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パチンコ依存症を克服するまでに実践したこと。

僕は約4年ほど前までは、「パチンコ依存症」でした。
パチンコ依存症を
知らない人は、いないとは思いますが一応説明すると、

パチンコ依存症は、パチンコやパチスロなどのギャンブルに対する強い依存が見られる状態です。
これはギャンブル依存症の一形態であり、以下のような特徴があります。

1.強迫的なギャンブル行動
パチンコを含むギャンブルに対する強い欲求や衝動があり、それに従ってギャンブルを続けることが特徴的です。

2.制御が難しい
ギャンブルを制御することが難しく、負けたり失ったお金を回収しようとするなど、合理的な判断が難しい状態になります。

3.生活への悪影響
仕事や家庭、健康など生活全般に悪影響が及ぶことがあります。金銭的な問題や人間関係の悪化が起こることがあります。

4.ギャンブルに時間を費やす
多くの時間をギャンブルに費やし、他の重要な活動や責任を疎かにすることがあります。

5.繰り返しの試み
負けた場合でも回収しようとして繰り返しギャンブルを行うことがあります。

パチンコ依存症は、心の健康や社会的な関係に深刻な悪影響を与える可能性があるため、早期の支援や治療が重要です。
医師や専門家の協力を得て、適切なサポートを受けることが大切です。


では、どうすればパチンコ依存症になってしまっても克服する事ができるのでしょうか。
この記事を読んでくれている方はそこが知りたいですよね。

パチンコ依存症を克服するためには、下記のような行動が役立つとされています。

1. 専門家の協力
心理療法やカウンセリングなど、専門家のサポートを受けることが重要です。依存の背後にある心理的な要因を理解し、適切な対処法を学ぶことができます。

2. 自己効力感の向上
自分の力で依存から抜け出す自己効力感を高めるために、小さな目標を立てて達成していくと良いです。

3. サポートグループへの参加
同じような経験を共有できるサポートグループに参加することで、経験やアドバイスを共有し合い、励まし合うことができます。

4. 時間の有効活用
ギャンブルに費やしていた時間を、趣味や健康的な活動に充てるようにすることで、健康な生活習慣を築くことができます。

5. 金銭管理
予算を立て、厳守することで、無駄な出費を減らし、財政面での問題を軽減することができます。

6. ギャンブル場の回避
ギャンブル場を避けることで誘惑を減少させ、断ち切りやすくなります。

これらの行動はあくまで一般的なアドバイスであり、個々の状況によってはプロのアドバイスが必要です。専門の医療機関や専門家に相談することが賢明です。

もう元の生活には戻れない。
負けた分を取り戻すまではしっかり知識を付けて
立ち回りさえしっかりすればまた勝てる!!
だから辞めなくてもいいんだ。
そう考えてしまい、辞めたいと考えるも
辞めれない日々が淡々と過ぎていく・・・
そんな自分がどんどん嫌になっていきました。

とある日にめちゃくちゃ調子がいい日が続いた期間がありました。
1カ月で40万近くの+収支の時がありました。
そのあとも定期的に+収支を継続させていた時に

「このままで自分の人生いいのだろうか?」

という言葉が頭を占領しました。

今は勝っているからいいけれど
また負けるタイミングが絶対にくる…
でも新しい台が出たら打ちたい…
新しい台が出たらどんな演出が見れるんだろう?
新しい仕組み(演出)はどんな感じのものがでるのだろう。などと…

その度に勝ちたい!!
その演出を引けたら勝てる「かも」しれない!!
そうやって考えては辞める術も調べまくりました。

やはり、そんな習慣は続かないのです…
気付いたらお店の自動ドアを開けている自分がいる。
今回は5000円だけ…と、考えて行ってしまう。

そんな中途半端なことを
繰り返していたら制裁の日が来てしまったのです。

制裁の日とは、投入額が10万を超えた時でした。
あれやこれやと
当選確率が高いものですらスルー(ハズレ)していく。
これ確定演出じゃないん!?と驚きを隠しきれない…
挙句の果てには、店員を睨みつける有様…
財布、口座にあるお金は底を尽きて打つお金もなく嫌々帰ることに。

