年以上同じ職場で働いていて、仕事も楽しく、人間関係も良好の女性。
この仕事は天職だから一生働き続きたいと思ってういたけれど、ずっと一緒で一番信頼していた上司が転職をし、新しく来た上司と反りが合わず、たった3か月で適応障害&退職。

2人目。
アルバイトと趣味の楽器演奏を両立していた女性。
自分には向いていないという理由でSNS等はやっていなかった。コロナ下で時間ができたので、何となく食わず嫌いだったSNSで楽器演奏の発信を始めると、見る見るうちに人気が出て、楽器演奏とSNS運用だけでご飯が食べれるまでに。

どう思いましたか?

どちらの方も、自分は今の仕事が向いていると思っていたり、向いていないからそもそも選択肢から除外しているようなところから、大きくキャリアが変化しました。

適職診断よそこをどけ、俺が通る

大前提、人によって適職っていうのはあると思います。
正確による向き不向きもあるし、なるべく自分に合っている仕事をする方が幸せだとも思っています。
ここは議論の余地はありません。

適職診断をうまく活用することで、より幸せに働けるのならとても素敵なことです。

そうではなく、たまに適職診断の結果を「自分はこんな仕事が向いているんだ!」「こういうものは向いていないんだ!」と飼い主が返ってきたときの小型犬ぐらいキラキラした目で信じている人を見かけます。

こうなると少し危ないと思っていて、適職診断ではなくただのレッテル張りをしているだけで、逆に可能性を狭くしてしまっている気がしています。

なぜなら、さっきの例のように、本当の可能性っていうのはいつも自分の理解の外側にあるし、逆も然りです。
そして極論、向き不向きなんて言うのはやってみるまで分からないからです。

適職診断は可能性を広げるためのものであって、決してそれによって可能性意を狭めないで欲しいなと思う今日この頃です。

元NBA選手、マイケル・ジョーダンのあの超有名な言葉で

「運命をそこをどけ、俺が通る」

ってあるじゃないですか。

もしですよ?
マイケルジョーダンがキャリアコンサルタントとかの仕事してる世界線があったらだったらきっとその名言は

「適職診断よそこをどけ、俺が通る」

ってたんだろうな、いや、なってないか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

to be continued…

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