真夜中の夜鷹みたいに
真夜中の夜鷹みたいに
一晩中 月明かりに身を晒していたい
7月の夜のメロディーは
泣いてしまうほど美しく
たそがれた友情も
今は優しさに満ちている
君の住む街の枯れそうなサルビアはまだ咲いているだろうか
らしい君でいたなら
らしい僕でいたいよ
らしい君の詩集に
らしい言葉が微笑む
スロープの鎖は冷たいから
あなたの手の温もりに逃れたい
八月の夏を降りながら
八月の秋に昇ってゆく
たそがれた記憶も今は
愛しさに溢れているよ
今夜は
信濃町あたりから
外苑まで二人で歩こうか
らしい君でいたなら
らしい僕でいたいよ
らしい君の詩集に
らしい言葉が微笑む
らしい君でいたなら
らしい僕でいたいよ
らしい君の詩集に
らしい言葉が微笑む
真夜中の夜鷹よ
泣くかな夜鷹よ
真夜中の夜鷹よ
泣かないで夜鷹よ
らしい君でいたなら
らしい僕でいたいよ
らしい君の詩集に
らしい言葉が微笑む
らしい君でいたなら
らしい僕でいたいよ
らしい君の詩集に
らしい言葉が微笑む
♢♢♢♢♢
これは山梨の森の中でキャンプした時にそのへんの木のカケラを拾いナイフで鳥の彫り物をしていた時を思い出しながら書いた楽曲用の歌詞です。木彫りの鳥は一晩中、月明かりに晒して暫定的な神にしました。