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英会話学習で最も重要なこととは?

ここ数日、英会話学習に関する書籍を数冊読んだ。
英会話を学習する上で重要なことや心構えが各冊子であげられていた。

・発音重視
・継続
・会話量

他にもその要素を分解してあげるとキリがないが必ず入っている要素は上記のような事柄があげられていた。

そこで自身が英語学習をしてきた日々を振り返りそれらの要素を参照してみた。
自分の経験に照らして最も重要な要素とはなんだっただろうか?

考えてみると先程あげたような要素はとても重要なことは間違いない。
列挙した3点は基礎が無い状態から英会話を始めた私が、英語が話せるようになるために行ってきたことである。

特に発音はそれまで英語学習をほぼ一切していなかったため、変な事前情報が頭になかったからか褒められるポイントであることが多い。


しかしこれらの情報だけでは英会話学習において「なぜ会話量つまり時間を維持できたのか」この説明は英会話習得の必須項目を要素に分解してもわからないように感じた。

そこで自分がなぜここまで英会話を続け、能力を向上させれたのかを考えてみた。
因みに私は高校を中退するほど根気というものからは遠くかけ離れた人間である。


考えすすめた結果私は一つの答えにたどりついた。
それは私が無類の話好きであり、議論をすることが好きだということであった。

なるほど、英語を覚えるのに最も効果的な方法は英語話者のパートナーを作ることだとはよく言ったものだとその時思った。

要するに人は自分の余暇を嫌いなことには費やせないのだ。

英会話の良いところは英会話を手段として様々な事柄を楽しめる要因となることだ。
先述した通り私は話すことが好きだし、英会話話者のパートナーとの関係構築のために英会話を使用するのもいい。

他にも英語でしかアクセスできない情報、映画を見るだけでも字幕を読みながらセリフを聞くと『こんな風に訳されるのか』という驚きを味わえる。

もちろん海外で働きたい、海外の大学に通いたいという要望もあるだろう。
英語を話せることが即ち楽しみに直結することは少ないかもしれない。
しかし英語を話せることで広がる可能性はまさに無限大である、だから英会話学習者に持ってもらいたいのは英語を通して得られる果実を楽しむことである。

そしてもう一つ、嫌だと思うときは無理して取り組まなくてもいい。
やらなくなってしまった自分に嫌気をさす必要もない。

そうして一週間くらいすると突然また取り組もうという気になるものである。


私は毎年正月ごろに一度やる気を失う。
通信制大学にも通っていて2月には試験も控えている。

そんな状況でもだいたい1週間はなんの勉強もしなくなる。
しかしそんな状態も1週間くらい経過すると、また取り組む気持ちが湧いてくる。

英会話学習初期の頃も同じように定期的にやる気を失っていた。
そんな時は少し学習から離れてみた、そうすると再び取り組もうという心持ちになる。
この繰り返しをしているとやる気を失っても戻ってくるのに要する時間が短くなる。

そして気がつけば特にやる気に左右されない習慣の一つとなっていく。

ここまで長々と書いてきたが、要するに英会話学習で大事な事は英会話そのものではなく英会話を用いて達成したい真の目的を明確に意識すること。
そして無理に続けなければという強迫観念から脱却することこそが英会話学習継続において最も重要な原動力であると感じる。

そもそも「やる気」とは何なのかということに関しても記事にしたことがあったのでもし気になる方はぜひ読んでみてください。


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