【DR】Lagwagon 『RAILER』
FAT看板バンドの初期イメージ作の実力は半端ない
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音楽愛好家でカセットテープがリバイバルで今流行っておりますが、カセットテープを聴きながらローラースケートをする大人。スケボーをする子ども達。メロコア全盛期の90年代(バンド初期)を思い出させる感じですかね。パンクと相性の良いスケボー、ローラースケートが何ともLagwagonにぴったりなジャケットです。
FATのレコードはだいたいデジタルデータ(mp3)付いてきます。
バンド紹介
FAT WRECK CHORDS所属のカリフォルニア出身のメロディックパンクバンド。
哀愁漂うメロディやドラマチックな曲展開が特徴です。FAT一筋20年以上のベテランです。ボーカルのJOEY CAPEはソロやMe First and the Gimme Gimmes、Bad Astronautなどの複数のサイドプロジェクトもやっている多才な音楽家です。洋楽パンクを聴く人では好きな人多いし、FATのバンドの中でもとても聴きやすい方だと思いおすすめです。
曲について
①初期曲『ISLAND OF SHAME』の様なダークなイントロから始まり、サビの大シンガロングへ向けあっという間に疾走する名曲。
②メタル寄りのザクザクしたギターが格好いいです。Lagwagonはいつもメタルを誇張し過ぎない絶妙なバランスです。
③明るさ全開の一番ポップな曲。
④女性ボーカルやアコースティックギターから始まる曲。歌っているVIOLET CAPEはおそらくボーカルJOEYの娘さんかな。JOEYのソロではあったけどLagwagonでは今まで無かったかも。親子共演抜きに名曲なんです。
⑤初期曲『LAZY』の様な前のめりで勢いある曲。FAT所属のPEARSのボーカルがゲストで歌っているのかな。FATファミリーの絆は強い。
⑥はもう大名曲ですね。
楽しげなイントロ、やかましいドラム、主張し過ぎ無いギターソロ、鼻歌したくなるポップなメロディ。往年のファンは泣くんじゃないかなって思うほどの良さ。『ナ、ナ、ニルバーナ!』の所、モッシュピットでシンガロングしたい!
⑦朗読から始まりひたすら疾走パート、アルバム後半の曲は全体的にスピード速くないですか。
⑧疾走パートから始まる速い曲。
⑨ゆっくりめな聴かせる感じの曲来た。
⑩哀愁メロディが心地よい。
⑪何となく代表曲『MAY16』を感じてしまうアルバム終盤にふさわしい名曲。
⑫カバー曲で終わるアルバムってカッコ良すぎなのでは。ジャーニーのカバー。
全体所感
バンド初期時代を意識して新作を作った事を随所に感じさせる作品でした。
当然それだけでなくベテランパンクバンドらしい技術や哀愁メロディとスピードも素晴らしく、全作よりもパワーアップしている印象です。全作の様なハードロック路線な曲は影を潜めています。
Lagwagonは今までに何回も来日していますので、来日ライブを信じて新譜を聴きながら楽しみに待ちたいですね。
読んでいただきまして、ありがとうございました。
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