シスコ、2024年度第4四半期ならびに通期業績を発表(2024/08/15、ニュースリリース)
※米シスコからニュースリリースが来ました!
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シスコ、2024年度第4四半期ならびに通期業績を発表
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ニュースサマリー:
● 受注増加率は14%で、前年同期比6%増に(Splunkを除く)
● 2024年度第4四半期の売上高は136億ドルで、業績見通しの上方予想を上回る
● 利益率は好調:
● 2024年度第4四半期におけるGAAPベースの粗利益率は64.4%、Non-GAAPベースの粗利益率は67.9%に
● 2024年度におけるGAAPベースの粗利益率は64.7%、Non-GAAPベースの粗利益率は67.5%となり、過去20年間で最高を記録
● 2024年度におけるソフトウェアおよび経常利益に関する指標はSplunkによって向上し、堅調な成長を示す
● サブスクリプション総売上高は274億ドル(Splunkを含む)で、シスコ総売上高の51%を占める結果に
● 総経常利益(ARR)は296億ドル(Splunkの43億ドルを含む)で、前年同期比22%増に
● ソフトウェア総売上高が前年同期比9%増の184億ドルとなる中、ソフトウェア サブスクリプション売上高は前年同期比15%増の164億ドルと、ソフトウェア総売上高の89%を占める結果に
● 2024年会計年度第4四半期業績:
● 売上高:136億ドル
● 前年同期比10%減
● 1株当たり利益:54セント(GAAPベース)、87セント(Non-GAAPベース)
● GAAPベースの1株当たり利益は前年同期比44%減
● Non-GAAPベースの1株当たり利益は前年同期比24%減
● 2024年会計年度業績:
● 売上高:538億ドル
● 前年同期比6%減
● 1株当たり利益:2ドル54セント(GAAPベース)、3ドル73セント(Non-GAAPベース)
● GAAPベースの1株当たり利益は前年同期比17%減
● Non-GAAPベースの1株当たり利益は前年同期比4%減
● 2025年会計年度第1四半期ガイダンス
● 売上高:136億5,000万ドル~138億5,000万ドル
● 1株当たり利益:35セント~42セント(GAAPベース)、86セント~88セント(Non-GAAPベース)
● 2025年会計年度ガイダンス:
● 売上高:550億ドル~562億ドル
● 1株当たり利益:1ドル93セント~2ドル5セント(GAAPベース)、3ドル52セント~3ドル58セント(Non-GAAPベース)
シスコは、2024年7月27日を期末とする2024年会計年度第4四半期および通期の業績を発表しました。2024年会計年度第4四半期の売上高は136億ドルでした。また、同第4四半期の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースでは22億ドル(1株当たり54セント)、Non-GAAPベースでは35億ドル(1株当たり87セント)でした。
シスコの会長兼CEOであるチャック・ロビンス(Chuck Robbins)は次のように述べています。「当社は、好調な業績で2024年度を終えることができました。今四半期では、AI時代の組織が持つあらゆる側面で安全を確保しながらネットワーク接続を行いたいお客様がシスコを活用する中、事業全体で受注が増加しており、お客様からの需要が安定していました。」
また、シスコのCFOであるスコット・ヘレン(Scott Herren)は次のように述べています。「今四半期の売上高、粗利益率、1株当たり利益は、業績見通しの上方予想と同等あるいはそれを上回る結果でした。これは、当社の経営規律の高さを裏付ける結果です。今後もより良い成果を挙げることを目指し、投資利益を維持しながらAI、クラウド、サイバーセキュリティ分野の競争で勝利すべく投資を行い、成長と着実な業務遂行の実現に注力してまいります。」
(以下の表は、下記のURLでチェックを)---
< https://news-blogs.cisco.com/apjc/ja/2024/08/15/2408/ >
GAAPベース(2024年会計年度第4四半期)
2024年会計年度第4四半期 2023年会計年度第4四半期 対前年同期比
