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香港人の個人能力はアジアでトップレベル

2度目の香港に来て3年半が過ぎいました。

時が過ぎるのは本当に早いです。

現在、香港にある日系企業で働いています。

なぜ現在、香港で働いているのか?

いくつ理由がありますが、

一番のメインは、親友に頼まれたからです。

その親友に頼まれなければ、絶対に現在この会社で働いていません。

この事は、話が長くなるので、何かの機会にお話致します。

突然ですが、

「香港で働いたことがありますか?」

香港で働いたことのない方でも、

中国南部、広東省でビジネスをされている日系企業の大半が

香港にブランチ(支店)があります。

広東省の人口は、日本の全人口と同じぐらい、

そして、ここには電子部品の集積地帯です。

この事から、広東省に進出している日系企業で

働かれている方は、

香港と仕事上やり取りをしていると思います。

香港をどう思いますか?

香港は、1997年7月1日にイギリス領から中国へ返還され

現在は、中国本土の一部としての位置づけですが、

かなり特殊な地域です。

ここで働く香港人もかなり特殊です。

中華系の香港人は、自分たちのことを「香港人」と言い、

決して「中国人」とは言いません。

日本的に言い換えれば、自身のことを「関西人」と

言っているのと同じです。

しかし、国籍は「関西人」は「日本人」で、

「香港人」は「中国人」です。

そして、香港人は個人能力がずば抜けて高いです。

まず、「言語能力」が高いです。

一定の教育を受けている香港人は、

【3カ国語】を話す事ができます。

普段使用するローカル言語の「広東語」

そして「北京語」「英語」です。

さらに、日系企業で働いている香港人のほとんどが

「日本語」を話せます。

現在、私が働いている会社にいる香港人は、

ほとんど流暢に日本語を話します。

日系企業で働いている香港人は、4ヶ国語も話せるので、

日本語しかできない【日本人】とでは、

言語力において雲泥の差があります。

私は、広東語はわからないですが、

ここの香港人の電話のやり取りを聞いていると

実に面白いです。

日本からの電話は「日本語」

タイからの電話は「英語」

中国本土からの電話は「北京語」です。

そして、事務所で香港人同士、

私などに聞かれてはまずい話は「広東語」で話しています。

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