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【初心者向け】イーサリアム購入におすすめの仮想通貨取引所まとめ
NFTを購入、所有するためには「メタマスク」というお財布が必要ですが、購入には仮想通貨(イーサリアム)が必要です。
そして、イーサリアムを購入するには「仮想通貨取引所」で取引を行う必要があります。
最近ではメタマスクから直接イーサリアムを購入できるようになりましたが、英語表記なので購入方法が少し分かりにくかったり、利用できる購入手段(クレジットカード、デビットカードなど)が少なかったりなどのデメリットがあります。
そこで、今回は「イーサリアム」が購入できる仮想通貨取引所の中で、有名なところを中心に大まかな特徴をまとめてみました!
それではどうぞ!
販売所と取引所の違いは?
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まずは、仮想通貨取引所と販売所の違いについて説明していきます。
きっとこの記事を読んでいる方の中で、「そもそも取引所と販売所ってなにが違うの?」と思う方もいるのではないでしょうか?
私も最初はよく分かっていませんでした(笑)
簡単に言うと、
販売所
ユーザーとCoincheckなどの仮想通貨取引所(売る側)が直接取引をする場所
取引所
ユーザー(買う側)同士が仮想通貨の売買を行う場所
です。
それぞれで大きく違ってくるのが、
・取引にかかる手数料
・取り扱っている仮想通貨の種類
の2点です。
販売所ではスプレッドという手数料が別途かかってきます。
スプレッドとは、購入価格と販売価格の差のことです。
例えば、イーサリアムの売却価格が25万円、購入価格が27万円だった場合は日本円で2万円のスプレッドがかかることになります。
できるだけスプレッドを安く抑えるためには、売却価格と購入価格の差が狭い場所で取引を行うのがおすすめです。
※取引量が多い仮想通貨ではスプレッドが狭くなって安定しやすい。イーサリアムは取引量が多いので、比較的スプレッドが狭い。
一方で、取引所では利用する場所によって手数料が異なります。
例えば、Coincheckのイーサリアム取引手数料は無料ですが、ビットフライヤーでは0.01〜0.15%と設定されています。
先ほどの販売所と比較してみると、Coincheckでのイーサリアム購入は手数料がかからないので、取引所の方がお得に取引できることがわかりますね。
注意点としては、取引所ごとに取り扱っている仮想通貨の種類や送金手数料が異なる点です。
しかし、今回はNFT購入用のイーサリアムを購入する場合の話なので、どの取引所でもイーサリアムを扱っている以上、特にデメリットとはなりませんのでご安心を。
仮想通貨取引所ごとの特徴まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1683817940287-jh3pjNEOXH.png?width=1200)
ここでは、仮想通貨取引所ごとの特徴についてまとめてみました。
今回は
取引手数料
最低取引単位
送金手数料
の3点を見ていきます。
①Coincheck
![](https://assets.st-note.com/img/1683716175273-LSp0R7qx87.png?width=1200)
1.取引手数料
→販売所、取引所ともに無料
2.最低取引単位
→日本円で500円から
3.送金手数料
→0.005ETH
Coincheckは初心者向けの取引所として人気が高く、様々なブログ記事でもおすすめされています。
2023年時点で累計ダウンロード数が540万を達成しており、ダウンロード数は4年連続No.1という人気っぷり。
注文画面では、欲しい仮想通貨の数量を指定して「買い」を押すだけなので、初めて仮想通貨を買う人にとって簡単な仕様となっています。
しかし、送金手数料が0.005ETH必要なので、0.01ETHを購入してメタマスクに送りたい場合は0.015ETH用意しなければなりません。
まとめて送る場合にはそこまで気にならないかもしれませんが、送金回数が多くなる場合はその分手数料がかかってくるので、お気をつけください。
また、コインチェックは口座開設審査完了までに数日かかるので、早く利用したい方はできるだけ早く口座開設した方がいいでしょう。
特に、混雑時期(GWや年末年始などの連休)は審査が終わるまでに時間がかかりやすいので、登録情報の不備(本人確認書類が不鮮明)がないよう注意が必要です。
②GMOコイン
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1.取引手数料
→販売所:無料、取引所:Maker:-0.01%,Taker:0.05%
2.最低取引単位
→販売所:0.0001ETH、取引所:0.01ETH
3.送金手数料
→無料
GMOコインは各種手数料が無料であり、出金手数料や暗号資産送付料もかからないので、安心して取引ができます。
販売所は画面が見やすく操作もシンプルなので、仮想通貨を触り始めの頃は販売所で取引すると良いでしょう。
一方で、取引所では自由度が高くチャートでは読み取れない売買需要を見ながら取引していくので、慣れていないうちは混乱してしまいます。
取引所の方が手数料は安いので、慣れてきたら取引所での購入してみましょう。
※今回は初心者向けなので、販売所での取引を推奨しています。
GMOコインの注意点としては、メタマスクに送る際のETHの最小数量が0.1ETH(投稿時のレートで約2.4万円)である点です。
もし0.1ETH未満の金額を送りたい場合は、全額送金にする必要があるので、いつくかのウォレットに分けて送金したい場合は注意してください。
また、GMOコインは申し込み完了〜取引までの期間が「24時間いつでも最短10分」という驚きのスピードを誇っています。
