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AIで知識価値の暴落と私たちの未来

こんにちは、皆さん!
新しいことを色々開発中でyoutube動画作成はお休みなので
noteが書けています笑
今年はyoutubeでAIでの動画作成などを色々試したんですが、
その総括として、AIはライバルではなく、絶対にAIとの協調の道を
選ぶべき!と強く感じた1年でした。
僕たちのyoutubeチャンネルも、これを踏まえてそろそろ再設計に取り掛からないとやっている意味があんまりないなと、危機感を強く感じています。
来年にはAGI(AIエージェント)が出てくる可能性もありますからね。

それにしても今年はAIの発展でその人が持つ知識の価値が非常に下がったと感じました。
ゲーム理論だって、効率的市場仮説だって、インデックス投資の優位性だって、僕が説明しなくても、言葉さえ知っていればAIに聞いて説明してもらえるんですからね。(聞き方のコツは少し必要だが)

しかも既にAIの数学的処理能力はほとんどの人間を超えているテスト結果
も出てますし、僕より優秀で、丁寧にわかりやすく、いくらでも速攻で
教えてくれるわけですww。
例えば下記は私がAIと5分未満のやり取りで得た結果です。

↓AIが作成した文章(少しやり取りして作成できた内容そのまま)
今の国会政治の状況を軽くいれてみた
起点プロンプト:ブログでゲーム理論について説明したい。
        宙吊り国会における4グループの戦略を例に説明して
上記からやり取りして作成

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宙吊り国会で見るゲーム理論入門
~4つの勢力の駆け引きを分析する~

皆さんは「ゲーム理論」という言葉を聞いたことがありますか?
数学的な理論と聞くと難しそうに感じますが、実は私たちの身近な意思決定の場面でも活用できる考え方です。

今回は、宙吊り国会という政治的な状況を例に、ゲーム理論の基本を解説していきます。

■ゲーム理論とは?
ゲーム理論は、複数の主体(プレイヤー)が相互に影響し合う状況での、合理的な意思決定を分析する理論です。各プレイヤーは自分の利益を最大化しようとしますが、他のプレイヤーの行動によって結果が変わってくるところがポイントです。

この理論は1944年にフォン・ノイマンとモルゲンシュテルンによって体系化され、以下の3つの基本要素で構成されています:

  1. プレイヤー:意思決定を行う主体

  2. 戦略:各プレイヤーが選択できる行動の選択肢

  3. 利得:戦略の組み合わせによって得られる結果

特に重要な概念として以下があります:
・支配戦略:どの状況でも常に有利となる戦略
・ナッシュ均衡:全てのプレイヤーが戦略を変更する誘因がない状態
・混合戦略:確率的な戦略選択による予測困難化

■なぜ政治分析にゲーム理論が有効なのか?
政治の世界では、与党や野党などの異なる立場のプレイヤーが、それぞれの目的を達成しようと駆け引きを行います。この状況は、まさにゲーム理論が得意とする分析対象なのです。

政治状況の分析には、特に以下の理論が適用できます:

  1. 繰り返しゲーム理論
    ・長期的な政治的関係における協力可能性の分析
    ・政党間の信頼構築メカニズムの解明

  2. 協力ゲーム理論
    ・連立形成プロセスの数理的理解
    ・政党間の交渉力の客観的評価

  3. 不完全情報ゲーム
    ・政策立案における情報の非対称性の影響
    ・政治的シグナリングの効果分析

■宙吊り国会の4つのプレイヤー

戦略の組み合わせを考える上で重要な概念が「戦略形ゲーム」です。各プレイヤーの選択肢と、その組み合わせによって生じる結果を整理してみましょう:

