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【初めてつくった自分の作品】

今、TOKYO2020オリンピックが東京で開催されている。
2012年の7月、ロンドンでオリンピックが開催されている頃、初めて映像作品を作った。


私が生まれてから色々な場所で撮った写真と、同じ場所に立った現在。
当時の写真と今を重ねていく映像作品です。


【重ねゆく日々のために】
(著作権の関係で無音になるかも知れません。すみません。)







きっかけは家族が病気になり、手術が必要になり、一人暮らしをしていた東京から札幌の病院へと付き添いをした。
時間を持て余していた私は、たまたま入った美術館で見た佐竹真紀さんという映像作家の作品に心を打たれた。


私の当時の心境と映像作品の内容が見事にリンクしていた。見た作品は「暮らしあと」「TOYOKORO」
平日の誰もいない美術館に、プロジェクターに映される映像は、私ひとりに語りかけてくる。


涙が止まらない
“魂が震える”というのはこう言う事なのかと思うくらい、私の中で何かが込み上げてきた。
「私もやってみたい」と思った。


家族が退院後、実家に戻り昔撮った写真をかき集めビデオカメラで撮り始めた。


とにかく楽しかった。とても楽しかった。
編集作業も楽しくて、完成した時は本当に感動した。





これからも日々は続いていく。それだけでいい。





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