「かんたん本人確認」ではスマートフォンで本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)と顔写真を撮影するだけでできるので、気軽にできる点も大きいですね。
できるだけ早く取引をしたい方は、GMOコインがオススメです。
③DMM Bitcoin
![](https://assets.st-note.com/img/1683723521641-fp1mX0NDHs.png)
1.取引手数料
→販売所:無料、取引所:-
2.最低取引単位
→販売所:0.001ETH、取引所:-
3.送金手数料
→無料
DMM Bitcoinは、手数料がかからない状態で様々な取引を進めることができるのが特徴です。
もし使い方がわからない時は、LINEを使って気軽に問い合わせができるので、初心者でも安心して利用できますね。
しかし、DMM Bitcoinは販売所形式なので、スプレッドが発生します。
買値と売値の差が大きくなると、その分スプレッドが多くかかってくるので、予想した価格で購入できない場合がある点に注意しましょう。
また、DMM Bitcoinは「スマホでスピード確認」を採用しているので、最短で1時間以内には取引開始できます。
手数料の安さやサポートの充実さに加えて審査の早さが売りなので、初めて仮想通貨に触れる人はDMM Bitcoinを選ぶのも一つですね。
④ビットフライヤー
![](https://assets.st-note.com/img/1683725714251-up4yHk8AN8.jpg?width=1200)
1.取引手数料
→販売所:無料、取引所:0.01〜0.05%
2.最低取引単位
→販売所:0.00000001ETH、取引所:0.01ETH
3.送金手数料
→0.005ETH
ビットフライヤーは、国内でもトップクラスの知名度を誇っている仮想通貨取引所です。
みずほファイナンシャルグループを筆頭に、国内のメガバンク(三菱UFJ、三井住友など)から出資を受けているので、信頼性も高いですね。
銀行振込の入金手数料が無料であり、24時間いつでも入金できる「クイック入金」も、住信SBIネット銀行であれば無料(他社は330円)となっています。
さらに、利用するたびにビットコインが貯まる「ビットフライヤークレカ」もあるので、ポイント貯める感覚で仮想通貨を増やせますね。
知名度もあって安心できる取引所ですが、出金手数料が220〜770円かかるので、何度もETHを日本円に変える場合は注意が必要です。
気になる審査〜取引開始までの時間ですが、「クイック本人確認」を選択すると、最短即日に利用できます。
大手の安心感に加えて、できるだけ早く利用したい方はビットフライヤーを選ぶと良いでしょう。
⑤ビットバンク
![](https://assets.st-note.com/img/1683752112840-pYnzFsbfxh.jpg?width=1200)
1.取引手数料
→販売所:無料、取引所:Maker:-0.02%,Taker:0.12%(一部銘柄を除く)
2.最低取引単位
→販売所:0.00000001ETH、取引所:0.0001ETH
3.送金手数料
→0.005ETH
ビットバンクはセキュリティの高さを売りにしており、マルチシグ機能(データ送信時に複数の秘密鍵を必要とするセキュリティ技術)を活用し、ハッキングや内部犯対策もバッチリです。
加えてチャート画面が見やすく、販売所であれば
①販売所の画面でイーサリアムを選択
②「買う」を選択する
③買いたい金額を選択、もしくは自由入力する
の3ステップでできるので、初心者でも簡単に取引できます。
※下記画像参照
![](https://assets.st-note.com/img/1683801060578-BrMcdleuOM.png?width=1200)
口座開設にかかる時間は、「スマホで本人確認」の場合だと翌営業日中には審査完了となり、利用できるようになります。
大型連休前に口座開設を行うと、審査完了が連休明けとなってしまう可能性があるので、申し込み時期に注意しましょう。
パターン別おすすめの取引所
ここまで、「販売所と取引所の違い」と「仮想通貨取引所ごとの特徴」について説明してきました。
「結局どこの取引所を使えばいいの?」
という声が聞こえてくるので、
①スピード・手軽さ重視
②価格(手数料安い)重視
の2つに分けておすすめの取引所をまとめてみました。
下の画像をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1683888014503-SNmKT2zU9M.png?width=1200)
スピードは「審査完了までの期間がどれだけ短いか?」
要するに、どれだけ早く取引ができるようになるか、を見ています。
一方で、手軽さは「初心者でも扱いやすいかどうか?」といった操作のしやすさ、手続きの分かりやすさを見ています。
この2点を兼ね揃えているのが
・GMOコイン
・ビットフライヤー
・ビットバンク
の3つです。
また、価格は「できるだけ手数料がかからない取引所」を見ています。
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
この2つの取引所では、送金手数料や販売所での取引手数料が無料なので、余計な出費がかかりません。
イーサリアムに関しては取引量が多く、スプレッドも狭くなりやすいので、そこまで価格差が大きくならない点は安心ですね。
まとめ
今回の内容をまとめると、
販売所と取引所での仮想通貨売買には手数料と取り扱い通貨の違いがある。
販売所ではスプレッドという手数料が発生。取引量が多い通貨(イーサリアム)はスプレッドが狭い=手数料が安い傾向がある。
取引所では手数料が場所によって異なる。特にNFT購入用のイーサリアムはどの取引所でも扱っているため、送金手数料がかからない取引所がお得である。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!