売上高 136億ドル 152億ドル 10%減
純利益 22億ドル 40億ドル 45%減
希薄化後1株当たり利益(EPS) 0.54ドル 0.97ドル 44%減
Splunkの買収および資金調達コストは、2024年度第4四半期におけるGAAPベースの1株当たり利益に対して0.16ドルのマイナス影響をもたらしました。
non-GAAPベース(2024年会計年度第4四半期)
2024年会計年度
第4四半期 2023年会計年度
第4四半期 対前年同期比
純利益 35億ドル 47億ドル 25%減
EPS 0.87ドル 1.14ドル 24%減
Splunkの買収および資金調達コストは、2024年度第4四半期におけるNon-GAAPベースの1株当たり利益に対して0.04ドルのマイナス影響をもたらしました。
GAAPベース(2024年会計年度通期)
2024年会計年度 2023年会計年度 対前年同期比
売上高 538億ドル 570億ドル 6%減
純利益 103億ドル 126億ドル 18%減
EPS 2.54ドル 3.07ドル 17%減
Splunkの買収および資金調達コストは、2024年度におけるGAAPベースの1株当たり利益に対して0.25ドルのマイナス影響をもたらしました。
non-GAAPベース(2023年会計年度通期)
2024年会計年度 2023年会計年度 対前年同期比
純利益 152億ドル 160億ドル 5%減
EPS 3.73ドル 3.89ドル 4%減
(ここまで)---
Splunkの買収および資金調達コストは、2024年度におけるNon-GAAPベースの1株当たり利益に対して0.04ドルのマイナス影響をもたらしました。
シスコ、四半期配当金を発表
シスコは、今四半期の配当金を1株あたり40セントとし、2024年10月2日の業務終了時点で株主名簿に記載のあるすべての株主に対して、2024年10月23日に支払いを行うと発表しました。さらなる配当金の分配については、取締役会の承認に基づき決定されます。
2024年会計年度第4四半期決算概要
(特に記載のない限り、相対比率(%)はすべて前年比です)
2024年会計年度第4四半期の特記事項
売上高:2024年会計年度第4四半期の総売上高は、10%減の136億ドルでした(製品売上高15%減、サービス売上高6%増)。2024年会計年度第4四半期における総売上高のうち、約9億6,000万ドルをSplunkが占めています。
売上高を地域別に見ると、Americas(米国、カナダ、南アメリカ)が11%減、EMEA(欧州、中東、アフリカ)が11%減、APJC(アジアパシフィック、日本、中国)が6%減となっています。製品売上高の業績には、セキュリティ(81%増)およびオブザーバビリティ(41%増)の成長が反映されています。ネットワーキングは28%減となりました。コラボレーションの製品売上高は横ばいでした。Splunkを除いたセキュリティおよびオブザーバビリティの成長率は、2024年度第4四半期においてそれぞれ6%と12%でした。
粗利益率:GAAPベースの総粗利益率、製品粗利益率、サービス粗利益率は、それぞれ64.4%、63.0%、67.8%となっています。これに対して、2023年会計年度第4四半期のGAAPベースの粗利益率は、それぞれ64.1%、63.6%、65.7%でした。
Non-GAAPベースの総粗利益率、製品粗利益率、サービス粗利益率はそれぞれ67.9%、67.0%、70.3%で、これに対し2023年会計年度第4四半期は65.9%、65.5%、67.5%でした。
地域別の総粗利益率は、Americasが67.7%、EMEAが69.2%、APJCが66.4%となっています。
営業経費:GAAPベースの営業経費は12%増の62億ドルで、売上高の45.2%を占めています。Non-GAAPベースの営業経費は4%増の48億ドルで、売上高の35.4%を占めています。
営業利益:GAAPベースの営業利益は38%減の26億ドル、営業利益率は19.2%でした。Non-GAAPベースの営業利益は17%減の44億ドル、営業利益率は32.5%でした。
所得税引当金:GAAPベースの税引当率は9.8%、Non-GAAPベースの税引当率は16.6%となりました。
純利益と1株当たり利益:GAAPベースの純利益は45%減の22億ドル、1株当たりの利益は44%減の54セントでした。Non-GAAPベースの純利益は25%減の35億ドル、1株当たりの利益は24%減の87セントでした。
