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怪我をすると何が起きるのか

皆さん、怪我はしたことあるでしょうか?

私は日常生活でもたくさん怪我をしました

こどもの頃にかけっこをして捻挫
転んで打撲
高い段差から落ちて肘を骨折
等々…

今思えば、どれも情けない程の怪我の仕方

陸上を始めてからも

両脚のシンスプリント
両脚の膝蓋腱炎
慢性的な腰痛、肩こり

一年に数回はこれを繰り返していました。

当時の自分含めて、運動してる人もしていない人も

「怪我しても痛みが無くなればオッケー!」

という方は多いのではないでしょうか

しかし!

そこに落とし穴がありましたし、当時の自分にも教えてあげたい

あるいは、今足が抜けるような症状がある方はもう一度ご自身の体を見直すきっかけとなれば幸いです。

怪我=組織の損傷

今回のテーマは

"怪我が起こると体の中では何が起こるのか"

これについてお話ししようかと思います。

まず、怪我をするということは
"何らかの組織が損傷する"
ということです。

組織が損傷するとどうなるかというと"発痛物質"を産生します

この発痛物質が神経、脊髄、脳へと伝わり、私たちは

痛い!

と感じることができるわけです。

また、脳への伝達とは別に
"交感神経を異常興奮させる"
という作用が起こります。

交感神経とは、体を活性化させる時に主に働くもので、これが異常興奮状態となると血管が収縮し栄養が組織に届かなくなります

組織(主に筋肉)にはポンプ作用という血液を送ってくれる働きがあるため、栄養の少ない組織は血液を送る機能も低下してさらに循環不良を起こします。

その結果、組織には老廃物が溜まり、新鮮な血液が届かず栄養不足が続くことで

組織変性が起こります

この反応は始めに怪我をした部位
進行していくと徐々に全身に広がっていきます。

つまり最終的に

全身に影響を及ぼす

ということです

下半身から上半身
上半身から下半身

どちらでもあり得ることです。

その為"足が抜けるような症状"
というのはココをやれば良くなる!
ということは私の身体では出来ませんでした。

なので、私が行なったことは

つま先から頭の先まで評価して
一つずつ問題を解決していく

この作業をずっと行い、現在ではどこが不調だと症状が出やすいのか、理解できるようになりました。

原因不明と言われてきたこの問題ですが、自分の身体の中で起こる反応を知ると糸口が見えてくるのではないかと、私は考えています。

ここまできて、ふと疑問に思う方もいるかもしれません

「結局どうしたらいいの?」

ここにいくには、最終的に起こる

"組織の変性"

これを次回はお話ししようかと思います。

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