
【一流の頭脳 PART2】気合いを使わない集中力の高め方を教えマッスル。(YouTube原稿)
◆はじめに
昔から、
集中力だけは人一倍ありました。
保育園に通っていた頃、
炎天下の中、
蟻を追いかけ3時間。
その後ろで父は、
パラソルを差し続け3時間。
ほんと感謝しかありません。
◆この動画の概要
◇参考文献紹介
こんばんは!和希です!
本日は、
2022年9月10日にサンマーク出版さんから発行されました、
アンデシュ・ハンセンさんの『運動脳』の内容を、
かいつまんで紹介いたします!
◇参考文献概要

タイトル『運動脳』
筆者 アンデシュ・ハンセン
価格 1,650円税込
訳者 御舩由美子
発行人 植木宣隆
出版社 株式会社サンマーク出版
頁数 366頁
◇本書を紹介する理由
まず最初に、
本書を取り上げた理由ですが、
それは次の3つになります!
人間なら誰しも当てはまる普遍的な内容だから
読んだ直後から実行できる実用的な運動だから
そもそも運動はするべきだから
まず1つ目の理由についてですが、
これは、
本書の内容が、
人間であればどんな人でも活用することができるからです!
一部、
「怪我や病気で医師から運動を制限されている」
「先天性の疾患で身体が動かせない」
「高齢ですでに寝たきりの状態になっている」
というような、
「そもそも動けないです」
という方にはオススメできませんが、
「体を動かすことにおいて、日常生活に支障はありません」
という方であれば、
必ず活用できる内容になっています!
次に2つ目の理由についてですが、
これは、
本書で紹介されている「運動」というのは、
地面さえあれば、
いつでも・どこでもできる超実用的な運動だからです!
ジムに行く必要なし!
特殊な器具を使う必要なし!
パーソナルトレーニングを受ける必要なし!
本書を読んだその日から、
すぐに実践できる内容になっています!
最後に3つ目の理由についてですが、
これは、
そもそも運動自体が身体の健康につながるからです!
私の本業は、
整体師とパーソナルトレーナーです。
そのため、
普段から健康には人一倍気を使っている自覚があります。
そんな私は声を大にして言いたい。
「運動しなさい」と。
変な器具に頼らないでください。
変な食品に頼らないでください。
焦らなくても大丈夫です。
地道にコツコツ積み重ねていきましょう。
身体というのは日々の積み重ねでできています。
◆運動という圧倒的に集中できる術
◇この動画で紹介する内容
そして、
この動画では、
本書の第3章「『集中力』を取り戻せ!」の内容を、
かいつまんで紹介していきます!
具体的には、
次の順序で紹介していきます!
集中している状態のメカニズム
運動が集中力を上げるメカニズム
集中力を上げるための具体的な運動
まず、
一つ目の「集中している状態のメカニズム」では、
そもそも集中している状態というのは、
一体どのような状態なのかを、
本書の内容を参考にかいつまんで紹介していきます!
次に、
二つ目の「運動が集中力を上げるメカニズム」では、
『運動脳』で紹介されている内容をもとに、
運動が集中力を上げるメカニズムを紹介していきます!
最後に、
三つ目の「集中力を上げるための具体的な運動」では、
どれぐらいの運動が集中力の向上につながるのかを、
具体的な運動の種類や運動時間などを挙げながら紹介していきます!
現代は、
デジタル化が進み、
誰とでもいつでも繋がれる時代になりました。
それは、
有限な時間を有効に使える素晴らしい文明の利器だと感じますが、
同時に、
集中力の低下という問題を生み出していると言われています。
なので、
この動画では、
集中力に対する知見を深め、
運動の集中力向上の効果を理解し、
集中できない時代に集中力を発揮する貴重な人材になる知恵を、
身につけていただければと思っています!
◇集中している状態のメカニズム
まず最初に、
そもそも集中している状態とはどのような状態なのか。
という疑問についてですが、
参考文献である『運動脳』の中では次のように紹介されています!
