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高卒工場作業員がRUNTEQに入学したら未経験からエンジニア転職できた話

はじめに

はじめまして。

この度ご縁があり、2021年12月1日よりゲームメディア系の自社開発企業さんで開発エンジニアとして働けることになりましたかっちゃんと申します。

私はごく普通な高校を卒業した後に、地元で2社の工場で工場作業員として働いてきました。

そして仕事を続けながらRUNTEQでプログラミング学習を行い、独学期間を含め2年以上かかりましたが、ようやく2021年9月30日に希望していたゲームメディア系の自社開発企業さんから開発エンジニアとして内定をいただく事ができました。

今回は、RUNTEQを受講してみての感想や独学時代のこれまでの経験が少しでもこれからエンジニアを目指す方・目指している方の助けになれば良いなと思い、この記事を書こうと決めました。

エンジニア転職を目指す1人でも多くの方の参考になれば幸いです。


自己紹介

・年齢:27歳(社会人9年目)
・性別:男
・出身:三重県
・学歴:小中高と地元の学校へ通いました。
高校はいなべ 総合学園という総合学科の学校へ通っていました。
小中合わせて6年ほど野球をしていましたが、高校では坊主が嫌だという典型的な理由で野球部に入らず、ガソリンスタンド・観光施設でアルバイトをしていました。

・仕事:2社経験し、どちらも自動車業界の工場で働いてきました。
高校卒業後に地元の自動車の金型を作る工場で現場オペレータとして働いた後に自動車精密部品を製作する工場で生産技術として3年ほど働きました。


ポートフォリオ

ポートフォリオは「Destiny2」というPS5・PS4・PC向けオンラインFPSゲーム向けの「ゲームフレンド募集サービス」を作りました。


ポートフォリオの運用実績

・登録者数・・・1,712人
・UU数(累計)・・・21,215人
・PV数(累計)・・・142,448PV
・MAU(10月現在)・・・2080人

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プログラミング学習・行動履歴

■独学時代

・Progate:2019年6月〜8月
    HTMLとCSSから学習を始め、RubyやRailsも学習。(Lv.195)
・ドットインストール:2019年8月〜9月
 主にRubyとRailsについて学習。
・Railsチュートリアル:2019年9月〜11月
 第13章あたりで挫折
・現場Rails:2019年11月〜2020年1月
・ポートフォリオ開発:2020年1月〜5月(5月リリース)
 主に「HTML・CSS」「Ruby on Rails」「AWS」で開発
・就活(1回目):2020年6月〜10月
 自作したポートフォリオを持って就活に挑むも、内定が取れず断念。


■スクール時代

・RUNTEQ入学:2020年11月〜2021年5月
 6ヶ月間のRailsエンジニアコースを受講
 カリキュラムは3月で終了し4月から就活へ。

・就活(2回目):2021年4月〜9月
 就活中はポートフォリオを活用してゲーム開発会社と一緒にイベントを企画したりしていたので途中3週間ほど就活していませんでしたが、おおよそ5ヶ月ほど就活していました。
 


初めは独学で勉強してポートフォリオを作成し就活をしていましたが、結果は上手くいかず。

面接でとある企業のCTOから「今のレベル感で就活してもどこも雇ってくれないと思うよ」と厳しいお言葉をいただいた時は、正直心が折れかけました…

この時の就活でどうしても入りたいと思える企業さんと出会いましたが、人気企業ということもあったため、書類選考で落選。

どうしても諦めきれなかったので、Facebook経由で直接採用担当者のCTOの方へDMも送り意欲アピールを図りましたが返事は返って来ず…

これは最近知ったのですが、Facebookは承認をしていないと相手にメッセージが届かないらしく、それを知らずに送っていた為、そもそもDMが相手側に届いていなかったみたいで…😅

いろいろ試した挙句、就活できる希望が見えなくなってしまった為、現状打破するためにどうしたら良いか考えた結果、スクールへ通い、再度基礎からやり直して出直すことに決めました。

ネット情報でスクール卒というだけで書類選考で落とされてしまうという話を良く見かけていたので、スクールに通う=転職しにくくなってしまうと思い独学で自力で頑張っていましたが、今思えばこれはかなり偏った危険な考え方でした。


