奇跡のレッスン「スキーの回」

本土最南端育ちで雪も降らない土地に住んでいるので、雪関係の文化に接触がない。かろうじてスケートリンクに行った事があるくらいだ。小学校入学まえか低学年か、そのあたりの頃合いでの経験なのでほとんど記憶にない。

今回はスキーの回。フランスから先生はお越し。オリンピックメダル経験者でも、女性だという事でオフィシャルチームのコーチにはなれなかったそうな。こどもに「平昌出ないの?」って言われてた。御年74歳だったかな。「見るだけ」と答えていたのと、その質問をした子がすごくユニークな子だったのが印象強かった。

集まったのは小学生2~4年生、手取り足取り指導ではなく、やらせてみる、みせてみる。方向が主体のコーチングだった。こんな指導者はダメだ、という事を言われていたけど忘れてしまった。こどもに思考を持たせない指導はいけない…そんな事だったと思うけど。

練習始めの方、途中で一人の女の子がリタイヤ。「お腹がいたい」という事だったけど心理的なものかな。最後のインタビューで「お腹はいたかったけど楽しい方が勝った」みたいな事を言っていたので。それを言わせたのは凄いなと思った。しかもその子、最終的にはかなり上手になっていた。

今回の先生の指導方法はほんと「体験の試行錯誤・思考との結び付け」とか実験を子供たちにさせるタイプだったのでかなり興味を持ってみる事ができた。TVクルーが子供たちに対する質問の投げかけ方だったり、感想の聞き方にも配慮を感じられていろんな面で面白い回だった。

もし、よろしければ。