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maruxenon Live Vol.46の話【#8】

どうも、桐山和久です。

先日出演した『maruxenon Live Vol.46』のお話。

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前回Vol.45同様、有観客+オンライン配信での開催となったマルゼノン。
それまでは有観客のみや無観客配信のみだった訳ですから、情勢に合わせて形式も変わっていきますね。

個人的には昨年12月以来、約1年ぶりの有観客ライブだったんですが、正直なことを言いますと…






すっっっっっげぇ緊張してた。






普段からお仕事でたくさん歌わせていただいているので、歌うことには全く抵抗ないというか、むしろ堂々としていられるんですけどね。
如何せんスタジオシンガーなもので、大勢の視線が直撃する中で歌うことなんて滅多にないんですよ!
対人免疫力の衰えを実感しました。笑


今回歌わせていただいたのは3曲。
♪ミュージック・アワー(ポルノグラフィティ)
♪左手
♪制服のマネキン(乃木坂46)

今年の夏は緊急事態宣言で思い出作りがなかなか難しかったので、来年こそはという願いを込めて『ミュージック・アワー』と、もどかしげな冬の情景を描きつつ、カッコよく歌える『制服のマネキン』を選曲。

ピアノの多田さんやギターの石川さんには「朝から弾くにはカロリー高いよ…」と言われてしまいました。笑

アレンジに関しても色々注文したのですが、理想通りに仕上げていただき、本当にありがたいというか、流石というか…。
絶大に信頼させていただいてます。


MCでも話しましたが、2曲目に弾き語りをしたオリジナル曲『左手』には制作エピソードが。

約半年前に出演したVol.44で、歌い終わったあとに多田さんと少しお話しする場面がありました。
その際に「桐山くん、次出る時はオリジナル曲で」と多田さんが仰ったんですね。






そりゃ作りますよ…。






また出たいから作りますよそりゃあ!笑

普段から趣味程度に曲作りはしていまして。
思い付いたフレーズをピアノで弾いて録音したり、歌詞をメモしたり。
作詞に関してはお仕事でやらせていただくこともあるんですが、丸々1曲、自分が歌うために仕上げたことは無くてですね。

そんな事情もあって、オリジナル曲を披露するのは今回が初めてでございました。

以前から多田さんには「女性目線の歌詞書けそう」と仰っていただいていたので、取り入れてみました。


『左手』
作詞・作曲:桐山和久

隣を歩くあなたの横顔は
いつも違って見えるわ
また一つ 昨日よりもっと
私も変わりたいと思ったの

どれだけ話しても足りないわ
会いたいときに会えないとつらいわ

嫌いじゃないの
でも もう好きじゃないわ
あなたは今 私を想って
泣いていることでしょう
私 冷たいよね

隣を歩くあなたの掌は
いつも温かかったわ
その右手が優しいから
離したくないと思ったの

どれだけ会ったって足りないわ
あっという間に過ぎてく時間もつらいわ

たくさん教えてくれてありがとう
あなたと残した思い出も
泣いていることでしょう
私 自分勝手よね

あなたと過ごした時間でさえも
嫌いになりたいの 出来るならば

嫌いになれないの
今もずっと
紡いだ言葉 一つ一つ
いつまでも愛おしいの
私 なんで泣いてるんだろう

自分から振ったくせに、拭いきれない未練があるというか。
終わったはずなのにどうしてこんなに考えちゃうんだろう…みたいな、そんな歌詞。

手を繋いだ時、彼の右手の温もりを感じていたのは、自分の左手ですよね。
その左手に残った温もりから、彼のことを思い出してしまう。

だから歌詞には登場しないけど、タイトルは『左手』なのです。


感想のメッセージ、たくさん届いております。
アンケートも読ませていただきました。
ご来場くださった皆様、配信をご覧くださった皆様、ありがとうございました!




《Today's music》
道 / 宇多田ヒカル


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