RUNTEQへ入学

RUNTEQに入学する前に、RUNTEQ・ポテパンキャンプ・某テックキャンプの3つ説明会に参加し、この中で一番正直にいろいろと教えてくださったRUNTEQへ入学することに決めました。


■RUNTEQの良かったところ

・コミュニティが活発
・就活で活かせる実績を作ることができる
・現場目線で作られたカリキュラムを受講できる
・無期限就活サポート(条件あり)
・ポートフォリオの運用実績が作りやすい


・コミュニティが活発

ネットにある情報でRUNTEQの良いところでよく見かける内容ですが、RUNTEQは本当にコミュニティが活発です。

完全オンラインのスクールではありますが、マタモというslackの様なチャットツールやDiscordを使い、同期や先輩後輩、卒業生を含む現役のエンジニアの方など多くの方と交流できる点が良いところかなと思います。

さらにイベントも定期的に行われており、懇親会や同期交流会で繋がりを作りやすくしてくれているところも良いなと感じました。

個人的には卒業生が主催して下さったイベントのLT会に参加させていただいた事がきっかけで、スクール合同のポートフォリオコンテストに参加させていただく機会をいただき、就活でアピールできる実績作りにつながりましので、こういう実績作りができるイベントが定期的にあるのもRUNTEQの魅力の1つかなとお思います。


・就活で活かせる実績を作ることができる

上記と被りますが、RUNTEQでは「BATTLE OF RUNTEQ」というポートフォリオコンテストで自分の作ったサービスを、エンジニア出身の経営者やCTOの方に評価していただける機会があります。


そこで最優秀賞や審査員賞などの賞を受賞する事ができれば、それを1つの実績として就活でアピールする事ができます。

他にも同じ様なイベントで「editch」というスクール合同のポートフォリオコンテストがあり、こちらの結果も「BATTLE OF RUNTEQ」同様、1つの実績として就活でアピールする事ができるので、実績を作って就活の武器を増やしたいという人にとっては、非常に恵まれた挑戦環境が用意されています。


私は第2回目の「editch」に参加させていただき、ありがたいことに最優秀賞を頂いたのですが、この時の実績がきっかけで企業さんと面談や面接をしていただける機会をいただきました。

なので、まだ何もアピールするものを持っていない人でもこういったコンテストに挑戦する事で、就活でアピールできる実績を作る事ができるので、もしRUNTEQに入学された方がいたら、ぜひ挑戦してみて下さい。


これは余談ですが、「editch」や「BATTLE OF RUNTEQ」に出場することで、自分のポートフォリオの強みを把握して何をどの様に相手に伝えてアピールすれば響くのかが理解できるようになるので、就活の面接でポートフォリオについて話すときにすごく話しやすくなります。


・現場目線で作られたカリキュラムを受講できる

RUNTEQはWeb系受託企業のスタートアップテクノロジーという会社が運営しているスクールなので、カリキュラムもWeb系企業の現場の声を元に作られています。

なので、カリキュラムは他のスクールさんと比較すると難しいと思いますが、カリキュラムを通じて現場で必要とされる技術スキルを身につける事ができるので、個人的には他の高額スクールに通うくらいなら現場で生かせるスキルを身につけられるRUNTEQが良いのかなと思います。


またカリキュラムは応用編に入ってくるとコードリーディングもしながら既存のコードに手を加えていかなければいけなくなり、かなり難しい内容になってきて挫折しそうになりますが、

そういう時はRUNTEQの「バディ」という運営の方々がフォローしてくれたり、現役のエンジニアの方へ質問することもできますので、そこに関してはRUNTEQで使えるサポートを上手く活用すれば心配しなくても大丈夫かなと思います。


・無期限の就活サポート(条件あり)

個人的にRUNTEQの一番良いところかなと思うのがこの就活サポートです。

転職活動をしてみると実感するのですが、未経験エンジニアがたくさん溢れている今、書類がなかなか通らないので、面接の入り口にも立てず、エンジニア転職までの道のりは想像以上に大変でした。

