何故か必死なってメタリカのBatteryのギターリフを練習し続けた20代前半
6弦開放のブリッジミューをかけた16分の高速リフを気が狂ったように練習し続けていたあの頃の僕
ドッドド ドッドド ドーダーダード
ドッドド ドッドド ドーダーダード
学校の帰り道でエロ本を拾った中学生の様に夢中になって一心不乱にアホみたいな高速リフを弾き続けたとです!
原因は明白で、僕は当時専門学校ESPミュージカルアカデミーのエレキギター科に通っていたのですが
やたら難易度の高い課題曲ばかり紹介されたり、授業で取り上げたりされていたのです。
メタリカ、Mr.BIG、クラプトン、ラリー・カールトンなどなど…
完全に講師の趣味だったと思う。
高校出てすぐの青二才の僕ちんには荷が重すぎるとです!
アジカンとかエルレ、ホルモンあたりの曲を必死になって弾いていたというのに、洋楽のメタルやらフュージョンなんて手も足もでませんよ。
でも上手い生徒は弾けてたりするし、講師もこれ見よがしにそのゲキムズ曲を弾いたりするわけなんですわ。
クッソムキになって練習しましたよ。ムカつくから
今思うと本当に無駄な時間だったと思う。
大人しくチャットモンチーとか弾いてれば良かった。
今の僕はエレキギターの魅力って、歌と同じで感情を音に乗せられると言うか
チョーキングとかビブラートを絡めたシンプルなプレイだと思うんで、もうあの頃のように必死に練習する事はないでしょう。
身の丈を知ったおじさんギタリストでした。
またお会いしましょう。さようなら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?