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7
ルンビニー園、
という花園で誕生したお釈迦さまは
よちよちと七歩あるき
右手で空を示し、左手で地面を指さし
「天上天下唯我独尊」といった
世界でいちばんオレがえらい、
という意味ではない
「天上天下」とは
この世界という目に見える空間のことでなく
天の上も天の下も、
そこに流れ ている時間をこえて、
という意味
宇宙規模のイメージ
唯我、の『我』は
「自分」「わたし」「オレ」ではなく
あらゆる生命は、生死をくりかえしながら、
つぎの「六道」をひたすらぐるぐる巡っている
と仏教では考える
※「六道」
地獄 - 餓鬼 - 畜生 - 修羅 - 人間 - 天上
お釈迦さまのいう「我」は、
現世で「人間」にうまれついた
われわれ、すべてのこと
ちなみに、
お釈迦さまが
うまれてすぐ『七』歩あるいた
というのは、
【この六道を一歩ずつ進み
さらにもう一 歩前へ
この輪廻から解放される
解脱のためのもう一歩】
という意味がある
独尊、の
『独』は、
それぞれが、ひとりひとり、ということ
『尊』は、尊い、尊ばれる
これらをまとめると
『天上天下唯我独尊』とは
六道のなかで
人間にうまれついた我々は
尊ばれる存在として
ひとりひとり
たいせつな使命をもっている
それを大事にする事であり
使命を天命を全うする
という意味でもある
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7は
一歩先へ進む
ある意味、
未来へ繋ぐ数字なのかも
ある方から教えて頂いたことを
メモしてみた