営業活動によるキャッシュフロー:2024年会計年度第4四半期の営業活動によるキャッシュフローは37%減の37億ドルでした。これに対し、2023年会計年度第4四半期は60億ドルでした。
2024年会計年度通期の特記事項
売上高:2024年会計年度通期の総売上高は、6%減の538億ドルでした。2024年会計年度通期における総売上高のうち、約14億ドルをSplunkが占めています。
純利益と1株当たり利益:GAAPベースの純利益は18%減の103億ドル、1株当たりの利益は17%減の2ドル54セントでした。Non-GAAPベースの純利益は152億ドルで、2023年会計年度通期に対して5%減となりました。1株当たりの利益は4%減の3ドル73セントでした。
営業活動によるキャッシュフロー:2024年会計年度通期の営業活動によるキャッシュフローは45%減の109億ドルでした。これに対し、2023年会計年度通期は199億ドルでした。
財務上の特記事項
現金及び現金等価資産ならびに投資総額:現金及び現金等価資産ならびに投資総額は、2024年会計年度第4四半期末時点で179億ドルでした。これに対し、2024年会計年度第3四半期末時点では188億ドル、2023年会計年度末時点では261億ドルでした。
残存履行義務(RPO):RPOの総額は18%増の410億ドルでした。この金額の51%については、今後12カ月の間、売上高と見なされます。製品RPOは27%増、サービスRPOは10%増となっています。
繰延収益:繰延収益は、合計11%増の285億ドルとなっています。このうち、製品繰延収益は15%の伸び、サービス繰延収益は9%の伸びとなっています。
資本配分:2024年会計年度第4四半期、シスコは自社株買戻しと配当金を通して36億ドルを株主の皆様に還元しました。1株当たり40セントの配当金(総額16億ドル)を申告し、支払いました。また、株式買戻し計画に基づき、普通株約4,300万株を1株当たり平均46ドル80セントで買い戻しました(買戻し総額20億ドル)。同プログラムでの株式買戻し承認額の残高は約52億ドルとなりました。これらの株式の買い戻しには特に期限は設けられていません。
ガイダンス
シスコは、2025年会計年度第1四半期の業績について以下のような見通しを立てています。
2025年会計年度第1四半期
売上高:前年同期比136億5,000万ドル~138億5,000万ドル
Non-GAAPベースの粗利益率:67%~68%
Non-GAAPベースの営業利益率:32%~33%
Non-GAAPベースの1株当たり利益:86セント~88セント
2025年会計年度第1四半期のGAAPベースの1株当たり利益は、35~42セントになる見込みです。
シスコは、2025年会計年度の業績について以下のような見通しを立てています。
2025年会計年度
売上高:550億ドル~562億ドル
Non-GAAPベースの1株当たり利益:3ドル52セント~3ドル58セント
2025年会計年度のGAAPベースの1株当たり利益は、1ドル93セント~2ドル5セントになる見込みです。 2025年会計年度第1四半期及び2025年会計年度通期のガイダンスにおいては、GAAPベースおよびNon-GAAPベースの業績について、実効税率をそれぞれ約17%および約19%と想定しています。
シスコシステムズ合同会社について
シスコはあらゆるものを安全につなぎ、あらゆることを可能にする世界屈指のテクノロジー企業です。お客様によるアプリケーションの再構築、ハイブリッドワークの推進、企業のセキュリティの確保、インフラストラクチャの変革、サステナビリティ目標の達成を支援することで、すべての人にインクルーシブな未来を実現することをパーパスに掲げています。
*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)
**当資料は、2024年8月14日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
***財務諸表の参照は以下のWebサイトをご参照下さい。
URL: https://newsroom.cisco.com/c/r/newsroom/en/us/a/y2024/m08/cisco-reports-fourth-quarter-and-fiscal-year-2024-earnings.html
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