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【俳優】脚本の読解力の奥深さ。大切だ

俳優に最も必要な脚本を読み解く力をつけようと思って、
映画24区が運営する俳優向けのサービス「映画俳優スタートアップオンライン」脚本読解講座を初めて受講した。
zoomでのオンライン講座で映画24区代表の三谷さんが講師を務め、毎月1冊、映画の脚本を課題とし、様々なバリエーションの脚本と向き合い俳優に必要な脚本読解力を鍛えるという講座だ。


課題:「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2017年 石井裕也脚本•監督)の脚本を1冊読み解いていく。

石井監督作品の中でもかなり好きな作品です。
脚本の読み解き方を勉強したくてもよくわからなかった私にとって、本当に勉強になった。
何より面白いと思ったことは、受講後この脚本が、この映画がすごく好きになった。
数年前に初めて観た時以上に、好きになった。
この脚本読解講座を終えて、改めて観る映画はもっともっと奥深く、作品のテーマやストーリーを感じ取ることができると思った。


不思議な感覚。でもすごく嬉しい自分がいる。


私が感じた脚本読解とは


深く深く潜る作業
紙に書かれた台詞とト書きを読み解く作業は、深く深くどこまでも潜っていく作業に似ている気がする。潜っていかないと掴めない何か、捉えられない何かがあるんじゃいかと思う。核心きちんとをついておけば潜りすぎても迷わないんじゃないかと思う。
潜っていって掴んだもの、捉えたもの
台詞とト書きが書かれた紙から膨らんでいく、命が吹き込まれて生き物になって、感情やうねりがでて動き出してくる。
読み解いていく作業 面白い
俳優(先輩方)は脚本を読み解き、自分なりのアプローチをし、準備をして現場にいき、カメラの前に立つのかと思うと、脚本を読み解く力がない事には話にならないというのは当然なんだと、改めて俳優にとって脚本読解の重要性を感じた。


それと同時に脚本読解という作業は、脚本に向き合うための繊細で孤独な作業なんだとわかった。

抽象的にしか話すことができないけど、とりあえず講座後のアーカイブ映像も利用しつつこれからも精進していこうと思った。他の脚本も読み解いていきたい。

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