マンガに出てくる「気」と「気功」 その1 ドラゴンボール
日本人に「氣」が馴染み深い例として
マンガに「気」や「気功」
がよく登場することがあります。
個人的趣味が強いんですが、
ぜひ紹介させてください。
記念すべき第1回(続くんかい!)は
『ドラゴンボール』
です。
鳥山明先生の作品、
1984年51号から1995年25号までの
約10年半少年ジャンプ連載だったので、もう老舗。
アニメになり、世界的人気を誇る、大名作です。
主人公孫悟空が、いろいろな戦いを経て成長、
その後悟空の息子も登場したり、
と長く連載が続きました。
このドラゴンボールに出てくる
「気と気功」といえば、まずはそのものズバリ
「気功砲」
悟空のライバル、天津飯が戦いで出したものです。
主人公孫悟空の出すのは
「元気玉」
元気を集めて、エネルギー弾にします。
人間、動物、草、木など周囲の
あらゆる生物からの元気と呼ばれる微量なエネルギーだけでなく、
太陽、大気、物のエネルギーにいたるまで
あらゆるエネルギーを集め
攻撃エネルギーに変えて放つエネルギー弾。
このドラゴンボールの気と気功、Wikにもでてました。
以下引用
『ドラゴンボール』作中で使用される、体内エネルギーの比喩である。初めてこの概念が登場したのはピッコロ大魔王編で、超神水を飲んだ孫悟空がピッコロの気を感じ取り、カリンに驚かれている。
戦闘に用いる場合、気功波として放つ以外にも、体の一部分に込めることで攻撃力や防御力を上げたり、ゴテンクスのように意思を持った気のオバケを作り出したり、ベジットのように手から気の剣を出したりと用法は様々である。気の弱っている者に別の者が気を受け渡すことも可能。また体内の気を放出、コントロールすることで飛行も可能であり地球ではこの技術を舞空術(ぶくうじゅつ)と呼んでいる。知人の気を感知して瞬間移動を行うことが可能な、気を使用した技を持つ者もいる。
以上引用終わり
Wikによると、
かめはめ波
どどん波
など、ドラゴンボールに出てくる飛び道具系の技は
気の応用とされてるみたいです。
それ以外にもこんな描写が。
当然ですが、「氣」についての説明はなくて、
精神エネルギーを集中して使う、
っていう前提になっています。
鳥山先生のお考えか、
編集の方のお考えかはわかりませんが、
日本人が、氣を自然と受け入れて
いるっていうひとつの現れだと思います。
※注)文中「気」と「氣」の漢字を使い分けてます。
一般的には「気」の字を使われているので、
一般的な話の時は「気」を、
私がお話したい「氣」についてはこちらの文字を使います。