宝石の資産価値を考える
まず前提として言えることは、実物資産と呼べるものは割と多くあります
・代表的なものは、家やマンションの不動産、金プラチナなどの貴金属、他にも車、腕時計など
・コレクション的にお酒、美術品、アンティーク品、最近だとトレカやスニーカーなんかも(色石や標本などは今回こちらとして考えます)
ここで挙げた前半のものは、流通の市場がすでに大きく出来上がっていて需要が多く換金性も高い傾向にあり、一般的に資産として広く認知されているところだと思います
開発で高騰してる土地やマンション、つい最近グラム15,000円を超えた純金のインゴット、限定モデルのフェラーリ、ロレックスのスポーツモデル
非常にわかりやすいですよね
その反面、後半にあげたコレクション的なものは価値がわかりづらく専門性が高いので換金は困難な面もあるかなと感じます
これはほとんど、特定の方々に需要が集中していて世界中の皆が欲しいわけではない点が大きく関係してます
石沼の方で言えば数十万円のスニーカーや数百万円の絵を買うなら、同じ価格でトッピンのルースやハイクラスのジュエリーを買う、ってなると思います
スニーカーコレクターや絵画好きの方はおそらく真逆に同じことを思っているでしょう
もちろん否定してるわけではありません、どちらも好きなものへの素晴らしい向き合い方です
前述したものに当てはめると、前半はお金になりやすい資産、後半はお金になりにくい資産と言う方がわかりやすいかな
この観点で考えると、宝石は資産ではあると思います
ただ、一部を除いてはやっぱりすぐにお金には変えにくいでしょう
近くのリサイクルショップに持って行っても、K18の指輪なら買取は容易ですが、宝石や標本となるとなかなかその価値はわかってもらえません
そういう意味では資産価値としては高くないかもしれません
でもよっぽどでない限り、後の資産価値を考えて買い物をする人は少ないんじゃないかな
私は買取業界の出身なので職業病で相場を考えてしまいがちですが、色石で相場を考えだすと流通してる価格の面では下がることがほとんど無いので、趣味嗜好性は高いものの有限資源ですし価値が下がらないものという認識しかないのです
だって、あっ!この石安くなってきたなーって思うことあります?🤣
結論、そんな無粋なことは考えずに自分の好きな子を愛でましょう