そう言った時に頼れる場所があるかどうかでかなり転職成功率が変わってきます。

実際、私の場合はRUNTEQに入る前と後とで就活のしやすさがかなり変わりましたし、WantedlyやGreenからも10件以上のスカウトが来ました。

RUNTEQではエンジニア転職に詳しいキャリアアドバイザーの方を中心に、自己分析・書類添削・模擬面接などをしてくださり、平日の22時過ぎまで面接サポートやキャリア相談に乗ってくださったりと手厚いフォローをしてくれて、とても有り難いなと感じました。

他にもRUNTEQ生として外へ紹介しても大丈夫だと判断された方は、Web系企業へ受講生を紹介して面談や面接に繋げてくださることもしてくれます。

ただしこの様な就活サポートを無期限で受けるには、期限内にカリキュラムを完了させ修了認定をもらう必要があるという条件があります。

しかしこの条件はそれほどハードルの高い条件ではないため、普通に受講していればそれほど心配する必要はないかなと個人的には思います。


・ポートフォリオの運用実績が作りやすい

私はRUNTEQでポートフォリオを作らず、独学時代に作ったポートフォリオを使って就活したので、RUNTEQを活用しての運用実績は作っていないですが、

RUNTEQにはポートフォリオをリリースした後にFBを頂いて改善のサイクルを回せる仕組みがあるので、かなり就活を有利に進められる実績を作る事ができると思います。

こちらの動画でも仰られていますが、最近の就活では、ただ単にポートフォリオを作るだけでは他の転職者との差別化がしにくくなってきており、実際にユーザーがついているサービスを運用して差別化を図る必要性が出てきています。


実際に私も就活で一番評価していただいたポイントが、実際にユーザーがついているサービスを運用している事でした。

私の場合はSNSなどで自力で集客してユーザーを定着させて運用させるということを行い、なんとかサービス運用するところまで持っていけましたが、正直自力で集客するのは大変です。

RUNTEQにはお互いにFBし合う文化がありますので、自作したポートフォリをRUNTEQのコミュニケーションツール上で公開する事で、受講生や現役エンジニアの卒業生の方がユーザーとしてサービスを利用してくださり、FBをいただけるので改善のサイクルを回す事ができます。

さらにTwitterでサービスをリリースしたとツイートすれば、受講生・卒業生・運営陣が拡散して宣伝してくださる方が多くいらっしゃるので、より多くの集客が可能になり、サービス運用へスムーズに移る事ができます。

そして実際のユーザーからの声を元にサービスを改善して運用するというサイクルを回す経験は、実際の業務と同じ様な経験をしていると就活で評価されるポイントの1つになりますので、正直この恩恵を受ける事ができるRUNTEQは反則(良い意味で)だと思います。

RUNTEQに入って頑張ってポートフォリオを作り、RUNTEQコミュニティを上手く活用すれば、こういった就活で有利になる恩恵を受けることができるので、RUNTEQに入学したらガンガンこの利点を活用してみて下さい。

余談ですが、私がユーザーを獲得して運用してサービスを伸ばすまでにしたことはこちらのnoteにまとめていますので、よければ参考にしてみて下さい。



■RUNTEQの悪かったところ

RUNTEQの良いところばかり書いていては胡散臭い記事になってしまうと思い、悪かったところを考えてみたのですが、パッと思いつく様な悪いところはなかったです。

基本的に上手くいかない時は全て自己責任だと思って日々行動しているので、受講中の不満はもちろん、理不尽なことも特にありませんでした。

ただ、RUNTEQには様々なバックグラウンドを持った優秀な受講生の方が多くいらっしゃるので、その方々と比べてモチベーションを下げてしまわない様に気を付ける必要性はあるかなと思います。


就活

・応募企業・・・22件
・書類通過・・・6件(スクール紹介2件含む)
・内定・・自社開発2社 + 業務委託1社


ありがたいことに内定した会社は全部で3社あり、その中の1社で働ける事になりました。

その1社は、RUNTEQに入学する前に直接DMを送ってアピールしたけど書類すら通過できなかった会社でした。

1年前は書類通過すらしませんでしたが、幸運にも1年越しになぜかGreen経由で「気になる」を押して頂き、面談をしていただくことになりました。

そして、その面談でさらに運よく1年前に直接DMを送ったCTOの方と出会う事ができ、そこで直接1年前に応募していたということと、直接DMを送ってアピールしていたというお話をさせていただき、1年越しにようやくDMを見ていただく事ができました。


