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2021シーズン終了。

2m20を割ったシーズンは大学4年生2017年ぶり。
自己記録も2018年の7月に出したっきりもう3年以上出せてない事になります。
今年は両足の足首を捻挫するという、そんなことあんの?というようなパプニングも。
怪我というものが如何にパフォーマンスに影響するかを痛感しました。
要するにパッとしないシーズンだったわけですが、お陰でまた冬本気になれそうです。

今年の戦績は以下の通り、

最後にシーズンワースト記録を持ってきちゃう辺り、地獄の冬季練習が待ってるぞと言われてる気分です。

Jump Festival

その最後のJump Festivalが凄く良かった。
法人の代表を務める衛藤さんをはじめ、普段選手として大会に出てる方々も作る側回ったり、ボランティアの人が楽しそうに競技に関わってたりして。
非日常的な空間でした。
自分も第1回に出場できた事で、
『これが、1から作り上げた大会か…!』というの感じたりして。笑

ジャンプ競技の魅力をもっと上げていけるような大会・イベント運営にこれからも期待しているし、何か手伝えたらなとも思ってます。

今年は東京五輪が終わったこともあり、数々の名立たる選手が引退を発表しました。
私にとっては衛藤さんの引退がまさに驚かされたというもので、
というのも、私が走高跳に初めて触れた中学3年、本格的に興味を持ち始めた高校時代、その時既に、戸邉さん・衛藤さん・髙張さんと言えば、絶対に崩せない3強としてトップに立ってました。
私含め、この3人を見て育って来た!という人達も多いんじゃないでしょうか。

テレビやネットで跳躍を見続けるだけの遠い存在でしたが、少しずつ同じ大会に出られるようになって。

初めて衛藤さんと試合をして、初めて言葉を交わした時のことを未だにしっかり覚えてるんですけど、
2014年、私が大学1年生の時の日本ICで、私が2位で優勝が当時大学院生の衛藤さんでした。
試合後ひと言お疲れ様でした!なんて挨拶しに行った時に、「1年生でよく跳ぶねー」なんて言ってもらって、ちょっと浮かれたりして。笑

その後、日本選手権・グランプリ・国体・実学・etc…
何回何十回と挑みましたが1回も勝てませんでした。
本当に1回も、上の順位に、行かせてもらったことない!

走高跳は比較的水物競技というか、ダイナミックな跳躍の裏には実は繊細な技術が求められたり、タイミングがシビアだったりと、様々な要素が絡み合ってるので、
調子が良く、条件が噛み合えば記録が一気に5cm10cm伸びることなんてザラにあるし、逆に2m20.30の記録を持っていても少しのズレで翼をもがれたかのように全く跳べなくなるし。

良い言い方をすれば大物食いが起こり易い種目なのに、衛藤さんの安定感と勝負強さの前では全く歯が立ちませんでした。
これがオリンピアンか… と何度思った事か。

まだまだ全然やれるのに、一線を退かれると言うのは、勿体ないなという気持ちがあるのが本音ですが、
衛藤さんがやり切ったとひと区切りをつけて、これからやりたい事に専念されるのであれば、全力で応援します!

本当にお疲れ様でした!



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