いきなりステーキ「大量閉鎖」によって株価はどう推移しているのか?
私も大好きないきなりステーキだけど、最近いい話を聞かない。拡大しすぎたのと競合が出てきているのが原因らしい。ニュースではネガティブ情報しか出ていないけど、実際にはどうなのか?
3年週足
長期で見るとまだまだ下がっていくように見えます。いきなりステーキの勢いに合わせて株価が上がってきていたが、それ以降は下がり続けています。
ペッパーフードサービスが運営しているのですが、なぜいきなりステーキブランドの話ばかりになるのか?それは事業別の売上シェアを見てみれば一目瞭然です。
決算書情報
※ペッパーフードサービス2019年決算書より
いきなりステーキの売上シェアは83%!ペッパーランチ事業が売上を伸ばしているのに注目されないのは影響力を見ても納得できる。
しかしペッパーランチの営業利益の高さは流石です。
店舗売上推移
そこまで売上シェアがある業態が下がり続けていて、新型コロナの影響で5/15に予定されていた4半期決算発表も延期されています。
確実に売上にマイナスインパクトがある内容だけに株価が下がり続けているのも分かります。
人材不足対策でタイミーの導入
私はマイナスの評価をしています。タイミーはスキマ時間で働けるスキマバイトアプリです。メリットは当日の人不足を解消できる点です。しかしデメリットはいきなりステーキに愛着のないスタッフが増えることによって、店舗ブランド力が低下することです。
実際に導入した8月から売上は低下しています。
タイミーを決算書に載せる前に人材対策でやることがもっとあると思います。企業は人材で決まります。タイミー経由の人材増加によって着実に競合競争力は低下していくと思われます。
店舗閉鎖
今回のニュースにある店舗閉鎖だがこれは計画されていないことではなくて計画通りの店舗閉鎖だという事です。
新型コロナの影響
※NIPPONの数字から参照
やはりかなりの影響を受けています。店舗の閉鎖計画を更にすすめることになりそうですね。
半年日足
4/3 336円を記録してから徐々に上がってきている。新型コロナの影響も薄くなっていく中で好感されています。
私も株買いを意識して注目していきたいと思っています。