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理念やビジョンってなぜ大切?

組織において、なぜ「理念」や「ビジョン」(以下、ミッション、バリューも同様です)が大切だと言われるのか。
最近、理念や想いの大切さは良く耳にしますし、なんとなく大切なんだろうな~って程度には浸透してきているように思います。
そこで改めて「なぜ理念やビジョンが大切なのか」が今回のテーマです。

なぜ人間は寝ないとダメなのか。なぜお菓子だけ食べて生きたらだめなのか。
小さい頃から「ちゃんと睡眠はとらないと」と言われたり「お菓子ばっかり食べちゃだめ」って言われたりして、考えるまでもなくこれらは「当たり前」になってますよね。
これを言い続けてくれた方々には感謝なのだけれど「当たり前」を一回考え直そう。そんな話です。

ちょっと違う話をします😉

恋人募集中だったとして…
「同じく海外が好きな人いるよ!気が合うんじゃない?紹介するよ!」って言ってもらったらワクワクしますね。
海外の楽しさを知ってる人なら話が合うかも。
どこの国に行ったことあるんだろ。同じ方面が好きだといいなぁ。
ってね。
実際、会って「アジア好きですか!私も色々行きました!パクチーとか大好きでアジアの料理大好きなんです!」「僕もです!」
おおぉ、いい感じ!なんかお互い親近感沸きますね。好みが合うってサイコー!

でもでも、ちょっと待って。片や安全でガイド付きのパッケージツアーが大好き。人気のレストランは予約する必要もなく、そしてプランを立てるまでもなく毎日ガイドさんが映えスポットに連れて行ってくれる!交通手段の手配もなし!美術館でも有名な絵画をしっかり教えてくれて、とってもリーズナブル。
片や、バックパッカーで、毎日自分が惹かれるままにその国を周り、現地の人とも交流し、他国から来ている同じパックパッカーと友だちになって情報が豊富。知る人ぞ知る映えスポット&地元の人オススメのレストラン、なんかにも詳しくなっちゃう。こちらもこちらでとってもリーズナブル。

極端な例だし、お互いがそれ以外でも意気投合すれば…っていうのはちょっと横に置いておいて、ただ「海外が好き」っていうだけでは、ここまでズレる可能性があるっていうことです。

ではまたちょっと話を変えましょう。

落ち込んだ時、やるせない時、音楽を聴くことで元気が出たり、満たされたり、また頑張ろうって思えたり。私の近くにはいつも音楽がありました。
だから私は誰かのそれになりたくて、ピアノのコンクールに向けて猛練習したり、吹奏楽部に入ってトロンボーンに夢中になったり、バイオリンを買ってみたり、歌手を目指してオーディションに出たりクラブの前座に出させてもらったりしました。
あちこちに気が行っているようで、幹は一つ。
今でもその幹は変わらず、アーティストやエンタメに携わる方の心が不要に傷つくことがないように、安心して、安定して活動ができるよう尽力したいと思っています。

「想い」が根底にあると、行動に出ます。あれをしよう、これをしてみよう。これはどうかな。と。
そして行動に出ると必ず「知恵」や「技術」の壁にぶつかります。
あれやこれや必死で習得した先には「結果」があるのかもしれません。
ただ、ここで重要なのは「結果への近道」でもなければ「〇〇を手にするたった5つのこと」というノウハウ文でもなく、「〇〇をすれば簡単に結果が手に入る!」というメルマガでもない。

「想いの大きさ」

ただこれに尽きるか。想いがあれば動く。動けば磨かざるを得なくなる。その繰り返しが、自身の成長や手渡せるものの量に関わってくるものだろうと。

さてやっと本題です。

理念ってこの「想い」の部分だと思うのです。
この「想い」が共有できていたり、共感できていれば、様々なアクションが出るでしょう。様々な意見もアプローチも生まれるでしょう。
そのアクションやアプローチを実現するために、いつの間にかスキルを磨くでしょう。
その先に「結果」が見える。

だから会社の”想い”を知ることって大切なのだと。

何で海外好きなんですか?って、さっきの、その、気になる彼に聞くように、何でこの想いがあるんだろうって考えてみること、そして経営(リーダー)層は伝えること、それってとってもいい明日が待ってると思いませんか✨

想いの伝え方、想いをブレークダウンする方法、組織内でスムーズにシームレスに浸透させていく方法などテクニカルな面の大切さは今回はちょっと横に置いておき、「理念ってなぜ大切?」そこに絞って書いてみました。

あ、最後に。

10人の人が10の力を出して個々にゴールに向かうとそのエネルギーは
10×10=100
ですが…
10人の人が調和しながら、連携しながら、サポートし合いながら、同じゴールに向かうと連携部分にもエネルギーが発生するので
10+2+10+2…..=118
になるんです。

これが組織やチームの面白いところ。この辺はまた別の機会に☺


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