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エリア予選反省文

はじめに

2024年7月に開催されたチャンピオンズカップシーズン3ラウンド1のエリア予選に参加してきましたが、結果は惨敗。残念ながらファイナルの権利を獲得することができませんでした。

その中で反省点がいくつかあったので、ここに備忘録を残しておこうと思います。

結果

7/6 TC東京 2-2
使用 : イゼットフェニックス
R1 : イゼットハサミ 〇
R2*: ラクドス吸血鬼 ×
R3 : ラクドス吸血鬼〇
R4 : ラクドスアグロ×

7/7 バトロコ柏 0-2
使用 : ラクドスミッドレンジ
R1* : 緑単信心 ×
R2  : 4Cオムナス ×

7/13 矢向 0-2
使用 : イゼットフェニックス
R1* : 青白九つの命 ×
R2*  : ラクドス吸血鬼 ×

7/14 MINT横浜 0-2
使用 : ラクドス吸血鬼
R1* : 黒単 ×
R2* : 緑単信心 ×

7/21 バトロコ高田馬場 0-2
使用 : ティムールフェニックス
R1* : アブザンパルヘリオン ×
R2  : 5Cニヴ ×

ラウンド数に「*」がついているものは、ダブマリ・土地事故・相手ブン回り(例:緑単信心のノーマリ→力線ニクソス)・トップデッキなどのどうしようもない負けだと記憶しています。
今回はこの負け方が多くてメンタルにきました (;^_^

後手1T囲いの後に銀行破りをトップデッキされた時の顔

こうして見ると初日のTC東京が1番チャンスがあったので、そんなに相性も悪くなかったR4のゲームを取りたかったですね。

7/13以降の3回はかなり下振れが続いたためあまり反省の余地もないのですが、R1を事故で落としてしまうとネガティブになり、R2でプレイが雑になってしまっていたのは反省。
(ほぼ5-1-1までが権利獲得ラインで1敗しか許されなかったため)

下振れ続き過ぎて萎えたので7/22に出る予定だったエリア予選はドタキャンしました。

反省点

1.青白コンに弱いデッキは持っていかない

関東のエリア予選、青白コン多すぎです。MOのメタゲームではほとんど存在していない認識でしたが、エリア予選では体感10~15%ほどが青白コンでした。

またエリア予選の結果分布を見たところ、これは関東固有の特徴であるように思えます。

地域別エリア予選突破率 (集計期間 : 7/6~7/14)
関東
1位: ラクドス吸血鬼 40.7%
2位: 青白コン 10.2%
3位 : 白単・緑単(同率) 8.6%

関東以外
1位: ラクドス吸血鬼 21.1%
2位: アマリアコンボ 18.4%
3位:  イゼットフェニックス 13.2%

エリア予選結果を元に個人で集計
※割合は該当エリアにおいて、「特定デッキの権利獲得数÷全体の権利獲得数」で計算

関東以外ではアマリアコンボやイゼットフェニックスやなどの予選突破割合が高く、関東ではラクドス吸血鬼が圧倒的な支配率を見せていました。

イゼットフェニックスやアマリアコンボが青白コンを苦手としていて、ラクドス吸血鬼が青白コンを得意としていることを考えると、青白コンが多いメタゲームは関東の特徴と言えるのではないでしょうか。

青白コンを避けて他の地域に逃げるのもアリな気がしました。

2. 自分の得意なデッキで勝負する

自分の得意なデッキは、環境トップのラクドスに有利かつ、ハンデスの使える黒系ミッドレンジだと考えています。
過去環境で言えば、ラクドスサクリファイスやアブザンパルヘリオンがこれに該当します。

お世話になりました

一方で青白コンなどに代表されるカウンター系のデッキはとても苦手で、青が入っているデッキはほとんど触ってきませんでした。

イゼットフェニックスは青いデッキながらもカウンターする展開が比較的少ないため長年使っていますが、前述の理由から青系のデッキに対するクロックパーミッションプランを苦手としていました。

イゼフェニ メイン唯一の打消し

店舗予選ではその弱点が表面化しなかったのと、MOメタゲーム上に青系のデッキが多くなかったためイゼットフェニックスでいきましたが、自分の得意デッキを考えると、エリア予選に持っていくべきではなかったなと感じています。

今回の環境であれば、黒単無駄省きやラクドス異形化、ラクドス地獄の樹などを調整する方が良かったと思います。

3. 得意なデッキを増やす

自分はパイオニアで使いこんでいるデッキが2つしかありません。ラクドスサクリファイスとイゼットフェニックスです。
ラクドス吸血鬼の登場によりラクドスサクリファイスが環境から退場したため、自分の使えるデッキは実質イゼットフェニックスのみでした。
(しかも同形が苦手という明確な弱点あり)

今回の関東エリア予選でイゼットフェニックスの立ち位置が悪いことは初日に気づきました。
青白コンに不利であることや、互角であるラクドス吸血鬼の数が多く、連勝することが難しかったためです。
(なんならラクドス吸血鬼も「銀行破り」をメイン搭載している型が増えていたり、「絶滅の契機」の搭載枚数が増えており、微不利くらいの認識でした)

緑単用のカードのはずだが….

2日目にラクドスミッドレンジを使用したのはそのためでしたが、急造のデッキで勝てるはずもなく、他に使えるデッキもないため、イゼットフェニックスに戻ることになりました。

前述の話にも繋がるのですが、自分の得意なデッキの幅を広げておけば、これは防げたはずです。
既存の得意デッキを使って一定の勝率が出てしまっていたがために、自分の得意デッキレンジを広げる努力を怠っていたことに気付きました。

(余談)エリア予選に出始めて良かったこと

1. 知り合いが増えた

今回の店舗予選に出てから、競技シーンでの知り合いが増えました。
昨年は1人でエリア予選に出ていたのですが、今回はラウンドの合間などで気軽に話せる人がいたことで、気分転換になったり、環境への理解が進んだため、大変助けになりました。
あとは単純にマジックの話ができる人が増えて嬉しかったです。

2.マジックが上手くなった

今回は主にアリーナで調整を進めていたのですが、安定してミシック1,200位に入れるようになりました。
2~3年前くらいは全く1,200位に入れる気がしていなかったので、成長を実感出来て嬉しかったです。

おわりに

昨年はラクドスサクリファイスを使って幸運にも1発で抜けられたので、今年はエリア予選の過酷さを改めて認識する年になりました。

来年出るか分かりませんが、もし出るとしたらこの記事を思い出しながらデッキ調整したいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。




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