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幸せとは何かを感じる作品

先日、映画「クライマッチョ」を観賞。クリントイ-ストウッド監督、主演映画。主人公マイク(イ-ストウッド)はかつてロデオスターとして名を馳せていたが、落馬事故をきっかけに落ちぶれた人生を歩む。ある日、かつての仕事仲間より、メキシコで母親と一緒にいる息子をアメリカまで連れてきてくれないかと依頼される。渋々依頼を受けたマイクが依頼主の息子と旅をする中で様々な人達と出会い、体験していき、マイクや息子の変化を描いていく。
この映画のタイトルにある「マッチョ」は「強さ」という意味だけど、そこではなく、幸せとは何かということと、人は人によって、さらに自然や動物と関わることで大きな変化をすることがこの作品を通して感じました。当たり前だけど、自分勝手で感謝や親切心がなく、人のことなどどうでもいいという人の側で一緒に生活している人が、温かい性格になるはずがなく、依頼主の息子は最初、誰にも心開かず、信じられる人がいませんでした。それがマイクと一緒に旅をし、人間性に触れていく中で、心を開き始めていきました。さらに旅の途中で出会った人達の親切に触れたり、動物の世話や人の役に立つことで幸せを感じていく様子が印象的でした。またマイク自身も親切で暖かい人達との出会い、小さい子供達との触れ合いやお世話、町の人達の役に立つことで、自身を取り戻し、幸せを感じていました。
他者貢献をすることで得られるものは、かけがえのない幸せなんだなと。とても人生の幸せを考えさせる作品でした。

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