【ラーメン屋】ビジネスモデル~仕組みからマネタイズまで~
日本にはラーメン屋が35,000店あると言われています。
ラーメン屋を始めようと思うとまずは店舗を用意する必要があります。
20坪の店舗であれば「物件取得費300万」「内装工事費750万」「厨房設備費350万」「資格取得費3万」「広告宣伝費40万」おおよそ1450万円ほどかかります。
1杯のラーメンを作るのにかかる原価は約30%。
1000円でラーメンを売ると700円の粗利益が残ります。
初期費用の1450万円の投資費用を回収しようと思うと20,714杯売らなければいけません。
経営の工夫 ・ガス代の節約として中古の圧力鍋を使う。 ・手作りチラシを刷ってポスティングやハンディング(手渡し)をする。 ・メニューが増えれば増えるほど食材ロス(廃棄)がでる可能性が高まり、調理のオペレーション(手間と効率)が悪くなります。できるだけお客様のニーズにあったメニューのみに絞るようにする。 ・トッピングやセットメニューでお客様をひきつければ客単価は上がります。ラーメン屋で一番高粗利のトッピングは海苔です。約20円の原価で100円ほどで販売できます。
ラーメン屋は1日100杯売れれば繁盛店と言えます。20坪の店舗であれば30席ほどです。100杯売るためには1日に3.3回転はしないといけません。ピークタイムは11時30分からの2時間。18時からの3時間。合計5時間程度です。
ラーメン屋経営は難しい。
1年以内に4割のラーメン屋がつぶれてしまう。 つぶれないために必要なのが、 ・美味しいラーメン ・ラーメンを売り込む販売戦略 ・運営していく経営力
どれか一つでも欠ければお店を継続していくのは非常に難しいです。