「教える」を勉強したことはありますか?
僕は現在、業務委託でITのお仕事をしています。
長期の案件が少なく1年で3回、現場が変わった事もあります。配属されると色んなことをインプットしないといけません。
手順書がある現場は
まだいいのですが無い現場もありました。
その結果、口頭で教わったりするのですが、人によっては何を言っているのか全くわからない人もいます。
まるで呪文を唱えているのか?と質問したくなるような早口で機械のように喋る人もいます。
過去にパチンコ屋さんで働いていた時期には
新しく入ってきてくれたバイトの方や、異動で来られた社員さんに店舗のこと、業務のことを教えることが多々ありました。
その視点から見ても教えるって凄く難しいってずっと思っていました。そこで、教え方にもコツというか、技術があるのだろうと考えました。
その時に、色々調べて実践した事をここで共有したいなと思います。
来年の春から教える立場になる方や、指導する人を教育する立場の方が、少しでも何かの気づきに繋がればいいなと思い書かせていただきます。
良かったら最後まで見て行ってください。
教える事が必要な場面として、新しく入社された方が
その「会社のお仕事を一人で実施できるようになる」
その為にご自身で調べたりはもちろん大事ではありますが、その現場のルールなどは直接教えてもらうしかありません。
それぞれの人生の中でいろいろな考え方や価値観をもっていて、人によってはプライドもあるでしょう。
そんな大人を相手に教えるって本当に難しいですよね。
加えて、教える場面もいろいろなシュチュエーションがあります。
1.未経験者に業務の事を1から教える
2.経験者の能力を生かしつつ教える
3.苦手な分野の内容を教える
など、出しだすとキリがないです。
教えることは仕事をしている以上避けては通れません。
そんな中、少しでも
【上手に】【スムーズに】【わかりやすく】
教えられたらいいですよね!!
それではまず教えるという
業務の時に意識するべき事の1つ目が
「相手ベースで教えるペースを決める」
みなさんは
新入社員が入ってきたらまず何を教えますか?
社会人としてのマナー?
電話の対応方法? ビジネスライクな言葉遣い?
挨拶?…とまあ教える事は山のようにありますよね。
というのもあって教える時って人によっては
一生懸命になりあれも、これもって教えたがります。
教える時間は1時間しかないのにあれもこれも教えないといけない。と、相手はメモも取れやしない…
あげく、あの時のために、この時のためにと、
教える側の立場の人が経験した事を言葉で伝えても
イメージが難しいし、入ってきた方は僕らの想像以上にインプットする量が膨大です。
ワーキングメモリが多い人もいれば少ない人もいます。
発信(アウトプット)したなら
受信(インプット)してもらえないと同じ事を聞かれます。
それだと、時間を作った意味がありません。
なので、相手が話を聞いて理解に追いついているか追いついていないか、「反応」を見てあげて下さい。
「専門用語を極力使わずに説明する」
これは本当に多くの方が該当するのではないですか?
専門用語ってなんか使ってるとカッコよく見えたり、
その分野に精通した人という印象を与えそうですよね。
ですが、小学生に英語でいきなり喋りかけても伝わらないように、知らない言葉を言われても話が噛み合わなくなるだけです。
知らない言葉が耳に入ると
「〇〇ってなんだったっけ?」
という言葉が脳裏を過ります。
その間に話は進み、置いてけぼりになります。
その1.で書いた
「相手の反応を見る」はここでも役に立ちます。
専門用語は「極力」
使わないというのがポイントになってきます。
教わる側も、知らないかもしれませんが、仕事をしていく以上覚えていく必要があります。
教えている中で専門用語を使わないといけなくなったら○○ってわかる?知っている?と、聞いてみるといいと思います。
「相手がどんなタイプかを知る」
たまにいますよね…めちゃくちゃ賢いタイプの人。
1教えたら、10までわかっちゃう人。
人生で1人だけであったことがありますが
どんな脳みそをしているのか見せてほしいぐらい謎です
冗談はさておき…
まあ普通は1から順に教えていくものです。
教えていくと丁寧に1から順番に10まで教えていかないといけないタイプと5ぐらいまできたらコツをつかんだように色々できるようになる人とほんと様々です。
そうやってかれこれ100人は見てきた僕は考えました。
仕事の話をするのは二の次にして、その人と少しでもいいので仕事以外の会話をしてから教えるという業務を始めるのはどうかと。
実際コミュニケーション能力が高い方には
かなり効果がありました。
逆にコミュニケーション能力が低い人にはダメでした…
やはり人間「十人十色」という言葉があるように
教え方も10人いたら10通りのやり方をマスターしておかないといけないなと感じましたね。
はい、ちょっと短い気もしますが最後に一言。
そもそも教わる気がない、やる気がない
意識が低い、仕事に対して無気力な人もいます。
教える側、教わる側がいて初めてできる事でありお互いが、同じ土俵に立って初めてコミュニケーションが成立します。
教える、教わるに限ったことではありませんが、
コミュニケーションが大事ということです。
こちらがどれだけ教える技術や知識が長けていたとしても教わる側の人が教わる気がなければ話になりません。
相手が全然仕事を覚えてくれない時に、
「自分は教えるのが下手なのだ。」と落ち込まずに、
まずは、相手を土俵に立たせることから始めてみてはいかがでしょうか。
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それでは次回の記事でお会いしましょう(^^)ノシ
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