  1. 与党の立場
    【目標】
    ・政権維持
    ・重要法案の成立
    ・支持率の維持・向上

【選択肢(戦略セット)】
・野党との妥協による法案修正
・解散総選挙による突破
・現状維持戦略

  1. 第一野党の立場
    【目標】
    ・政権交代の実現
    ・党の存在感アピール
    ・支持基盤の強化

【選択肢(戦略セット)】
・与党との部分的協力
・他野党との共闘
・徹底抗戦路線

  1. 中道野党の立場
    【目標】
    ・独自色の発揮
    ・キャスティングボートの確保
    ・次期選挙での議席維持

【選択肢(戦略セット)】
・与党との選択的協力
・第一野党との連携
・独自路線の維持

  1. 小規模野党の立場
    【目標】
    ・政党の存続
    ・支持者への訴求
    ・存在感の維持

【選択肢(戦略セット)】
・大きな野党との連携
・与党への協力
・独自色の主張

■各プレイヤーの戦略分析

戦略分析において重要なのは「期待利得」の概念です。各選択がもたらす結果の価値と、その実現確率を掛け合わせて評価します。

【与党の場合】
メリット:
・野党との協力で法案成立(高確実性・中程度の利得)
・解散による局面打開(低確実性・高利得の可能性)
デメリット:
・支持者の離反リスク(確率は低いが重大な負の利得)
・政権基盤の弱体化(中程度の確率で継続的な負の利得)

最適戦略:
期待利得の観点から、状況に応じた柔軟な対応が求められますが、基本的には穏健な野党との部分的協力を模索しつつ、解散のカードも示唆する「混合戦略」が有効でしょう。

【第一野党の場合】
メリット:
・政権批判での存在感(確実な中程度の利得)
・野党共闘での影響力(不確実だが高い利得の可能性)
デメリット:
・過度の対決での国民の反感(高確率で継続的な負の利得)
・共闘による独自色の希薄化(確実な小規模の負の利得)

最適戦略:
ナッシュ均衡の観点から、建設的な対案を示しつつ、与党の失策を効果的に指摘する「賢い野党」路線が望ましいといえます。

■現実の政治への示唆

ゲーム理論の「完全合理性」の仮定と現実の乖離を認識することも重要です。理論上の最適解と現実の政治には、しばしば差異が生じます。その主な理由として:

・感情的要因の影響(限定合理性)
・党内事情の複雑さ(マルチレベルゲーム)
・メディアの報道効果(情報の非対称性)
・支持者の反応(外部性)

などが挙げられます。

■読者の皆さんへ

このようなゲーム理論的な考え方は、様々な状況で応用可能です。例えば:

・商談での交渉戦略(バーゲニングゲーム)
・人間関係の調整(協力ゲーム)
・キャリア選択の判断(意思決定理論)

■まとめ

ゲーム理論は、複雑な状況を整理し、合理的な判断を行うための有効なツールです。ただし、モデルの限界も理解した上で、状況に応じた柔軟な判断を心がけることが重要です。

次回は、ビジネスシーンでのゲーム理論の活用について、具体例を交えて解説していく予定です。

【参考文献】
・「ゲーム理論入門」
・「現代政治学講座」
・「戦略的思考の技術」
・"Game Theory: Analysis of Conflict" (Roger Myerson)
・"Strategy: An Introduction to Game Theory" (Joel Watson)

いかがでしたか?
コメント欄で皆さんのご意見もお待ちしています。
政治やビジネスでの駆け引きについて、どのように分析されているでしょうか?

#ゲーム理論 #政治分析 #意思決定 #戦略思考

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ゲーム理論は言語で説明されるため、
数学的イメージは薄くなりがちですがこれは数学的思考になります。
なのでこれを見ると、もう同じ土俵で戦ってはダメですよね笑
個人の感想としては動画を自分で頑張って、作ってもAIとライバルの方向性を取った時点で優位性は期待できないなと思いました。
これからのゲームは方向性を少し間違えるだけで努力して身に付けた自分の知識もすぐに無価値と化す。そんなゲームになっていくのかなと思います。

ならば、違う設計にすればいいじゃない!
ということで色々開発中です。
ゲーム理論においても「ゲーム理論の説明だけ」の勝負ではないですからね。
僕の方向性としてはAIで人間の能力を拡張する、イメージを持っています。AIの長所と人間の長所を協調させて能力拡張する意識さえあれば人間が持つ知識はより生きてくる、そう考えています。

参考:僕が勉強した人間用の本

では具体的にどうしようか?
は現在検討中で、表に出せるようであれば書くかもしれないです笑
1つやりたいことはお金や資産の知識は私が教えるよりも、AIを使用できるようになってもらい、自分で楽に検討できる。そんな方向性が良いのかもしれないと思っています。
お金持ちは金融知識を自分自身で十分に保有している傾向があることをわかっていますのでその方が皆さんの資産構築にはメリットが大きのかもしれない。と検討中です。
私も何とか面白いものを出せるように挑戦してみようと思いますので、
良かったら少しだけ楽しみにしていて下さいね!

ではまた次回!

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