パパになるまでにやったこと

つい最近、第一子(男の子)を授かることができました。

産まれるまで、多くの情報を友人たちから教えてもらい、非常に助かったのですが、自分の当時の記録も兼ねて、また身近にそういった友人がいない方のために「パパになるまでにやったこと」を残しておきたいと思います。


●アプリを入れる


まず大前提として考えていたことは、スタート地点の情報量は、男性は女性に比べて圧倒的に少ないだろうなということでした。おそらく、意識しているかどうかにかかわらず、友人たち(女性)の妊娠&出産話を妻が10のうち8を記憶してるとしたら、男性は1ぐらい、もしくは覚えてすらいないんじゃないかと思います。

そして、にもかかわらず、妊娠がわかったとしても、妻がせっせとそういった情報に触れているなか、私は何も情報収集せず、”のほほん”としていました(正直、実感がわかないし、何かを調べようというモードにならない)。
そんなとき、妻が送ってくれたのがこれでした。

ルナルナ ベビー

妻がこのアプリをスマホに入れており、その中にある「パパ向けメッセージ」というコンテンツを毎週LINEで送ってくれていました。妻にとっては面倒だったかもですが、これがすごく良かった。何が良いかというと、パパ向けのメッセージもそうですが「今週のママ」を見ると、ママの状態が週単位でわかるので、それをもとに話ができるし、気遣ってあげることができる!(今思えば、自分も入れておけば良かっただけの話ですが、それすら意識が回らなかった)

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そして、もうひとつが

パパninaru

このアプリは友人パパに教えてもらったのですが、このアプリは妻は入れずに自分だけがスマホに入れてました。「ルナルナベビー」ほど、ママの状態は記載されていませんが、日々表示される関連コンテンツが充実しており、そのとき知りたい情報や(自分と妻の間でちょうど話題にあがった)気になっていた情報を知ることができるので何気に重宝していました。また、私から妻にこんな情報あるよと教えてあげることができたのも良かったです。


●本を読む

ということで本も読みました。
どれがいいか分からなかったのでとりあえず、気になったものを2冊読み、あと1冊を友人パパに譲り受けて読みました(3冊目のやつ)

※ちなみに、自分もちゃんと学んでるよアピールはとっても大事です(笑)

●両親学級に行く

全3回のコースを受講しました(コロナの影響で自分たちが行っている産院ではやっておらず、別のところへ行きました)。第1回目は、私しか男性がいなかったので、場違い感を感じて帰りたくなりましたが、結果、行って大正解でした。

冒頭に「どんなお産がしたいですか?」という問いかけがあり、「へ?そんなん、自分たちでどうこうできるものなの?」という気持ちと、それを(男である)自分にも聞かれても答えようがないのでは、、と思いましたが、自分で産むんだという意識づけが大事ということで、それを起点に食べ物や身体づくりの話を聞けて(考えることができて)、とても有意義でした。ちなみに、私はこの問いに対して、なんとか言えたというか、言葉を慎重に選んで話さないと(他の妊婦さんもいるなか、全ての男性(夫)ががっかりされるぞと)正直びびりながら答えたような気がします。

ちなみに、この会は、ことあるごとに参加者に質問が投げかけられて、他の妊婦さん(初めて産む人も2人目の方もいた)の話も聞けてめちゃくちゃ参考になったし、何より妻がどう思っているかを聞けたことが良かったと思います。妊娠中に不安に思っていること、やったほうがいいことを全部先生に聞けて、赤ちゃんが産まれてからもそこで聞いた話はすごく参考になりました。

※行ったのはここ→「石井助産院」(奈良市)
両親学級、めちゃくちゃオススメです。私たちは助産院ではなく病院で産むことを決めてましたが、産まれたあとも、相談できる人がいるのはいいなと思いました。

話はそれますが、産まれたあと「乳房ケア」に行くことがあれば、男性も一緒に聞きにいったほうがいいです。お乳が出るまでも簡単ではなかったし、出るようになってからも、乳がパンパンに張って痛みを生じることもあり、これはこれでめちゃ大変な思いをしているママさんがいると思う。一緒にいけば、パパがマッサージしてあげたりと断然できることが増えるし、めちゃくちゃ感謝されます!

●名前を考える

なんとなく自分は"ええ感じ"に名前を思いつくことができると思っていましたが、気のせいでした。。夏生まれだから夏をイメージできるものがいいな、最近よくある名前はつけたくないな。やっぱり音だな。名前を呼んだときに感じる音の響きで考えたろか。いや、コンセプトを先に決めよう。とか考えていましたが、まあ、パッとしないし、ピンとこない。

あれも違う、これも違うということで、ずるずるのびのび太となり、(それには頼りたくないと思ってた)本を買ったら、自分が考えてきたような発想法は本に全部書いてあり、早く買えば良かったと思いました(古今東西、みんなが考えるようなことは同じですね)。

ちなみに、いよいよ切羽詰まって、予定日の1ヶ月前ぐらいに「名前合宿」をしようと2人でキャンプ場に行きました。コールマンのインフィニティチェアに寝ころんで、空を見ながら、思いついたものを付箋に書き、ノートに筆ペンで書いてみたり、語感だけじゃなく文字のイメージを2人で合わせながらブレインストーミングをするということを行いましたが、結局、決まらずに家へ帰ってくるというただのキャンプを楽しみました(名前って難しいっすね)

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心を無にしてなにかが降りてくるのを待つ

ということで、同じようになかなか出てこないパパは素直に本を買ったほうが早いかもです(その読み方に当てはまる漢字もすぐでてくるし、意味も書いてあるので早くて便利)。

●育休はどれだけとるのか?

自分の親世代(昭和のおやじたち)と違って、今の時代に生きる我々メンズは、子どもが産まれた後、どう自分ごととして主体的に役割を担うか考えざる得ないと思います。とはいえ、育休もどれだけの期間を取得するのが良いのか、実際に育休期間中、何をするのか想像がつかないと思います。

ちなみに、うちは里帰り出産で1ヶ月ほど里帰りするということだったので、当初は里帰りから戻ってきて、自分たちの家に戻ってきたときに育休をとることを考えていました。ただ、友人(ママさん)に聞いてみると、(里帰り出産だとしても)最初は最初でいてくれたほうが助かるということだったので、産まれて退院してから10日間(妻の実家に泊まりましたよ)と、自分たちの家に戻ってきてから2週間育休を取ることにしました。

とはいえ、産まれてすぐってなにかすることあるの?と思いながらでしたが、首が座ってないときの沐浴は2人で一緒にしないと不安でできなかったし、夜泣きで起きておっぱいあげるときに一緒に起きて、オムツ替えたり、ゲップをさせたりとやれることはありました。

なにより、昼に寝ているときに、息しているか見に行ったり(←これ、友人に聞いたときは大げさと思ったけど、ほんとにしてしまいます)、室温が暑すぎないか、寒すぎないかを2人で相談したり、赤ちゃんのちょっとした仕草にいちいち喜んだりと、全ての「初めて」を全部体験できるので産まれてすぐの育休をとってよかったと思いました。

・・・
ざっとあげてみましたが、これからパパになる人の参考になれば幸いです。
(産まれるまでも大変だけど、産まれてから世界が変わるよ。
あと、産まれてからは、ちょっとオシャレなお店で2人で美味しいものを食べにいく機会が激減するから、今のうちに2人で美味しいものを食べにいくといいと思われです!)

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