ゼロ100思考とバランス
▼音声で聞きながしたい方はこちら「亀らじ」
「よく床で寝ていて、疲れが残らないね」と言われることがあるんです。
確かに僕も昔はそう思ってたし、そう言われることに違和感はない。
そのように感じることも理解できるのですが、床でもふかふかのベッドでも「身体が痛い時は痛いし、大丈夫な時は大丈夫」というのが僕の見解です。
ベッドで寝たからといって身体がいつも調子が良いわけでもない。
かといって、床で寝たからといってバッキバキになって毎日が辛いというわけでもないんです。
ともなると、大切なのは「目が覚めてる時に身体を調整する」だと思うので、寝る場所よりもそっちを考えた方が良いんじゃないかなと僕は思っています。
ゼロ100思考とバランス
この話はいろんな事柄について転用できると思うので、是非とも最後まで読んでほしいです。
僕は社交ダンスを踊っているのですが、その中で腰を動かす場面が多いです。
腰を前後に動かしたり左右上下に動かしたり、様々な方法で使います。
骨盤の使う際に僕はお尻をキュッと締めて、骨盤が床に対して垂直に立つように意識をして使っています。
その位置を基準として、それより前に使ったり、後ろに使ったりして踊ってるわけです。
10年程前は、骨盤を後ろから引き上げるように前傾させて踊っていました。
腰を反るようにというとイメージしやすいかな?
当時の踊り方も良くなかったのだろうけど、前傾の状態だとお尻をキュッと締めることができません。
そのまま下手に動かし過ぎたのでしょう、右の大転子(大体 股間と同じ高さの太もも外の出っ張り)に炎症が起きてしまいました。
めちゃめちゃ痛くて、踊るのも辛かったですね。
その数年後、お尻をクッと閉めることを教わり意識しながら踊ると、骨盤の基準の位置が前傾ではにので、炎症を起こすこともなくなりました。
ケース・バイ・ケース
どちらもダンスの踊り方としては確立してると思います。
ただ、お尻を後ろに使う方法が“僕に合わなかった”だけであり、そういった踊り方が悪いわけではない。
前傾を駆使した方法でかっこいいダンスしてる人はたくさんいます。
あっちが良くてこっちが悪いだの、
多くの人がやってるから正しいだの、
全然取り入れている人がいないから間違っているだの、
正解か不正解の2択、ゼロか100だけで物事を測るはもったいないと僕は感じています。
では、どうしたら良いかという結論ですが、“自分に取り入れるバランス”が大事だと思います。
結局は時と場合や、人にもよって変わる。
例えば、先程の骨盤に話を戻すと、絶対にお尻を閉めた踊り方の方が良いというわけでもないですし、骨盤を引いて前傾にして踊ることが全部間違っているとも僕は持ってないんですね。
大事なのは、やってみてどちらが自分にとってフィットするか。
踊りやすい、かっこいいと思える、という自分の感覚を一番大切にしたいと思っています。
自分に合わない場合の可能性
もちろん、やってみるとうまくいかなかったり、しっくりこないこともあります。
同じ事柄でも人によって相性があると思うので、その時はそれぞれが考え取捨選択をするといいと思います。
例えば、10年前の踊り方も、いろんな知識を得て身体つきも変化している現在の僕が試してみたら、もしかしたら上手くいくかもしれない。
そんな可能性も考えられるし、わからない。
本当にケース・バイ・ケースなので、やってみてから自分に合うか合わないかを判断することが大事だと思います。
ということは、結局挑戦してみないと結果がわからない。
別の物事に転用してみると案外うまくいくかもしれないし、今うまくいってることでも他に応用してみると大失敗するかもしれない。
世の中、いろんな可能性が考えられ、わからないことだらけですので、一つ一つ試して楽しみましょう。
なので、やってみるためにも最初から「絶対にダメだ」と決めつけるのも、「100%間違いない」と言い切るのもナンセンスだと思います。
ゼロか100か決めつけずに、まずは挑戦してみて欲しいと思います。
少しでも参考になったという方はコメントや いいね!をくれると嬉しいです。
というわけで、今日も素敵な1日をお過ごし下さい!
かめやんでした、またね!
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