「選択的注意」は、意識を集中するには欠かせない能力であり、現代の社会において、この能力が高いことはおおいに強みになる。
たとえば、オフィスで仕事をしているときの様子を思い浮かべてほしい。
あなたはパソコンの前で作業を進めているが、すぐ近くでは2人の同僚が雑談に花を咲かせている。また、プリンターの前で文書をプリントアウトしている人もいる。スマホからは常にSMSやメッセージの通知音が聞こえる。
このすべてのなかで、あなたは仕事をしなければならないのだ。きちんとやり遂げるためには、目の前のことだけに集中し、周囲の雑音にいちいち気を取られてはいけない。これが「選択的注意」の能力である。
つまり、
集中している状態というのは、
「選択的注意」がよく働き、するべきことに意識が向いている状態
だと言えます。
では、
どうすれば「選択的注意」の働きを上げることができるのでしょうか。
その鍵は、
脳内物質である「ドーパミン」が握っています。
この「ドーパミン」について、
筆者のアンデシュ・ハンセン氏は、
次のように述べています。
感覚中枢から伝えられた雑音のボリュームを下げ、目の前のことに集中するためには「ドーパミン」が必要だ。ドーパミンは単に「報酬の脳内物質」であるだけでなく、非常に重要な役割を果たす、集中力を保つために絶対に欠かせない物質なのだ。
ドーパミンが不足すると周囲の音に気を取られ、目の前のことに集中できなくなり、苛立ってくる。誰でも、そんな経験があるはずだ。心が乱れ、神経質になり、上の空になる。睡眠不足や二日酔いなら、なおさらである。
つまり、
「選択的注意」の働きを上げるためには、
報酬の脳内物質である「ドーパミン」が必要
ということになります。
◇運動が集中力を上げるメカニズム
では、
この「ドーパミン」は、
どのようにすれば脳内で分泌することができるのでしょうか。
そこで登場するのが「運動」です!
筆者のアンデシュ・ハンセン氏は、
運動とドーパミンの関係性について次のように述べています。
おいしい物を食べたり、社会と交流したり、また運動や性行為などをすると、側坐核でドーパミンの分泌量が増える。ドーパミンがたっぷり放出されるとポジティブな気分になり、その行動を繰り返したくなる。脳が、また同じことをしろと催促するのだ。
(略)
(前略)…なぜ、運動をすると心地よい気分になるのか。
それは、私たちの祖先が、狩猟や住み処を探すときに走っていたためだと考えられている。どちらも生き延びるための行動であり、そのために脳が報酬を与えてくれていたのである。
つまり、
脳の側坐核という部位は、
私たちの祖先が狩猟や住み処を探していた時と変わらず、
運動をしたらドーパミンを分泌してくれる
そして、
脳内でドーパミンが分泌されれば、
先にも述べたように、
「選択的注意」の働きが向上し、
するべきことに集中できる状態になる
ということです。
◇集中力を上げるための具体的な運動
では、
具体的にどのような運動が集中力向上には有効なのか。
本書では次のように述べられています。
歩くよりは走ろう。…(中略)…理想的な心拍数の目安は、最大心拍数(220から年齢を引いた数字)の70〜75%だ。…(後略)。
運動は朝にしよう。集中力を高めたければ、日中の早い時間、少なくとも午前中に行えば、その後もしばらく効果が続く。運動してから数時間経つと、効果は徐々に薄れていく。一般的に集中力が必要なのは昼間であって、夜ではない。
可能であれば30分続けてみよう。少なくとも20分は続けたいが、30分の方が充分な効果が期待できる。
そして、運動を習慣にしよう。集中力が(ストレスや全般的な健康状態でも)改善される効果が定着するまでには、しばらくかかる。だから途中であきらめないでほしい。成果を手にするためには、「集中力」を発揮して忍耐強く続けなくてはならない。
まとめると、
次のとおりです。
ランニングをすること(目安は最大心拍数の70〜75%)
運動は朝に行うこと(夜に集中力は必要ないため)
最低でも20分は続けること(30分のほうが充分な効果は得られる)
運動を習慣にすること(効果が出るまでにはしばらくかかるため)
◆おわりに
いかがだったでしょうか!
私自身、
「はじめに」でも述べたように、
昔から集中力は人並み以上にある方だったので、
現在、
毎日運動をしていて、
そこまで集中力が上がったという実感はありませんね。
ただ、
幼少期は川や山に囲まれて育ったので、
その結果、
側坐核を刺激して、
脳内でドーパミンがよく分泌されているのかもしれませんね。
これは完全に持論です。
もしかしたらメチャクチャ適当なことを言っているかもしれません。
それでは、
この動画が面白いと感じた方は高評価!
また、
次回の動画を見逃さないようにチャンネル登録!
どちらもお忘れなきようよろしくお願いします!
では、
次回の動画でお会いしましょう!
またね!👋