そして私の熱意が伝わったのか、ありがたいことに面接をしていただけることになり、最終的に内定をいただく事ができました。

この経験から、どうしても自分が行きたい企業があるならば、Twitterやメールなどで直接自分を売り込んでアピールするのも1つの就活の良い手段かなと思いました。
(Facebookは相手に届かないのでダメですよ。笑)

なかなか直接自分を売り込む人はいないと思いますので、自分が本気で働きたいと思える会社に出会えた方は、ぜひ直接自分を売り込んでアピールしてみて下さい!

きっと他の転職者との良い差別化になると思います。


⚠️就活での注意ポイント

これから就活を行う人に1つ気を付けておいて欲しい事があったので、注意喚起もかねて念のためお伝えしておきます。


「内定通知書を出し渋る会社は危険な会社である可能性が高い!」


これは実際に今回の転職活動で経験した事なのですが、最終面接中に内定をいただき、すぐにでも働いて欲しいとオファーしてくださった企業があったのですが、まずは内定通知書が欲しいと伝えました。

しかしなぜか内定通知書を作りたがらなく、違和感を感じた私は色々と深掘りをして行ったところ、ここでは少し言いにくい内容がたくさん出てきました…

最終的には、元々は正社員での選考と聞いていたのにも関わらず業務委託での契約の選考だったという事が判明し、事前に知っていればお互いのミスマッチを防げたのですが、後出しで「実はこうでした」と言われてしまうと、入社前にも関わらず信用できなくなってしまうので、今回は丁重にお断りさせていただきました。

今回の様な体験はなかなか少なく珍しいのことなのかなと思いますが、内定をいただいた他の2社の企業さんの対応と比較するとやはり危ない会社だったのかなと思いますので、事前に気づけて良かったなと思っています。

よくネットでも内定通知書を出し渋る会社は危ない!?という情報ありますが、実際今回の様な経験をして自分もその通りかもと思いましたので、念のため注意喚起をかねてお伝えだけさせていただきます。

必ず内定通知書を見て、契約内容・労働条件を確認してから内定承諾の返事をする様にして下さい!


まとめ

今回のエンジニア転職は、最終的に運良く理想の会社に転職できたという形で終える事ができましたが、個人的にはここまで諦めずに継続してきたからこそ掴めた運なのかなと思っています。

独学・スクールの両方を経験してきて、私の場合は独学で突き通していたらエンジニア転職を諦めていたと思うので、諦めずに最後まで継続できたのは、RUNTEQに出会えたからだと思っています。

独学と比べるとやはり費用が高いというデメリットはありますが、転職までにかかる時間や活動中の心理的安全性、さらに転職後の事まで考えると個人的にはスクールに入ってそこの環境を活用した方が圧倒的に効率的かなと思います。

ただ、全てのスクールをおすすめしているわけではないのでご注意ください。


個人的に情報の取捨選択をする時は、情報発信者がどんな利益(メリット)を求めて発信しているか、情報の裏側の意図を見極めて考える事が大事だと思って、例えばアフィリエイターの方は、広告報酬料が高いものを優先的に紹介する傾向があるので、おすすめランキング1位のものが本当に価値あるものかは信用できない場合が多々あります。

エンジニア転職に関する情報発信も、エンジニア経験のないインフルエンサーや前線から離れて数年前の過去の経験だけで、少しズレた情報発信をしている人もいますし、私のこの記事も少なからずバイアスがかかっていると思うので、最終的には自分の目で見て聞いて考えてから判断する事が大切かなと思います。

RUNTEQに関しては、説明会に行けばさらに詳しい話を運営の方がしてくださるので、もしご興味のある方は説明会に申し込んでみて下さい。


もしRUNTEQのことで何か聞いてみたいことや、それ以外のエンジニア転職についてのご質問があれば、お気軽にこちらのTwitter(@kattyan150)へDMを送って下さい。

私で良ければ、少しでもお役に立てれる様にできる限りお答えさせていただきたいなと思っています。


それでは、長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事がエンジニア転職を目指す1人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。

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