帰り際に看板をぶん殴っては、家に着いたら自分で自分を殴っていました…(顔を…)
誰がどう見ても病気です。

空しくなりました。
正直言って、めっちゃ泣きました。
自分はなんて愚かなのだろう、情けない。
今後の生活が脅かされて初めて辞めることを決意しました。(できました。)

まず最初に始めたのが、転職活動でした。
自分は、10年近くパチンコ店で働く従業員でした。
社員であり、役職もいただいていたのでお客様と接することも多く勝っているお客様も負けているお客様も見る頻度は他の人に比べて多かったと思います。

それもあって、勝てることを期待してしまう。
だからこそ転職しよう!
まずは環境を変えることから始めよう!と考えました。
辞めることはかなり辛かったです。
10年もやっているだけあって他の仕事ができるのか不安でした。
ですが、あの悔しさ、虚しさはもう経験したくない。
と自分で自分の背中を押し続けました。

転職するためにはスキルが必要だな
では何から学ぼう?

パソコンに強くなる
動画編集
Excelの関数
ゲーム実況
カメラマン
などなどいろんなことを調べました。すると、
自分はホームページの制作をしたい!!
という興味がでてきました。
その時はコロナ前で、まだIT業界がそこまで注目されていませんでした。
人生最後のチャンスなのではないか?と考えました。
スクールに通い毎日勉強を繰り返して
ワクワクしながら働いていると…

とある日に、常連のお客様に声を掛けられました。
Aさん「お前、いくつや?」
自分 「31です」
Aさん「思ってたより歳いってるんやな~」
自分 「よく言われますw」
    ゴニョゴニョ(世間話)
Aさん「仕事探してへんか?」
自分 「え!?大絶賛転職活動中です。」
Aさん「ほんまか!介護の仕事とか興味ないか?」
自分 「お年寄りのだとちょっと抵抗あります。」
Aさん「ちゃうねん!障碍者の介助!」
自分 「心の声:ええええええええええええええええ」

これとない、パチンコ環境から脱出するチャンスが来たのです!!

まさかでしたね。

嬉しくて四六時中、ニコニコしていたのを覚えています。
そこからはトントン拍子で面接も通り
パチンコ屋さんを辞めて、介護の職員として働くことになり、新しい知識を付けるためにも勉強する時間が日々の過ごし方になっていました。
そこで一つ思ったのが「暇」というのは良く無い事なのだと感じました。
暇だから…と目的も無く過ごすことは
何か退屈な日常に刺激を求めてしまう要因になるのではないか?と考えました。
だからと言ってすべての人にそんなハードルの高いことを求めるつもりはありませんが…
何か止めたいことが見つかったらそれ以外を
楽しめる何かを見つけることが大事だと思います。

その楽しめる何かを見つけるのって難しいと思います。
ですが、
僕はその探す時間ですら楽しんでほしいと思います。

自分の本当に好きなことの探し方も調べれば出てくるかもしれません。
※自分は調べたら出てきました。
知りたい方はコメントで聞いてください。

正直なところ勉強もずっと実施できることではないのでたまに暇になることがあります。

そんな時はたまに行こうかな?
ってなるときもあります。
そのまま行ったこともあります。

ですが、どうせ当たらない、どうせ当たっても単発で終わると言葉がよぎったのです。
きっとその時に打っていたらまた同じことを繰り返していたかもしれませんね。

いろいろ書きましたが最後に一言だけ
パチンコ、パチスロは不確実性に特化した遊びです。

不確実性とは
物事がはっきりと決まっていない状態や、未来の出来事や結果が予測できない状態を指します。

勝つことが決まっていないし
そんな小銭しか稼げないギャンブルをするぐらいなら
もっとでかいところ、人生のギャンブルをした方が
僕は楽しいと思いました。

勉強という名の努力をして、その勉強した内容をアウトプットして身近な人から「ありがとう」をもらうことに注力しましょう!

ここまで読んでくださってありがとうございます。
一人でも多くの人が依存症から克服し生活が楽しくなることを願っています。

パチンコ・パチスロを
辞めたいと感じたならそこがスタートラインです。
一人では不安、自信がなければいつでも相談してください。親身になってお話聞かせていただきます。

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