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001_20220310_バイオーグ・トリニティ
基本情報
原作:舞城王太郎、作画:大暮維人 さんによる青年漫画
集英社「ウルトラジャンプ」にて、2013年1月号から2018年1月号まで連載
全57話、全14巻
最初の印象
最初「絵が慣れない」のと「文法が解らない」のに、てこづった
また「少女漫画的な読み方が要るかな?」と構えた
「話」と「感じ」を掴むまでは、辛かった、「辛い」は読むモチベを下げる
可処分時間を使うということは、「快楽や成長が伴ってないと損」ということになる(とはいえ、好き嫌いしないで読むってのもあって)
読み勧めていったら
読める様になってからは「なるほど、考えられてるなぁ」と思った
物書きの「原作付き」の威力を、最終巻の「描き下ろし小説」を観て思った
絵は、慣れてからは「かっこいい」と思えるようになった
なんというか、スクリーントーンに頼らない、黒と白だけ、それでいて劇画の書き込みのように絵面を暗くしないアート感ってか
うまくいえないが「コンクリート打ちっぱなしの壁がかっこいい」と思うのとよく似たやつ
また「エログロを避けてない」「むしろ積極的に行ってる」ってとこに、ストーリーに凄みをもたせてる
多分「可愛い絵面」「ほのぼの絵」「大味でボカーン」っていうのでも成立は出来るストーリー
「原作付き」の凄み、みたいなものを感じた
物書きの「原作付き」の威力を、最終巻の「描き下ろし小説」を観て思った
描いていないところにも「自分の中ではストーリがあって整合性取ってるんだ」という(そうじゃないのもあるけど)
最後までお読みくださり、ありがとうございます!
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